on 2024.8.25

EXHIBITION:
アーカイブルーム2024
picup artist : 伊吹 拓(画家)


9月の展覧会:
アーカイブルーム2024
ピックアップアーティスト:伊吹 拓(画家)
 
2024年9月21日(土) - 10月26日(土) 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
 

ブルームギャラリーは、2024年9月21日(土)より、新プロジェクト「アーカイブルーム」のお披露目展覧会として、関西を拠点に活動する画家・伊吹拓氏を選出し、彼のごく初期の写真や絵画作品、関連資料を中心にご紹介いたします。
 
「アーカイブルーム」は、思い出や作品を次世代に伝えるためのフォトアーカイブプロジェクトです。ブルームギャラリーの15周年を記念してスタートしたこのプロジェクトは、写真プリント「マイコレプリント※」を活用した独自のファイリングシステムで作家活動を残していくことで、作家の創作の原点を探り、写真の価値とその可能性を追求します。
 
プロジェクト1年目の2024年は、画家・伊吹拓氏をピックアップし、彼の大学院時代までの初期作品にスポットを当てます。ブルームギャラリーの展示空間を「Archive Room」と捉え、作品や資料の展示をご覧いただく中で、伊吹拓の創作の背景や源、軌跡をたどることができます。また、閲覧コーナーでは、本展に合わせて制作した伊吹拓の作品コレクションアルバムをご覧いただくことで過去から現在に至るまでの作品の推移を垣間見ることができます。
 
本展では、ギャラリー空間で作品を鑑賞するだけにとどまらない対話型の展覧会を目指しています。忙しい日常の中で後回しにされがちな、これまでの活動の振り返りやルーツ、自分の大切にしていることなど、伊吹拓の作品と向き合う中で、ご来場の皆様ご自身の感覚や想いを照らし合わせながら、新たな気づきや発見を得られる機会になれば幸いです。
16年目を迎えたブルームギャラリーの新たな試みに、ぜひご期待ください。
 
※マイコレプリントとは
ブルームギャラリーが考案した、写真プリントを用いて思い出や作品を整理する体験サービス。デジタル銀塩プリント方式を採用し、撮影したままの比率で美しくプリントを仕上げる他、見やすく整理できるファイリングシステムを採用。お気に入りの写真を集めて、自分だけの「My Collection」をつくる感覚で、スッキリと資料や写真、動画などを整理することができる。
 

◎展覧会情報
アーカイブルーム2024
ピックアップアーティスト:伊吹 拓(画家)
2024年9月21日(土) - 10月26日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎アーティストプロフィール
伊吹 拓(いぶき・たく)
 
1977年京都生まれ、大阪在住。着物の染色職人の父親と工芸を志した母親のもとに生まれ、幼少期は京都で過ごす。
大阪教育大学で美術を学び、京都市立芸術大学大学院で絵画を専攻。2001年の初個展以後、国内外のアートフェアや個展、グループ展等で展示する他、ライブペインティングやコラボレーションなど、他分野のアーティストとの競争など幅広い活動を展開している。
 
略歴の詳細はこちら
 

on 2024.2.26

EXHIBITION:
内倉真一郎展
「The Sea of Oblivion 2024」


3月の展覧会:
内倉真一郎展『 The Sea of Oblivion 2024 』
2024年3月16日(土) - 4月27日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00

 

ブルームギャラリーは、2024年3月16日(土)より、内倉真一郎展『 The Sea of Oblivion 2024 』を開催いたします。
宮崎県延岡市在住の内倉真一郎は、地元で写真館を営みながら精力的に作品を発表してきました。国内外で様々な賞を受賞するなど、今注目される作家の一人です。ブルームギャラリーでは2年ぶりとなる本展では、内倉が生まれ育ち、今も拠点としている宮崎県延岡市の海辺を舞台にした「忘却の海」の続編として、新作も交えたインスタレーション展示を初披露いたします。真っ白な空間の中で浮かび上がる漂流物の儚さと美しさをぜひ感じていただければ幸いです。皆様のご来廊を心待ちにしております。
 


◎アーティストステートメント
私は宮崎県に住み制作をしている。どこを見渡しても海に囲まれた町だ。行政やボランティアの清掃の手が行き渡った海水浴場には、美しいビーチが続く。しかしそこから少し離れた海には、正反対の世界が広がっている。漂着物や不法投棄物が打ち棄てられて忘れ去られ、誰も立ち入ることさえなくなった、現代社会のありのままの海辺の姿。
 
ゴミと化した色鮮やかさが虚しいプラスチック、手袋、おもちゃ、魚や鳥などの死骸。遠く離れた場所から時間の波にもまれ、太陽光で干からび新たな姿に変容していくものたち。現世のものとは思えぬ異様な感覚をも想起させる、人間がかつて関わっていた痕跡。
 
私は夢中で、下ばかり見ながら、一つ一つの残骸を集める。打ち棄てられた物たちは私に語りかけるように感じる。誰かが作り、誰かの手元にあり、波とともに砂浜へ。そして私と出会う。このシリーズは、その最後の在りようを記録したラストポートレートだ。
 
内倉真一郎写真集「忘却の海」より
 


◎展覧会情報
内倉真一郎展『 The Sea of Oblivion 2024 』
2024年3月16日(土) - 4月27日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 

【 イベント情報 】

◎展覧会関連イベント①
4月7日(日)10:30-14:00
EVENT「 淀川河川敷で作品撮り体験」
予約優先、参加費:1,000円
集合場所:ブルームギャラリー
撮影場所:淀川河川敷
持ち物:軍手、カメラ(スマホOK)
イベントのご予約はこちら

 


◎展覧会関連イベント②
4月7日(日)10:30-14:00
EVENT「内倉流ポートレイト撮影会」
予約優先、参加費:1,000円
集合場所:ブルームギャラリー
撮影場所:淀川河川敷
持ち物:カメラ(スマホOK)
イベントのご予約はこちら

  
◎アーティストプロフィール
内倉 真一郎(うちくら・しんいちろう)
1981年、宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)卒業後独立し、現在は宮崎県にて活動。
主な個展に『忘却の海』(2023年、GALLERY NEUTRAL、京都 [KG+ pick up] /2022年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京/2022年、BLOOM GALLERY、大阪)、『浮遊の肖像』(2022年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京/2022年、BLOOM GALLERY、大阪)、『私の肖像』(2020年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京/BLOOM GALLERY、大阪)、『十一月の星』(2018年、EMON PHOTO GALLERY、東京)、『犬の戦士団』・『十一月の星』(2018年、居藝廊G.GALLERY、台湾・台北)、『PORTRAIT』(2017年、BLOOM GALLERY、大阪)など。
 
主なグループ展に『東京写真月間2022:地域との共生』(2022年、写真の町 東川町文化ギャラリー、北海道)、『第8回大理国際写真祭』(2019年、中国・大理)、『My Body, Your Body, Their Body』(2019年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、『第2回寧波市国際写真祭』(2017年、中国・寧波)、『YP』(2017年、清里フォトアートミュージアム、山梨)など。
 
主な受賞歴に第41回キヤノン写真新世紀優秀賞 (2018年澤田知子選)、 第33回・34回・36回キヤノン写真新世紀佳作 (2010年清水穰選、2011年大森克己選、2013年椹木野衣選) 、第7回EMON AWARDグランプリ (2018年)、Wonder Foto Day キュレーター賞(2019年Kana Kawanishi選、2018年Joanna Fu選)、KONICA MINOLTA フォトプレミオ受賞(2016年)、Nikon Juna 21(2008年)など多数。
 
20238月に赤々舎より『忘却の海』を刊行のほか、主な作品集に『私の肖像』(2020年、赤々舎刊)、2022KANA KAWANISHI GALLERYより『Early works 1: Street』『Early works 2: Portrait』『佳子』『犬の戦士団』『十一月の星』『Collection』の全6タイトルを連続刊行。
 
 

on 2023.9.1

EXHIBITION:
大坪晶 『風景にさわる』


9月10月の展覧会:
大坪 晶 『風景にさわる』
2023年9月9日(土) - 10月28日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
 

 

ブルームギャラリーは、2023年9月9日(土)より、大坪晶個展「 風景にさわる 」を開催いたします。
 
大坪晶(おおつぼあきら)は、大学で臨床心理学を学んだ後に、東京藝術大学やプラハ工芸美術大学で現代美術としての写真を学びました。在学中から現在に至るまで、一貫したテーマとして「人間の存在と記憶の関係性の考察」を掲げており、これまで写真作品やコラージュ作品、インスタレーション作品など、多様なアプローチから記録と記憶の関係性を探究し作品を発表してきました。
 
ブルームギャラリーでは3年振りの個展となる本展では、「風景」をテーマに人間の群衆の写真を重ね合わせたコラージュ作品と映像や写真を使ったインスタレーション作品を展示致します。
展覧会のたびに、鑑賞者に新たな体験を導き出す大坪晶の新作にぜひご期待ください。


風景画像がランドスケープ(景観)として認識されるには、人間の記憶に結びついていることが条件になる。そもそも見たことのないものを知覚することはできないのだから。風景にまつわる記憶とは、幼い頃に手を引かれてみた情景もあれば、媒体を通じて繰り返し呈示される象徴的図像もある。よって風景をみるということは、個別の、あるいは集合的な記憶に改めて出会いなおすことではないだろうか。今回は、風景動画と、ある被写体を追いかけて撮影した画像を壁面で再構成することにより、主体と客体、知覚と想起の関係を考えることにした。

大坪晶

『風景ー桜 ( 井原堤 )』 コラージュ , 写真 , ゲータフォーム , 藁半紙、米糊, 2700×900mm

『空を撃つ』2023 , 10×10×2cm, デジタルCプリント、

『スプリンクラーをとめる』2023, サイズ可変, ビデオインスタレーション1分15秒

 


◎展覧会情報
大坪 晶『風景にさわる』
2023年9月9日(土) - 10月28日(土)

最終日は15:00まで


会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎オープニング レセプション
2023年9月9日(土)17:00〜19:00
 
◎アーティストプロフィール
大坪晶 | Akira Otsubo
 
1979年兵庫県生まれ。神奈川県在住。2001年京都文教大学臨床心理学科卒業、2011年東京藝術大学先端芸術表現科専攻修士課程修了。2013年プラハ工芸美術大学(UMPRUM)写真スタジオ専攻修士課程修了。アーカイブ資料の分析と研究を背景とした作品制作を行なっている。写真や映像にフィクショナルな操作を加えることで、史実を寓話的な記憶として提示しようと試みている。
 
作家ウェブサイト

on 2023.8.01

Information:
『夏季休廊日のお知らせ』



 
ブルームギャラリーは、以下の期間、夏季休廊とさせていただきます。
 
◎実店舗(ブルームギャラリー)
8月2日(水)〜9月8日(金)
 
◎オンラインストア
8月11日(金)〜8月15日(火)
 
上記期間のオンラインストアでのご注文やお問い合わせは、2023年8月16日(水)より順次ご対応させていただきます。
 
次回の展覧会は 99日(土)よりスタート。大坪晶「風景にさわる」をぜひご期待ください。
 
 

on 2023.6.10

EXHIBITION:
 『しせい』


6月-7月の展覧会:
『しせい』
2023年6月17日(土) - 7月29日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
OPEN:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
CLOSE:日月火曜日

※6月より営業時間が変わりました。

 

 

 
ブルームギャラリーは、2023年6月17日(土)より 写真展『しせい』を開催いたします。
 
本展は、大竹央祐(写人)と辺口芳典(詩人)が撮った写真を軸に 、寺田英史(設人)、舩橋耕太郎(工人)、窪山洋子(大人)が会場設営等を担当する、即興と創造性が融合した展覧会です。
 

大阪を拠点に活動する5人のメンバーが集結し、それぞれの専門性とアイデアを持ち寄り、対話を重ねながら展覧会をつくる本展は、一見、混沌とした状態に見えながらも、型にはまらない豊かで多画的な空間を創り出します。来場者も、回遊しながら写真と対峙することで、それぞれが自由な解釈をもって、意味や秩序を見つける場になることでしょう。
 
会期中には4つの関連イベントを開催!写真を見たり、触れたり、語り合える場を多数ご用意しております。
 
今年で開廊15年目を迎え、まちの写真屋さんとしても新たなスタートを切ったブルームギャラリーで、新しい形の写真体験をぜひお楽しみください。
皆様のご来場を心からお待ちしております。
 

◎展覧会に寄せて

写すことから立ち上がってくる思考と整理整頓、
トマソンめいた施工と飾らない写真、
それぞれのPick upとPut itを楽しむ写真展です。
 
自分の写した写真が他人のものになるおもしろさを考えています。
他人の写した写真を自分ごとにできたときの可笑しさ。
 
みんなが参加できる遊びが市井(しせい)なんだなと思う。
 
みんなの写真であると同時に
みんなのまち。
 
 
大竹央祐(写人)、辺口芳典(詩人)、
寺田英史(設人)、舩橋耕太郎(工人) 窪山洋子(大人) 
 
 


◎展覧会情報
『しせい』

(大竹央祐、辺口芳典、寺田英史、舩橋耕太郎、窪山洋子)

2023年6月17日(土) - 7月29日(土)

会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
OPEN:水曜日から土曜日 10:30 - 17:00
CLOSE:日月火曜日

※6月より営業時間が変わりました。

HP:https://www.bloomgallery103.com 

入場無料、一部有料イベントあり
 

◎関連イベント①
6月30日(金)19:00-21:00
TALK「金曜の会 × 建築の施工と写真」
予約不要、入場無料
会場:ブルームギャラリー
 
◎関連イベント②
7月2日(日)10:00-12:00 / 14:00-16:00
WORK SHOP「写真を水で貼っつけるWS」
雨天時は7月9日(日) 14:00-16:00で開催
予約不要、参加費:大人500円・子供無料 
集合場所:ブルームギャラリー
 
◎関連イベント③
7月28日(金)19:00-21:00
WORK SHOP「写真を見て閃く文を書くBar」
予約不要、参加費:大人500円・子供無料 
集合場所:ブルームギャラリー
 
◎関連イベント④
7月29日(土)17:00-18:00
CLOSING EVENT「写真を植えにいく」
予約不要、参加費無料
集合場所:ブルームギャラリー

 

on 2023.4.20

EXHIBITION:
 『What is collotype』展


4月-6月の展覧会:
『What is collotype』展

〜便利堂 コロタイプ作品展〜

2023年4月22日(土) - 6月3日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
OPEN:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
CLOSE:日月火曜日
     GW期間(4月29日~5月9日)
     5月12日(金)は便利堂工房見学のため休廊
 
 
 
ブルームギャラリーは、2023年4月22日(土)より、『What is collotype?』展を開催いたします。
 
京都にある便利堂は、明治20年に創業し、明治38年に写真古典技法のコロタイプ工房での活動をスタートさせました。以来、美術図録や美術品複製にコロタイプを用い、文化財の保存や公開、研究に大きく貢献。現在ではコロタイプを実践する工房は希少となる中、繊細な多色刷りコロタイプの技術を次世代に繋ぐべく、今もなお精力的に活動を続けています。
 

コロタイプは、1855年にフランスの科学者アルフォンス・ポアテヴァンによって発明された古典印画技法の一つであり、写真製版印刷の方法として発展しました。当時の写真プリントは画像の保存性が低く、次第に退色したり変色してしまうという欠点がありました。それを補うために、顔料を用いるさまざまなプリント方法が考案され、その中で確立された技法の一つがコロタイプです。
(コロタイプの説明は便利堂のウェブサイトより引用)
 
本展では、展覧会タイトル「 What is collotype? 」が示すとおり、コロタイプの歴史や特徴、色表現の奥深さについて、実際に工房で制作した作品群を会場でご覧いただく中で、その魅力にせまります。
 
会場では、便利堂さんの特徴とも言える多色刷りのカラー作品と一色刷りのモノクロ作品の2種類を展示。カラーコロタイプの作例として、Saul Leiter(ソール・ライター)の「1950s New York」シリーズより3点、Charlotte Dumasの「STAY」より1点を展示します。
また、一色刷りの作例としては、2014年よりスタートし、本年で10回目を迎える便利堂主催のコンペティション「ハリバンアワード」で選出された歴代受賞者4名(Awoiska van der Molen、Antony Cairns、Stephen Gill、Margaret Lansink)の作品の中から厳選したプリントが並びます。それぞれの作品に合った紙選びや色表現をぜひお楽しみください。
 
また、5月12日(金)には、便利堂さんの工房見学やコロタイプ体験イベントを開催。普段なかなか見ることができない便利堂さんの工房内を見学する中で、実際の制作過程もご覧いただけます。実際にコロタイプの手刷り体験の時間もありますので、ご自身で刷ったポストカードを是非お持ち帰りください。とても貴重な機会となりますので、コロタイプ表現にご興味がある方にはぜひご参加ください。
 
なお、2023年6月15日まで10回目のハリバンアワード2023の募集をしております。
コロタイプで作品を制作してみたい方は、コンペティションのサイトをご覧ください。
 
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
©Saul_Leiter ©Chalotte_Dumas ©Awoiska_van_der_Molen ©Margaret_Lansink ©Antony_Cairns ©Stephen_Gill
 

◎ハリバンアワードとは

便利堂が主催するハリバンアワードは、約170 年の歴史をもつアナログ写真技術と、現代写真のアート性を繋ぐ取り組みです。「玻璃(はり)」とは古い日本語でガラスを意味し、版にガラス板を用いることから玻璃版と呼ばれていました。その名前に由来するこのアワードは、プロ、アマチュアを問わず白黒写真を用いて制作をする全ての写真家・アーティストに開かれています。写真の分野で世界的に活動する審査員による厳選な審査の後、受賞者が選出されます。最優秀賞を受賞した作家は、京都のコロタイプ工房に招聘され、熟練の職人と共に受賞作品のコロタイププリントを制作します。

募集内容の詳細はこちら
 


◎展覧会情報
『What is collotype』展

〜便利堂 コロタイプ作品展〜

2023年4月22日(土) - 6月3日(土)

会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
OPEN:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
CLOSE:日月火曜日
     GW期間(4月29日~5月9日)
     5月12日(金)は便利堂工房見学のため休廊
協力:株式会社 便利堂
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎便利堂 工房見学&コロタイプ手刷り体験

開催日:2023年5月12日(金)
午前枠:10:00-11:30 / 午後枠:13:30-15:00
定 員:各回10名、予約制
参加費:3,000円(学生2,500円)
会 場: 便利堂 本店(現地集合、現地解散)
〒604-0093
京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町302番地
集合場所の詳細は参加者にあらためてご案内いたします。
①10:00〜のご予約はこちら

on 2023.3.1

EXHIBITION:
吉川 直哉 『The Albums』


3月4月の展覧会:
吉川 直哉 『The Albums』

〜ファミリーアルバム、はっぴぃドッグより〜

2023年3月22日(水) - 4月15日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、2023年3月22日(水)より、吉川 直哉『The Albums』を開催いたします。
 
奈良県生まれの吉川直哉は、大学で教鞭をとる一方、多数の個展やグループ展で作品を発表してきました。また、アーティストレジデンスや国際写真祭にも招待されるなど、写真を軸に国内外で精力的に活動しています。ブルームギャラリーでは初個展となる本展では、家族をテーマに、2020年と2022年に東京で発表した個展「Family Alubum」と「はっぴぃドッグ」の2シリーズを再構築した展覧会「The Albums」を開催します。
大切な家族との出会いや別れ、そんな身近な存在をテーマにした本展を通して、吉川直哉の視点で編まれた日常の記録をぜひご覧ください。
 
なお、本展の関連イベントとして、3月26日(日)に吉川直哉のアーティストトーク「写真を編む」を開催します。トークイベントでは、刊行した2シリーズのダミー本などをご覧いただきながら写真集づくりや作品づくりのお話をしていただきます。また、会期中には30部限定の「The Albums Box」も販売。数量限定でオマケもついたお得な作品Boxにぜひご期待ください。
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
 
◎Family Album | 2020(テキストは写真集より抜粋)
 突然、母が逝ってしまった。クリスマスの夜、ケーキを食べてワイン飲んで、テレビで浅田真央の滑るスケートを観ていたぼくは、コタツの中で居眠りをしていた。電話が鳴った。
受話器を取るまでもなく、昼間に電話で   会話した母を思った。「どう元気?」「あかんわ、ちょっとしんどい。」 弱音を吐くような母ではなかったはずが、弱い声だった。
 写真家として反省することを挙げろと言われたら、母をきちんと撮った写真がないことだ。失格である。
 
    あまりに突然で、父を含め家族は混乱した。ぼくも途方にくれた。通夜も葬儀も狂ったように写真を撮った。泣いた。幼い頃のぼくについて、当然ながら母は何でも知っていた。でもそれを尋ねる母はいない。興味がなかった家族アルバムの存在が気になった。
 
 ぼくが生まれた頃は、出産祝いに分厚く重いフォトアルバムが定番だった。父は月給を貯めて買った Fujica35Mで、ぼくの成長を撮った。父は写真を趣味にしていたわけでもないが、三脚、フラッシュ、フィルターを買い揃え、吉川速男の「寫眞の写し方」も持っていた。それらのネガは全く残っていないが、家族アルバムに貼られた写真がある。それを頼りに、記憶と重ね合わせ、ぼくの人生を遡る。家族アルバムは、妹が登場する頃にはカラーになり、二冊目の途中で終わっている。ぼくがそのカメラを使い出したのは、その頃だ。
 
 2000年から一年間、奨学金を受けて、妻とともにアメリカに滞在した。零下の冬の夜は写真集を見て過ごした。ふと、絵画に模写があるのに写真に複写がないのはなぜだろうと思い、写真集の複写を始めた。ファインダーいっぱいに写真をのぞいたら、撮影者の眼や脳に入り込んだような錯覚がして、その気持ちがちょっとだけわかった気がした。そこで、家族アルバムの一部を複写して物語を再構築しようと思った。写真を複写するアプロプリエーションの作家は、アメリカのシェリー・レヴィーンなど他にもいる。ぼくの場合は自分についての物語を組み立てるという点で少し違う。そして、それは「写真を読む」という作業でもある。
 
 2011年の東日本大震災と津波が起きた。多くのボランティアが泥に埋まった写真を洗い、複写して、持ち主や家族に返す作業を進めていた。人生にとって写真は大切なものなのだ。そして、ぼくは家族アルバムをもう一度紐解き、アルバムの続きを作ろうと思った。 (吉川直哉)
 
 
 
◎はっぴぃドッグ  | 2022(テキストは写真集より抜粋)
 
 2020年に上梓した写真集「Family Album」の奥付の写真で、実家を背にぼくは犬のぬいぐるみを抱いている。
それはぼくの一歳の誕生日に大伯母からプレゼントされたもので肌身離さず持っていた。名前は「はっぴぃ」。
ぼくがもう興味を示さなくなったある朝、ボロボロになった「はっぴぃ」に母は板チョコを抱かせてゴミに出した。
ぼくにはその意味がわからなかった。ぼくが4歳くらいのとき、子犬を家で飼ったことがある。父によると名前は「はっぴぃ」だった。蚊が媒介する病気になるとかで、すぐに子犬は知人にもらわれた。坂を下る自転車の荷台の箱から「はっぴぃ」は首を出してぼくを見ていた。
独身時代の母が飼っていた犬の名前も「はっぴぃ」だった。母がちょっと目を離した隙に「はっぴぃ」は「犬取り」に拐われた。母は必死に探したがすでに遅かった。「犬取り」は首輪だけを母に見せたという。狂犬病予防法が施行される前の話だ。
ちなみに母は戌年だった。ぼくは「Family Album」の続きを作ろうと決めた。
 


◎展覧会情報
吉川 直哉 『The Albums』

〜ファミリーアルバム、はっぴぃドッグより〜

2023年3月22日(水) - 4月15日(土)

会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:Gallery Nayuta
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎アーティスト トーク
2023年3月26日(日)11:00〜12:30
(予約優先、参加費1000円)
お申し込みはこちら
 
◎アーティストプロフィール
吉川 直哉 Naoya Yoshikawa
 
10歳の頃に天体写真を撮り始め、高校では写真部で活動。大阪芸術大学で写真を学び、大学院で写真教育を研究。現在までに、アメリカ、ドイツ、ポーランド、チェコ、オランダ、モロッコ、リトアニア、ラトビア、中国、韓国と日本各地で30以上の個展を含む350以上の展覧会に出品。アーティスト・イン・レジデンスや国際写真祭など多数参加。子どものためのフォトワークショップも多数。趣味は「カメラのおもちゃ」コレクション。
 
●略歴
1961年  奈良県生まれ。
1985年  大阪芸術大学 芸術学部 写真学科 卒業
1989年~1995年  毎夏、Southampton Master Photo Workshop(ニューヨーク)で学ぶ
1996年  大阪芸術大学芸術文化研究科前期課程修了、修士号取得(芸術文化学)
2000~2001年 文化庁派遣芸術家在外研修/サウスハンプトン大学美術・メディア学部 客員研究員(アメリカ)
2004年  チビテラ・ラニエリ財団アーティスト・イン・レジデンス5週間招聘フェロー(イタリア)
2012年  第4回大理国際写真フェスティバル 招待(中国雲南省)
2015年  秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス、2015年フェローシップ・アーティスト(山口県)
2016年  大邱写真ビエンナーレ2016 芸術監督(韓国、大邱)
2017年  第7回大理国際写真祭 招待、大理国際写真連盟主席大賞受賞(中国雲南省)、第17回平遥国際写真祭 招待(中国山西省)、第18回ニューアート芸術祭 招待(ドイツ・ポーランド各地)
2018年   第7回国際写真プロジェクトZED招待(チェコ)、第18回平遥国際写真祭 招待(中国山西省)  
2018年   第19回ニューアート芸術祭lAbiRynT 2018 招待(ドイツ・ポーランド各地)、延辺国際写真文化週間 招待(中国吉林省)、仁川アジア海洋メディア祭2018招待(韓国、仁川)
2019年  仁川アジア海洋メディア祭2019招待(韓国、仁川)、第20回ニューアート芸術祭lAbiRynT 2019 招待(ドイツ・ポーランド各地)
2020年  第21回ニューアート芸術祭lAbiRynT 2020 招待(ドイツ・ポーランド各地)、第8回済南国際写真ビエンナーレ・日中韓写真展:異域同天』(中華人民共和国山東省)招待
2021年  国際写真シンポジウムNIDA2021プロジェクション・イブニング選考出品(リトアニア)、仁川海洋写真映像祭2021招待(韓国、仁川)、第8回済南国際写真ビエンナーレ 優秀キュレーター賞(中華人民共和国山東省)
2022年   仁川港写真映像フェスティバル招待出品(大韓民国仁川広域市)、第9回済南国際写真ビエンナーレ日中韓写真展:相知万里·微芒成阳』(中華人民共和国山東省)招待
 
作家ウェブサイト

on 2022.12.1

EXHIBITION:
林 直 『いのちのとなり』


12月・1月の展覧会:
林 直 『いのちのとなり』
2022年12月7日(水) - 1月28日(土)
(冬季休業:12月25日-2023年1月10日)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、2022年12月7日(水)より、林 直 『いのちのとなり』を開催いたします。
 
京都府木津川市出身の林 直 (はやし ただし)は、写真館を営む両親の元で育ちました。現在は写真館の二代目として家業を継ぎながら、写真家として作品制作を続けています。2019年からは地元の「木津川アート」のプロデューサーを務めるなど、近年は幅広い活動を展開しています。
 
2015年と2017年に続き、ブルームギャラリーで3回目の個展となる本展では、ここ数年の間に大判フィルムカメラで撮ったモノクロ作品11点を展示します。コロナ禍に撮影されたこれらの作品は、どれも身近な人や場所の記憶を丁寧に捉えるだけでなく、林直の作品テーマでもある「きおくの記録」を軸に、より広い視野で過去・現在・未来との関係性をみつめようとする作家の眼差しを垣間見ることができます。林直の新作展示をぜひご覧ください。
 
なお、本展に合わせて展覧会の展示作品をまとめたフォトジンも販売します。
12月10日(土)にはオープニングパーティー、12月17日にはトークイベントも開催しますので、皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
 
◎アーティストステートメント
いのちのとなり
 
良くも悪くも、あたりまえの日常は突然そのかたちを変える。あらゆる物事は流れる時間の中で、留まる事なく存在していると考えると、驚くことではないのかもしれない。しかし、大切な家族の存在や、それぞれが思いを寄せているものを眺めていると、ひとつひとつがたまらなく愛しくなる。
 
近年、世の中の状況を見ていると、目の前にある日常が、とつぜん消え去ってしまうかもしれないという、危機感のような感覚が増したように感じる。疲弊した社会の悲鳴にも似た出来事を目にするたびに、その思いはどんどん膨らんでいく。
 
私たちがいのちを預けている、このあたりまえの世界には、実は目に見えにくい薄い皮膜があり、その向こう側から大きな力によって、小さな幸せを保障されることで成り立っている。けれど、そのシステムにも歪みがあり、私たちのささやかな生活は絶えずそういった脅威に晒されている。
 
かけがえのない大切なものを写真に留め続けてきたが、ここ1〜2年の変動によって、写真の価値を改めて感じている今日この頃である。カメラのピントグラスや暗室の現像液に浮かび上がるイメージと対峙していると、永遠の時間を手に入れたような気持ちになる。私が写真に魅かれて止まないのは、こんな体験にワクワクしていられるからかもしれない。
 
林 直 
 


◎展覧会情報
林 直 『いのちのとなり』
2022年12月7日(水) - 1月28日(土)
(冬季休業:12月25日-2023年1月10日)

会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎オープニングパーティー
2022年12月10日(土) 16:00-19:00
 
◎作家トーク
2022年12月17日(土)14:00と17:00の2回(予約不要、無料)
 
◎アーティストプロフィール
林 直 Tadashi Hayashi
 
1967年京都府にて写真館を営む両親のもとに生まれる。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、「東川町国際写真フェスティバル」の企画会社に入社。退社ののち帰郷し家業を継ぐ。
京都国立近代美術館客員研究員を経験し、現在は家業のほか、大阪芸術大学客員教授、同志社女子大学、ニコンカレッジで講師を兼務。2019年より「木津川アート」プロデューサーとしても活動中。
 
主な作品発表
1998 個展「いつみきとてか」(コニカプラザ・東京)
個展「いつみきとてか」(コニカプラザ・札幌)
1999 個展「いつみきとてか」(コニカプラザ・大阪)
2000 企画展「新鋭展 それぞれのMAHOROBA 」(奈良市写真美術館・奈良)
2006 個展「いつみきとてか…その後」(prinz・京都)
2007 個展「いつみきとてか…その後」(ぎゃらりーきょうばて・奈良)
2008 個展「みつめる写真舘」(Port Gallery T・大阪)
2015 写真集「みつめる写真舘 (冬青社 刊)
    個展「みつめる写真舘」(ブルームギャラリー・大阪)
    個展「みつめる写真舘」(ギャラリー猫亀屋)
    個展「みつめる写真舘」(247フォトグラフィ・ルーニィ)
2017 個展「きおくの記録」(ブルームギャラリー・大阪)
2010〜2018 木津川アート 全回出品参加
木津川アート2018 木津川アート賞受賞
2020 個展「きおくの記録」(ギャラリーDEN・京都)
2021 ギャラリーショー 林直 | 上野王香(ブルームギャラリー・大阪)
 

on 2022.11.1

EXHIBITION:
AOKI takamasa "PHOTOGRAPHY"


11月の展覧会:
AOKI takamasa "PHOTOGRAPHY"
2022年11月10日(木) - 12月3日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、2022年11月10日(木)より、AOKI takamasa "PHOTOGRAPHY"を開催いたします。大阪府出身のAOKI takamasaは、電子音楽家として国内外で活動する一方、アーティストのポートレイト撮影や雑誌やCDジャケットに写真が起用されるなど、写真家としても活躍しています。とくに人気なのがSNSでの作品発表で、ツアー中に訪れた様々な国で撮った何気ない日常風景は、AOKI自身が写真を撮る上で軸としている「宇宙人的な視点」を垣間見ることができます。2012年と2015年の個展に続き、3回目の展示となる本展では、フィルムカメラで撮った未発表の作品に加え、スマホで撮った写真など、全21点を展示します。地球の中で起きる様々な現象に興味を持ち、被写体を真正面に捉えたAOKI takamasaの作品をぜひご覧ください。
 
また、本展に合わせて限定100冊のフォトジンや数量限定のオリジナルTシャツを販売します。11月13日(日)にはオープニングパーティーを開催。展示会場で作品と音楽が楽しめる贅沢な1日となります。入場無料ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
 


◎展覧会情報
AOKI takamasa "PHOTOGRAPHY"
2022年11月10日(木) - 12月3日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
(11/13:オープニングパーティー14:00 - 19:00)
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎Opening "Ambient " Party "
2022年11月13日(日) 14:00-19:00
DJs: DJ Morita, Dérive(Muzan Editions), AOKI takamasa
 
 
◎アーティストプロフィール
AOKI takamasa
1976年生まれ、大阪府出身。2001年より電子音楽家としての活動を開始。LIVEツアー中にフィルムカメラで撮り溜めた写真作品をWebサイトで発表する中で、写真家としての活動もスタート。2004年~2011年はヨーロッパに拠点を置き、音楽家としての活動を中心にしながら、アーティストのポートレート撮影や、音楽雑誌やアート雑誌で写真作品を発表、複数のグループ展にも作品を出展する。2011年に帰国後は、Gallery Trax(山梨・2011年11月)での初の個展を開催、その後2012年と2015年にBLOOM GALLERY(大阪)で個展を開催するなど、『宇宙人視点での地球文明観察』を基本コンセプトに、雑誌への写真提供や国内外のグループ展にも写真作品を出展し、現在に至る。
主な出版物として、2010年にG/P GALLERYより初のフォトジンを刊行、2022年11月には、AOKI 自身3冊目となる新作フォトジンを発売予定。
 
http://www.aokitakamasa.com/
https://aokitakamasa.tumblr.com
 

on 2022.10.1

EXHIBITION:
内倉真一郎展「忘却の海」


10月の展覧会:
内倉真一郎展『忘却の海』
2022年10月12日(水) - 29日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、2022年10月12日(水)より、内倉真一郎『忘却の海』を開催いたします。
宮崎県延岡市在住の内倉真一郎は、地元で写真館を営みながら精力的に作品を発表してきました。国内外で様々な賞を受賞するなど今注目される作家の一人です。9月の『浮遊の肖像』に続く本展では、内倉が生まれ育ち、現在も活動の拠点としている地元 宮崎県延岡市の海辺を舞台に、海辺に打ち捨てられた被写体を撮った新作シリーズをご紹介します。好評だった9月のポートレイトシリーズ「浮遊の肖像」とも異なる世界観、会場づくりをぜひお楽しみください。皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
◎アーティストステートメント
 

「忘却の海」
 
私は宮崎県に住み制作をしている。
どこを見渡しても海に囲まれた町だ。
行政やボランティアの清掃の手が行き渡った海水浴場には、美しいビーチが続く。
しかしそこから少し離れた海は、正反対の世界が広がっている。
漂着物や不法投棄物が打ち棄てられて忘れ去られ、
誰も立ち入ることさえなくなった、現代社会のありのままの海辺の姿。
ゴミと化した色鮮やかさが虚しいプラスチック、手袋、おもちゃ、魚や鳥などの死骸。
遠く離れた場所から時代の波にもまれ、太陽光で干からび新たな姿に変形していくものたち。
現世のものとは思えぬ異様な感覚をも想起させる、人間がかつて関わっていた痕跡。
私は夢中に、下ばかり見ながら、ひたすら歩く。
怒りもなく、失望もない。
只そこにあるものとして、一つ一つの残骸を集め、その場で記録した。
 
内倉真一郎

 
 


◎展覧会情報
内倉真一郎 「忘却の海」
2022年9月12日(水) - 29日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:KANA KAWANISHI GALLERY
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎アーティストプロフィール
内倉 真一郎(うちくら・しんいちろう)
1981年、宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)卒業後独立し、現在は宮崎県にて活動。主な個展に『浮遊の肖像』『忘却の海』(2022年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京)、『私の肖像』(2020年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京/BLOOM GALLERY、大阪)、『十一月の星』(2018年、EMON PHOTO GALLERY、東京)、『犬の戦士団』・ 『十一月の星』(2018年、居藝廊G.GALLERY、台湾・台北)、『PORTRAIT』(2017年、BLOOM GALLERY、大阪)など。主なグループ 展に『第8回大理国際写真祭』(2019年、中国・大理)、『My Body, Your Body, Their Body』(2019年、KANA KAWANISHI GALLERY 、東京)、『第2回寧波市国際写真祭』(2017年、中国・寧波)、『YP』(2017年、清里フォトアートミュージアム、山梨)など。 主な受賞歴に第41回キヤノン写真新世紀優秀賞(2018年澤田知子選)、 第33回・34回・36回キヤノン写真新世紀佳作( 2010年清水穰選、2011年大森克己選、2013年椹木野衣選) 、第7回EMON AWARDグランプリ(2018年) 他多数。 作品集に『私の肖像』(2020年、赤々舎刊)のほか、2022年1月からの半年間、『Early works 1: Street』、『Early works 2: Portrait』、『佳子』、『犬の戦士団』、『十一月の星』、『Collection』の全6タイトルをKANA KAWANISHI GALLERYより連 続刊行。
 
 

on 2022.8.1

EXHIBITION:
内倉真一郎展「浮遊の肖像」


9月の展覧会:
内倉真一郎展『浮遊の肖像』
2022年9月3日(土) - 24日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、2022年9月3日(土)より、内倉真一郎『浮遊の肖像』を開催いたします。
宮崎県延岡市在住の内倉真一郎は、地元で写真館を営みながら精力的に作品を発表してきました。国内外で様々な賞を受賞するなど今注目される作家の一人です。2年ぶりの個展となる2022年は、新作2シリーズを連続で紹介します。9月開催の本展では、写真館のスタジオで撮影したポートレイトシリーズ「浮遊の肖像」をご紹介します。10月の個展「忘却の海」をとともに、内倉真一郎の捉えた日常と非日常を行き来する独自の世界観をぜひお楽しみください。
 
◎アーティストステートメント

人間の存在とはなんだろう。
3メートルほどの脚立から「人」を俯瞰的に見ると、別世界が見えてくる。
一人ひとりが個性を放ち役割を全うしながら、この世に生きていることを実感する。
私は彼らにひとつだけ注文する。
暗闇の中でただ静かに瞳を閉じてもらう。
混沌とした世界で、彼らの存在が目の前まで浮遊してくるように感じる。
息を呑んで、私は空間を浮遊するその人たちを記録する。
永遠に美しく残る標本のように針を刺す。
浮遊してくるものは、肉体なのか魂なのか?
生死の境界線までもが消えかけた次元に私は立ちすくむ。
 
                          内倉真一郎

 


◎展覧会情報
内倉真一郎 「浮遊の肖像」
2022年9月3日(土) - 24日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:KANA KAWANISHI GALLERY
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎アーティストプロフィール
内倉 真一郎(うちくら・しんいちろう)
1981年、宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)卒業後独立し、現在は宮崎県にて活動。主な個展に『浮遊の肖像』『忘却の海』(2022年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京)、『私の肖像』(2020年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京/BLOOM GALLERY、大阪)、『十一月の星』(2018年、EMON PHOTO GALLERY、東京)、『犬の戦士団』・ 『十一月の星』(2018年、居藝廊G.GALLERY、台湾・台北)、『PORTRAIT』(2017年、BLOOM GALLERY、大阪)など。主なグループ 展に『第8回大理国際写真祭』(2019年、中国・大理)、『My Body, Your Body, Their Body』(2019年、KANA KAWANISHI GALLERY 、東京)、『第2回寧波市国際写真祭』(2017年、中国・寧波)、『YP』(2017年、清里フォトアートミュージアム、山梨)など。 主な受賞歴に第41回キヤノン写真新世紀優秀賞(2018年澤田知子選)、 第33回・34回・36回キヤノン写真新世紀佳作( 2010年清水穰選、2011年大森克己選、2013年椹木野衣選) 、第7回EMON AWARDグランプリ(2018年) 他多数。 作品集に『私の肖像』(2020年、赤々舎刊)のほか、2022年1月からの半年間、『Early works 1: Street』、『Early works 2: Portrait』、『佳子』、『犬の戦士団』、『十一月の星』、『Collection』の全6タイトルをKANA KAWANISHI GALLERYより連 続刊行。
 
 

on 2022.8.1

EXHIBITION:
内倉真一郎展「浮遊の肖像」


9月の展覧会:
内倉真一郎展『浮遊の肖像』
2022年9月3日(土) - 24日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、2022年9月3日(土)より、内倉真一郎『浮遊の肖像』を開催いたします。
宮崎県延岡市在住の内倉真一郎は、地元で写真館を営みながら精力的に作品を発表してきました。国内外で様々な賞を受賞するなど今注目される作家の一人です。2年ぶりの個展となる2022年は、新作2シリーズを連続で紹介します。9月開催の本展では、写真館のスタジオで撮影したポートレイトシリーズ「浮遊の肖像」をご紹介します。10月の個展「忘却の海」をとともに、内倉真一郎の捉えた日常と非日常を行き来する独自の世界観をぜひお楽しみください。
 
◎アーティストステートメント

人間の存在とはなんだろう。
3メートルほどの脚立から「人」を俯瞰的に見ると、別世界が見えてくる。
一人ひとりが個性を放ち役割を全うしながら、この世に生きていることを実感する。
私は彼らにひとつだけ注文する。
暗闇の中でただ静かに瞳を閉じてもらう。
混沌とした世界で、彼らの存在が目の前まで浮遊してくるように感じる。
息を呑んで、私は空間を浮遊するその人たちを記録する。
永遠に美しく残る標本のように針を刺す。
浮遊してくるものは、肉体なのか魂なのか?
生死の境界線までもが消えかけた次元に私は立ちすくむ。
 
                          内倉真一郎

 


◎展覧会情報
内倉真一郎 「浮遊の肖像」
2022年9月3日(土) - 24日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:KANA KAWANISHI GALLERY
HP:https://www.bloomgallery103.com 
 
◎アーティストプロフィール
内倉 真一郎(うちくら・しんいちろう)
1981年、宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)卒業後独立し、現在は宮崎県にて活動。主な個展に『浮遊の肖像』『忘却の海』(2022年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京)、『私の肖像』(2020年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京/BLOOM GALLERY、大阪)、『十一月の星』(2018年、EMON PHOTO GALLERY、東京)、『犬の戦士団』・ 『十一月の星』(2018年、居藝廊G.GALLERY、台湾・台北)、『PORTRAIT』(2017年、BLOOM GALLERY、大阪)など。主なグループ 展に『第8回大理国際写真祭』(2019年、中国・大理)、『My Body, Your Body, Their Body』(2019年、KANA KAWANISHI GALLERY 、東京)、『第2回寧波市国際写真祭』(2017年、中国・寧波)、『YP』(2017年、清里フォトアートミュージアム、山梨)など。 主な受賞歴に第41回キヤノン写真新世紀優秀賞(2018年澤田知子選)、 第33回・34回・36回キヤノン写真新世紀佳作( 2010年清水穰選、2011年大森克己選、2013年椹木野衣選) 、第7回EMON AWARDグランプリ(2018年) 他多数。 作品集に『私の肖像』(2020年、赤々舎刊)のほか、2022年1月からの半年間、『Early works 1: Street』、『Early works 2: Portrait』、『佳子』、『犬の戦士団』、『十一月の星』、『Collection』の全6タイトルをKANA KAWANISHI GALLERYより連 続刊行。
 
 

on 2022.3.10

EXHIBITION:
生誕110年記念 新山清 写真展


4月の展覧会:
Kiyoshi Niiyama's Eye #01
2022年4月6日(水) - 23日(土)
 
5月の展覧会:
Kiyoshi Niiyama's Eye #02
2022年5月11日(水) - 28日(土)
 
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、写真家 新山清の生誕110年を記念し、2つの展覧会を開催します。愛媛県出身の新山清(1911-1969)は、戦前から戦後にかけて活動した写真家で、風景から人物まで、様々な作品を数多く残しました。作風は多岐にわたり、彼の特徴でもある造形美は、主観主義写真(Subjektive Fotographie)を提唱したドイツ人写真家のオットー・シュタイナートによって広く世界に知らしめられ、国内外で評価されています。
 
「Kiyoshi Niiyama's Eye」と題した本展では、4月と5月に会期を分け、2つの軸から新山清の表現に迫ります。4月6日より始まる前半の展示では、新山清が活動した時代の日常を捉えた作品群を展示します。3つの愛機で撮影した被写体からは、新山清のまなざしがうつりこみ、また、戦前から戦後へと移りゆく時代の変化が日常の何気ないシーンやファッションから垣間見ることができます。会場では、作品の他、当時の掲載誌やカメラ、貴重な資料などもご紹介します。後半の5月11日より始まる展示では、昨今国内外で評価が高まる「主観主義写真(Subjektive Fotographie)」を中心とした作品を展示します。
2つの展覧会を通して、新山清のまなざしをぜひともご覧ください。
みなさまのご来廊を心待ちにしております。
 


◎展覧会情報
 
Kiyoshi Niiyama's Eye
前期:2022年4月6日(水) - 23日(土) 
後期:2022年5月11日(水) - 28日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:新山洋一(コスモスインターナショナル)
HP:https://www.bloomgallery103.com
 
◎アーティストプロフィール
新山 清 (にいやま きよし)
1911年愛媛県生まれ。東京電気専門学校卒業。1935年に理化学研究所に入社。パーレットカメラの同人会のメンバーとして写真家活動を開始し、作品を多くのサロンや国際的写真雑誌に発表。ロンドン・パリ・サロンで数点が入選、雑誌アメリカン・ポピュラーフォトグラフィー、フォトモンドのコンテストに入選。その後、全日本写真連盟や東京写真研究会での活動を通して日本のアマチュア写真家育成に携わる。1957年に旭光学に入社し、東京サービスセンター所長に就任。1969年5月逝去。
 
 
<国内での写真展>
【個展】
1964年 月光ギャラリー「変貌」
 
<海外での写真展>
2006年 「変貌」(ベルリン Monochrome Gallery)
2008年 「Otto Steinert & Kiyoshi Niiyama」(ベルリン Kitcken Gallery)
2009年「Pearlette Age」(New York Gallery Cantelmo)
その他、多数開催 
 
【出版】
1970年5月 「木石の詩 新山清遺作集」
2008年11月 「新山清の世界」パーレット時代 1937~1952
2010年11月 「新山清の世界」ソルントン時代 1947~1969
 
【コレクション】
愛媛県立美術館
Smithsonian Museum
Museum Folkwang Essen,Germany

on 2022.1.6

NEWS:
2022年の展覧会情報


NEWS:
2022年の展覧会予定は以下の通りです。
 

 
併設する「 アトリエしゃしんのまど」の新プロジェクト準備のため、2022年のブルームギャラリーは、少し遅めの4月から展覧会を開催します(オンラインストアは通常通り営業)。 
展覧会は春までありませんが、今後は各作家の活動に合った発表方法で作品を紹介してまいります。 
春からの展覧会と今後の活動にぜひご期待ください。
 

on 2022.1.5

NEWS:
1月より内倉真一郎の写真集が連続で刊行されます。


NEWS:
 
ブルームギャラリーは、2022年9月に個展を控える内倉真一郎の写真集連続刊行を記念し、オンラインストア限定の購入特典「内倉のポートレイト撮影の被写体になれる券」をつけて写真集をお届けします。
この特典は、今年刊行する6冊と2020年に刊行された「私の肖像」の全7タイトルの中から1冊以上購入(予約購入含む)された方が対象となります。(2020年に購入いただいた方も特典の対象になります。別途個別にてご案内いたします。)


◎対象の写真集
第一弾:『Early works 1: Street』(2022年1月1日刊行)
第二弾:『Early works 2: Portrait』(2022年2月1日刊行)
第三弾:『佳子』(2022年3月1日刊行)
第四弾:『犬の戦士団』(2022年4月1日刊行)
第五弾:『十一月の星』(2022年5月1日刊行)
第六弾:『Collection』(2022年6月1日刊行)
発売済:『私の肖像』(2020年10月2日刊行)

◎展覧会予定
・2022年7月2日(土)~ 2022年8月6日(土)
 KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY(東京)
・2022年9月3日(土)〜 2022年10月8日(土)
 BLOOM GALLERY(大阪)

◎特典のポートレイト撮影日
2022年9月4日(日)​
(人数が多い場合は特典が早めに終了する可能性もございます)

特典撮影のイメージ



連続刊行の写真集と新作の個展にぜひご期待ください!
 
写真集のご購入はこちら
 
写真集刊行の詳細はこちら(KANA KAWANISHI GALLERYのサイト)

on 2021.12.28

NEWS:
冬季休業のお知らせ


NEWS:
冬季休業のお知らせ
 
2021年の冬季休業は以下の通りです。
 
休業日:12月29日(水) 〜 1月4日(火)
 

 
オンラインストアは年中無休で営業しておりますが、休業中にいただきましたご注文・お問い合わせにつきましては、休み明けの1月5日以降順にご連絡いたします。
ご不便おかけして申し訳ありませんが、何卒、ご理解・ご了承いただきますようお願い申しあげます。
 
また、2022年のブルームギャラリーは、オンラインとオフラインのそれぞれの良さを取り入れながら、各作家に合わせた活動の場をより強化できればと思っております。その準備もあり、展覧会形式の作品発表は春以降とさせていただきます。年間スケジュールは年始にホームページやSNSでご案内いたしますので、新しい枠組みで活動を展開していく2022年のブルームギャラリーにぜひご期待ください。
 
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

それでは皆さま良い年をお迎えください。
 

on 2021.12.01

EXHIBITION:
GALLERY SHOW 2021
- Tadashi Hayashi | Ouka Ueno -


12月の展覧会:
ブルームギャラリー コレクション展 2021
「林直 | 上野王香」
 
2021年12月8日(土) - 12月25日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

© Tadashi Hayashi


© Ouka Ueno

 

BLOOM GALLERYでは、2021年最後の展覧会として、12月8日より12月25日まで、「Gallery Show 2021 - Tadashi Hayashi | Ouka Ueno -」を開催いたします。
 
本展では、2022年に個展を控える2名の作家:林直と上野王香 の作品をご紹介します。
林直は『きおくの記録』シリーズの中からブルームギャラリーでは未発表の作品を、上野王香は『卵中』シリーズからセレクトした作品と新作数点を展示しております。
 
12月11日(土)には、作家2名が在廊予定ですので、ぜひお立ち寄りください。
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
◎展覧会概要
GALLERY SHOW 2021
- Tadashi Hayashi | Ouka Ueno -
会期:2021.12.8(水)-12.25(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 13:00-19:00
休廊日:日・月・火曜日
HPhttps://www.bloomgallery103.com
 
◎展覧会関連イベント
林直 プリントショーイング
2021年12月11日(土) 13時〜19時
参加費無料、予約不要
 
◎作家在廊予定
12月11日(土):上野王香、林直
在廊時間はSNSでお知らせさせていただきます!!

on 2021.8.20

EXHIBITION:
OPEN STORAGE #002
天野龍一 作品展


9月の展覧会:
オープンストレージ
「天野龍一 作品展」
 
2021年9月18日(土) - 10月30日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

©天野龍一、オートグラム(細胞)、1938年

 

ブルームギャラリーは、9月18日より、天野龍一作品展を開催します。 
本展は、ギャラリーの3つの活動軸(①西日本にゆかりの作家の紹介 ②国内外のアーティストの交流展、③アーカイブ資料展)の3番目、「アーカイブ資料の展示」に準じた展覧会です。【オープンストレージ】と題した本展では、#001の安井仲治のコロタイプ展示に続き、天野龍一の貴重な作品や資料を展示いたします。
 
大阪生まれの天野龍一は、1926年(大正15年)に産声をあげたばかりの全関西写真連盟へ入会、1938年に北斗写友会と丹平写真クラブに参加するなど、当時活躍していた安井仲治や上田備山、延永実などから指導を受け、精力的に国内外で作品発表をしてきました。現在、天野龍一の作品の多くは、東京都写真美術館や大阪中之島美術館等の美術館に収蔵されております。本展では、彼と交流が深かった個人からお預かりしたモノクロとカラー作品のの中から1930年代に制作した作品を特別に展示いたします。、また、併設するストア側では、天野龍一の作品が掲載されている貴重な写真集やカタログ等をご覧いただけます。
関西写真界の当時の交流や作品制作の試行錯誤が垣間見れる貴重な機会となりますので、ぜひご覧ください。皆様のお越しをお待ちしております。
 
 


◎展覧会情報
 
OPEN STORAGE #002「天野龍一 作品展」
会期:2021年9月18日(土) - 10月30日(土) 
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
HP:https://www.bloomgallery103.com
 
◎アーティストプロフィール
天野龍一(あまの りゅういち)
1902年大阪生まれ。1926年に全日本写心連盟に入会、1938年に北斗写友会と丹平写真クラブに入会。当時関西写真界で活躍していた安井仲治や上田備山などの指導を受けながら、精力的に作品を制作した。初期の作品として、オートグラム・ペンヂュラムなどがある。卒寿を迎えた1992年には写真作品集「みち」を刊行。1995年に永眠。
 
◎「OPEN STORAGE」とは
オープンストレージとは、ブルームギャラリーが保有するアーカイブ資料や所有者からお預かりした貴重な資料を一般に公開するアーカイブ展です。貴重な資料を展示する他、関連する資料の収集と公開も同時並行で行ってまいります。わたしたちがこれらの展覧会を企画する意図は、貴重な資料の散逸を防ぐ目的とともに、埋もれている大切な情報を収集したいという想いがあります。なぜなら、ここ数年で戦前戦後に活躍した作家の作品や写真集、貴重な資料が日々失われる状況にあり、それらの多くは、価値に気づかず、ご本人やご遺族の手によって廃棄されています。ブルームギャラリーでは、これらの貴重な資料を残し、研究者や評論家といった情報を求める方々につなぐことができればと思っております。情報収集は、展覧会会期に関係なく常時行っておりますので、皆様の周辺で資料の保管や活用にお困りの方がおりましたらぜひともご相談ください。

on 2021.8.1

Information:


8月の夏季休業について

誠に勝手ながら、下記の期間は夏季休業とさせていただきます
 
休業日:8月8日(日) 〜 8月17日(火)
通常営業は2021年8月18日午後1時から開始いたします。
 
オンラインストアは年中営業しておりますが、休業中にいただきましたご注文・お問い合わせにつきましては、休み明けの8月18日以降順にご連絡いたします。
ご不便おかけして申し訳ありませんが、何卒、ご理解・ご了承いただきますようお願い申しあげます。
 
次回の展覧会は9月8日より。オープンストレージ第二弾として、天野龍一の作品展を開催いたします。皆様のご来廊を心待ちにしております。
 

 
ビューイングやその他のアポイントメントはこちら
 

on 2021.5.27

EXHIBITION:
Philippe Salaun photo exhibition


6月の展覧会:
フィリップ・サルーン展
 
2021年6月16日(水) - 7月10日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、6月16日より、2013年ぶり2度目となるフィリップ・サルーンの写真展を開催します。フランス生まれのフィリップ・サルーンは、ロベール・ドアノー、エドワード・ブバ、クロード・バトー、ビル・ブラント等、ヨーロッパの著名写真家のポートフォリオのプリンターとして活躍する一方、写真家としても積極的に活動し、動物や人物、彫刻、街角等を被写体に、独自のユーモアさを交えたスナップ写真を多数発表してきました。2020年に残念ながらこの世を去りましたが、生前は写真家やプリンターとして若い人の指導にも尽力され、日本でも個展やプリントワークショップを開催するなど、親しみやすい人柄も相まって今もなお多くのファンがいます。
本展では、プリンターとしても名高いフィリップ・サルーン本人が手焼きしたポストカードサイズのオリジナルプリント約40点を展示いたします。日常の中の何気ないシーンを捉えた作品群をぜひご覧ください。なお、本展に合わせ、会期中限定でオンラインストアでもフィリップサルーンの作品をご覧いただけます。遠方の方にもお楽しみいただければ幸いです。


◎展覧会情報
 
Philippe Salaün Photo Exhibition
会期:2021年6月16日(水) - 7月10日(土) 
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103 
Tel:06-6829-6937 
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:G.I.P.Tokyo
HP:https://www.bloomgallery103.com
 
◎アーティストプロフィール
Philippe Salaün(フィリップ・サルーン)
1943年フランス生まれ。25歳でパリのスタジオで助手となり写真家を目指す。プリントの技術を磨き、36歳にプリント専門のアトリエをスタート。ロベール・ドアノー、エドワード・ブバ、クロード・バトー、ビル・ブラント等、フランスを中心としたヨーロッパの著名写真家のポートフォリオ作製を担当し、プリントアーティストとしての地位を築いた。また、後輩の育成にも貢献する他、日本との親交も深く、これまで個展やプリントワークショップを開催。ブルームギャラリーでも2013年に展覧会とイベントを開催した。2020年に永眠。
 
◎展覧会に合わせて限定のオンラインストアをオープンいたします。
期間限定のオンラインストアはこちら

on 2021.4.1

EXHIBITION:
OPEN STORAGE "安井仲治コロタイプ"


4月の展覧会:
OPEN STORAGE #002 "安井仲治コロタイプ"
 
2021年4月14日(水) - 5月1日(土)
2021年5月5日(水) - 5月22日(土)
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
会場:ブルームギャラリー
 

 

 
ブルームギャラリーは、2019年に開催した【オープンストレージ#001】の続編として、写真家 安井仲治の貴重なコロタイプ印刷「安井仲治写真 作品集」の内、未展示の作品をご紹介します。【オープンストレージ】とは、定期的にギャラリーが保有する貴重な資料を展示するアーカイブ資料展で、西日本にゆかりのある作家を中心に紹介してまいります。
 
今回紹介するコロタイプ印刷は、安井仲治没後4ヶ月半後の1942年に刊行された写真集で、発行部数50部の非常に貴重な作品集です。全図版50葉の中からセレクトした作品を展示いたしますので、当時の印刷をぜひともお楽しみください。なお、貴重な資料のため会期中に展示替えを行います。
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
■展覧会情報
OPEN STORAGE #002 "安井仲治コロタイプ"
2021年4月14日(水) - 5月1日(土)
2021年5月5日(水) - 5月22日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
 
■「OPEN STORAGE」とは
オープンストレージとは、ブルームギャラリーが保有するアーカイブ資料や所有者からお預かりした貴重な資料を一般に公開するアーカイブ展です。貴重な資料を展示する他、関連する資料の収集と公開も同時並行で行ってまいります。わたしたちがこれらの展覧会を企画する意図は、貴重な資料の散逸を防ぐ目的とともに、埋もれている大切な情報を収集したいという想いがあります。なぜなら、ここ数年で戦前戦後に活躍した作家の作品や写真集、貴重な資料が日々失われる状況にあり、それらの多くは、価値に気づかず、ご本人やご遺族の手によって廃棄されています。ブルームギャラリーでは、これらの貴重な資料を残し、研究者や評論家といった情報を求める方々につなぐことができればと思っております。情報収集は、展覧会会期に関係なく常時行っておりますので、皆様の周辺で資料の保管や活用にお困りの方がおりましたらぜひともご相談ください。

on 2021.2.1

Information:


2月3月の営業について


 

 
ブルームギャラリーは、2月から3月まで引き続きアポイントメント制で営業いたします。
次回の展覧会は4月14日の安井仲治コロタイプ展となります。
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
アポイントメントのご予約はこちら
 

on 2021.1.8

Information:


1月の営業について


 
ブルームギャラリーは、当面の間は、アポイントメント制で営業いたします。1月〜3月に企画していた展覧会は、情報収集と交流、アーカイブ制作を軸にしていたため、展示ではなく1月〜2月は作家の活動リサーチや交流が合った人々へのインタビューなどを実施いたします。その様子はSNS等に載せていく予定ですので、展覧会が出来上がるまでの過程を皆様にお届けできればと思っております。
 
アポイントメントのご予約はこちら

新サイトのお知らせ

ブルームギャラリーのHPで掲載していた額装やポートフォリオブック、ワークショップ等の情報につきましては、2021年より「しゃしんのまど」という新サイトに移行させます。当ホームページでは、今後はギャラリーの展覧会情報や作家情報を中心に載せていきます。しゃしんのまどのサイトとともに、定期的に覗いていただければ嬉しいです。

on 2020.11.1

EXHIBITION:
内倉真一郎 " 私の肖像 "


12月の展覧会:
内倉真一郎 " 私の肖像 "
 
2020年12月5日(土) - 12月26日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、写真集『 私の肖像 』(赤々舎)の刊行を記念し、12月5日(土)より内倉真一郎展「 私の肖像 」を開催いたします。
2018年に開催した「 十一月の星 」に続き、ブルームギャラリーでは2年ぶりの個展となる本展では、内倉真一郎が様々な人と向き合い、何百枚と連続して撮影する中で捉えたポートレート作品が展示空間を包みます。自然光と黒い布を背景にシンプルな手法で撮影された肖像写真は、被写体自身も意図しない妖美な表情を捉え、わたしたちに「自分」とは何かを問いかけます。写真集とも異なる被写体との出会いを会場でお楽しみください。
 
なお、本展開催期間中に写真集を購入いただいた方への購入特典として、内倉の作品撮りの被写体になれる特典をお付けします。内倉真一郎が被写体と対峙する撮影現場をぜひ体感ください。


アーティストステートメント
 
私は写真館で働いている。記念写真を撮り、その後、お客様にお願いをして作品を撮る。あるいは、こちらから声をかけて撮影を行ったり、静かな場所でじっと人が来るのを待ち撮影する。太陽光の下で黒いステージに立つあなた。指示もしていないのにカメラ目線になったり、私に笑顔を見せたり、マスクを外したりする。私は、約5分から10分の間に、500カットから1000カットの連写撮影を行う。すると思いもよらない、無意識の中にある表情が写真に現れてくる。それは、肉眼では確認できないさらけ出された表情、あるいは体の原始的な微妙な仕草。私は撮り、選び、プリントする時に思うことがある。大量のカット数の中から「あなた」をセレクトしていく過程では、撮れた確信なるものが、その後のセレクトで消えることもあり、撮れなかったかもしれない状態で、新たな「あなた」に出会うこともある。もしかしたら誰しも、今の自分は絶対の存在ではなく、無数の自分というものを秘めているのではないだろうか。私は自己をレイヤーのように「あなた」に重ねる。拡散され融合されたモノクロームから浮かび上がる「あなたと私」。それは、一枚の写真となり、二度と出会うことのない未知の存在のようだ。「私の肖像」は連写から生まれた彫刻のように、蓄積された「あなたと私」との愛の関わりである。

内倉真一郎

◎展覧会情報
 
内倉真一郎 " 私の肖像 "
会期:2020年12月5日(土) - 12月26日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00
協力:KANA KAWANISHI GALLERY
 
◎アーティストプロフィール
 
内倉真一郎 | Shinichiro Uchikura 
1981年、宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)卒業後、アートプラザスタジオにて勤務。その後、独立(東京)。現在は宮崎県にて活動。
主な個展に『私の肖像』(2020年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY東京)『十一月の星』(2018年、EMON PHOTO GALLERY、東京)、『犬の戦士団』・『十一月の星』(2018年、居藝廊G.GALLERY、台湾・台北)、『PORTRAIT』(2017年、BLOOM GALLERY、大阪)など。主なグループ展に『第8回大理国際写真祭』(2019年、中国・大理)、『My Body, Your Body, Their Body』(2019年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、『第2回寧波市国際写真祭』(2017年、中国・寧波)、『YP』(2017年、清里フォトアートミュージアム、山梨)など。
主な受賞歴に第41回キヤノン写真新世紀優秀賞 (2018年澤田知子選)、 第33回・34回・36回キヤノン写真新世紀佳作 (2010年清水穰選、2011年大森克己選、2013年椹木野衣選) 、第7回EMON AWARDグランプリ (2018年) 他多数。作品集に『十一月の星』(2019年)、『Collection』(2019年)など。2020年に新作『私の肖像』を赤々舎より刊行。
 
◎撮影特典付き写真集の販売はこちら
ブルームギャラリーオンラインストア

on 2020.10.20

EXHIBITION:
"岩宮武二のまなざし"


11月の展覧会:
" 岩宮武二のまなざし "
 
2020年11月7日(土) - 11月28日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

 

ブルームギャラリーは、11月7日(土)から11月28日(まで)、写真家・岩宮武二の生誕100年を記念した展覧会「 岩宮武二のまなざし 」を開催します。本展は、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]との連動企画で、岩宮作品の代表作でもある『佐渡』シリーズと『京都』シリーズの中から厳選した作品をご紹介いたします。
 
1920年に鳥取県米子市に生まれた岩宮武二は、戦後、大阪を拠点に活動し、国内外の数多くの土地を撮影で訪れながら、数多くの作品を残してきました。また、生涯を通じて30冊以上の写真集を刊行するなど、精力的な作家活動は後進の人々にも大きな影響を与えました。
 
本展で紹介する2つのシリーズの内、『佐渡』シリーズは、大阪府20世紀美術コレクションの中からモノクロ作品を12点を展示、『京都』シリーズは「かたち」をキーワードに、カラー作品を中心としたニュープリントを展示いたします。
 
市井の人々から、風景、町並みやモノのカタチに至るまで、様々な被写体に向ける岩宮武二のまなざしをぜひご堪能ください。皆様のご来廊を心待ちにしております。


■ブルームギャラリー展覧会情報
" 岩宮武二のまなざし "
会期:2020年11月7日(土) - 11月28日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制 

特別協力:岩宮彩
協力:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]、株式会社リアル・フォトグラフィ
 
■大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 展覧会情報 
大阪府20世紀美術コレクション " 岩宮武二のまなざし "
会期:2020年11月7日(土) - 11月27(金)
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
〒550-0006 大阪府大阪市西区江之子島2-1-34
Tel:06-6441-8050
営業日:11:00 - 19:00 月曜休館
▶その他の詳細情報はこちら
 
■作家プロフィール
岩宮武二 | Takeji Iwamiya
大正9年(1920)、鳥取県米子市に生まれる。昭和15年(1940)、大阪の丹平写真倶楽部に入会。太平洋戦争では応召して満州に赴く。復員後、大阪に居を構え、フリーランスの写真家に。昭和 29 年に「富士フォトコンテスト」で、一等を射止め、その名を全国に知らしめた。翌年「岩宮フォトス」を設立。関西随一の広告写真家として活躍する一方、精力的に作品を発表した。『佐渡』、『かたち日本の伝承I・II』(日本写真協会賞年度賞受賞)、『京 kyoto in KYOTO』(毎日芸術賞受賞)、『宮廷の庭』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『日本海』、『アジアの仏像』(日本写真協会賞年度賞受賞)など多くの写真集を出版。
また昭和 41 年には大阪芸術大学教授(写真学科長)に就任し、後進の育成にも尽力した。平成元年(1989)、69歳にて逝去。大阪芸術大学をはじめ、大阪府、山口県立美術館、米子市美術館、東京都写真美術館、鳥取県立博物館などに作品が収蔵されている。

on 2020.10.1

EXHIBITION:
大坪晶 "Grayscale"


10月の展覧会:
大坪晶 " Grayscale "
 
2020年10月10日(水) - 10月31日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 

ブルームギャラリーは、10月10日(土)より大坪晶「 Grayscale 」を開催します。本展では、『グレースケールで思考する』をテーマに、新作のコラージュ作品を展示いたします。
デジタル化しグレースケールに変換された写真を素材にした本作では、作家の手作業が加わることで新しいイメージの解釈が生まれるとともに、日常の中で無意識に捉えられていた「グレースケール」について再考するきっかけを与えてくれます。様々な素材に定着させたモノトーンな作品群をぜひご覧ください。
 


作品群は、収集した写真を、デジタル化しグレースケールに変換した上でコラージュしたものである。日本の、そして世界の歴史記録をグレースケールに均一化し、意訳、誤訳し、概念化の少し手前の状態で旋回し続けることで、見知らぬ歴史を身体化しようと試みている。
 
グレースケールについて
銀塩写真の多くは白黒写真、もしくはモノクロームと呼称されてきた。それに対して、近年デジタルイメージング処理で用いられる名称として「グレースケール」がある。グレースケールは、映像の明暗を8ビットや16ビットの単位に変換してグレーの階調としてモニター上に表示する。また、多くの白黒写真がグレーの階調で表わされている意味で、グレースケールは白黒写真をより技術的に正確に表した言葉であると言える。また、モノクロームという用語は、中世ラテン語のmonochrōmaからきており、単一の色で表された図像や写真を表す言葉であり、白黒、セピア、グレースケールなどを包括する言葉である。
近年、多くのメディア(媒体)で使用されるのはカラー映像であるが、色は時に私たちの認知を惑わすことがある。例えば、Webページ、印刷物が色彩があることによりオブジェクトの光の強弱が正しく認知できないことがある。そのため、一旦グレースケールに変換して明暗差を確認することで、色覚多様性に配慮した配色を検討したりする。また、カラー情報を画像処理ソフトで破棄することで、容易にグレースケールに変換することが可能である。デジタル処理による撮像への介入は、写真の物質性の喪失や図像の均質化というネガティブな側面が指摘されることがあるが、写真の特性の一つであるどこにでもへばり付き、時代に同質化してゆくアメーバ的特性がより強調されたということもできる。

大坪晶

■展覧会情報
大坪晶 " Grayscale "
会期:2020年10月10日(土) - 10月31日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制 

 
■アーティストプロフィール
大坪晶 | Akira Otsubo
 
1979年兵庫県生まれ。神奈川県在住。2002年京都文教大学臨床心理学科卒業、2011年東京藝術大学先端芸術表現科専攻修士課程修了。2013年プラハ工芸美術大学(AAAD)写真学科専攻修士課程修了。アーカイブ資料の分析と研究を背景とした作品制作を行なっ ている。写真や映像にフィクショナルな操作を加えることで、史実を寓話的な記憶として提示しようと試みている。

on 2020.8.30

EXHIBITION:
"ポートフォリオ・ショーケース"


9月の展覧会:
"ポートフォリオ・ショーケース"
 
2020年9月23日(水) - 10月4日(日)
営業日:水曜日 16:00-22:00(ナイト営業)
    木曜〜日曜日 13:00-19:00
定休日:月曜日・火曜日
 

 
ブルームギャラリーは、 923日より「ポートフォリオ・ショーケース」を開催します。本展は 2009年にギャラリーがオープンして以来、年に 2回ペース、 5年間で計 10回開催した人気イベント「ポートフォリオ展」を 6年ぶりに開催するものです。会場内では、机上に並ぶ約 30名の作家のポートフォリオに加え、 10名の壁面展示をご覧いただけます。また、併設するストアとオンラインストアでは出展作家の写真集や ZINE等を同時販売いたします。それぞれの作家が表現する個性溢れる「ポートフォリオ」をぜひお手にとってご覧ください。
 
なお、本展では来場者の皆様が安心して作品を鑑賞いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、清潔・衛生的な環境づくりや室内の換気等を努めてまいります。ポートフォリオ作品を通じて、出展者とお客様がつながる場になれば嬉しいです。
 
皆様のお越しを心待ちにしております。
 
■展覧会情報
ポートフォリオ・ショーケース
2020年9月23日(水) - 10月4日(日)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日 16:00-22:00(ナイト営業)
    木曜〜日曜日 13:00-19:00
定休日:月曜日・火曜日
本展は通常の展覧会営業時間帯と異なります。
 
■期間限定オンラインストア
9月23日(水)16時オープン 
オンラインストアはこちら

■出展者名(敬称略)

榮爾(EIJI)
緒方隆吉
久保圭一
齋藤晋
スミノシンノスケ
高見彩花
竹尾果紗
谷口正彦
長岡修司
ニコラス・ロック
蓮井豊
馬場智行
浜中悠樹
眞岡綺音
二川美知枝
ホイキシュウ
mamindah
 

on 2020.8.29

EVENT:
"上野王香 オープン・スタジオ"


イベント:
9月の"上野王香 オープン・スタジオ"
 
2020年9月12日(土)と19日(土)の2日間 
会場:ブルームギャラリー(アトリエしゃしんのまど)
 

6月に続き、ブルームギャラリーでは上野王香によるオープン・スタジオを2日間開催します。

時間内であれば出入り自由なので、ゆっくりと作家と話をしたりこれまでの作品や作品制作風景をご覧いただくことができます。また、ご希望の方はオープンアトリエ限定のミニワークショップ(1日2回)やお客様と対話しながら作品をつくりあげる受注会も実施いたします。受注会については、遠方の方でもご注文いただけるようZOOM等を使ったオンライン対応も可能です。期間限定の受注会ですのでこの機会にぜひご参加ください。
 

※オープン・スタジオのため、基本的に作家のみが在廊しております。スタッフによるギャラリーでの通常業務(展覧会や各種相談、上野作品以外の作品販売や物品販売など)はしておりませんので予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染予防のため、混雑する場合は入場をお待ちいただくことがございます。できるだけ3名以上のグループでのご来店はご遠慮ください。また、当日はマスク着用と入り口での手指消毒のご協力をお願いいたします。

 

■イベント情報
"上野王香 オープンスタジオ & 受注会"
・開催日:9月12日 (土)、9月19日(土)の2日間
・時間:11:00〜17:00
・会場:BLOOM GALLERY(受注会はオンラインでも可)
 〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-1 1-23 ハイム北野B103
 Tel:06-6829-6937
 HP: http:// www.bloomgallery103.com/
・定員:なし。ただし混雑する際は入場制限をさせていただくことがございます。
・参加費:無料
・参加方法:予約不要
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◆ご来店のみなさまへ◆
緊急事態宣言は解除されておりますが、引き続き新型コロナウイルス感染のリスクを減らすためのご協力をお願いします。ご来店の際は以下のご案内をご一読の上お越しください。

・入り口でアルコールでの手指の消毒をお願いします。
・店内ではマスクを着用ください(お持ちでなければお渡しします。)
・スタッフと作家もマスク着用とさせていただきます。
・時間制限は設けておりませんが、混雑する場合は一度の入場につき1時間程度の滞在でお願いいたします。
・スタジオ内は、定期的に換気&消毒させていただきます。
・体調の優れない方はご来店をお控えください。

お客さまと作家やスタッフ双方の感染リスクを減らすため、ご協力をお願いします。

◆ミニワークショップについて◆

オープン・スタジオの2日間、以下の通りミニワークショップを開催します。
時間:13:00-13:30(先着3名)/15:00-15:30(先着3名)
参加費:1,000円(材料代込)
持ち物:特になし
予約:事前予約不要、先着順
 
▼ミニワークショップの様子

前回のワークショップの様子


連想ゲームのような形で作品をつくっていきます。


制作した作品はお持ち帰りいただけます。


 
◆受注会について◆
受注会では、自然界からの素材、種、葉、花、シルクや羊毛、樹液を使って制作をします。ご希望の方は、身近な自然の素材を持ってきていただいてもかまいません(小さい素材が好ましいです)。また、作家所有のアンティークの素材を選んでもらうことも可能です。宗教的なイメージの素材もあるので、お守り、魔除け的な感覚で選んで頂くこともできます。
当日、作家がお客様と対話しながらイメージを膨らませ、後日仕上げて額装したうえでご郵送させていただきます。遠方の方も受注会への参加が可能です。オンラインストアで事前申込みいただいたうえで、後日作家とZOOMなどを使ったオンラインで打ち合わせをさせていただきます。(作品のパーツとして入れたいものがあれば郵送で送ってください)

オンラインでの受注会の申込みはこちら
 
▼受注会のイメージ

前回の受注会の様子。お子様の記念の品としてヘソの緒や髪の毛をご持参いただきました。


ベースの色は5種類の紙からお選びいただけます。


メインとなるパーツをお選びいただけます。


使用する素材は種や葉、羊毛など


話し合いながら素材を決めていきます


オープンスタジオ限定受注作品のイメージ(15×15cmサイズ、額付、10,000円〜)


ご要望によりサイズ変更や大きめのパーツへの変更も可能です(追加料金がかかります)


ご要望に合わせて額装の変更も可能です(別途見積もりいたします)


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《作家プロフィール》
上野王香 Ueno Ouka


1982年大阪生まれ。2000年より2年間、京都造形 芸術大学で学んだ後に渡英。 2010年よりロンドンに在住。現 在は二児の母として子育てをしながら日々さまざまな素材を収集し、コラージュ制作を続けている。

 
 

on 2020.3.13(5.6、7.1追記)

EVENT:MANABI-BAR 2020 (店主:吉川直哉氏) 


 
Manabi-Bar 2020年前半は写真のワークショップを開催!!
テーマは『写真をよむ みる かんがえる』
 
新型コロナの影響で延期しておりました吉川直哉店主によるManabi-Bar。秋開催でスタートいたします。
 
 
 
《 各講義のテーマ 》
第1回(9/29)  「写真を言葉にする
第2回(調整中)「写真をめぐる物語」
第3回(調整中)「写真のよみかた」
第4回(調整中)「作品と写真」
第5回(調整中)「写真のコンセプトとテーマ」

2回目以降は後日掲載予定

 
開催時間:毎回19時〜21時
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 
MANABI-BAR 2020では、引き続き「写真の撮り方」は教えません。写真家、教育者、写真祭の芸術監督など様々な顔を持ち、国内外で活躍する吉川直哉さんがマスターとなり、「写真のおもしろさ」「写真の楽しみ方」を皆様にお伝えしたいと思います。
 
難しい写真論はさておき、写真を楽しむ入り口として多くの方に参加いただければ嬉しいです。これまで写真ギャラリーに来たことがない方や写真を学びはじめの方もお気軽に参加ください。
 
【Manabi−Barマスターからのコメント】
写真を言葉にすることはむずかしいことですが、とても大切なことです。写真に何が写っているのか、一緒に考える時間にしたいと思います。二回目からは参加者が持参された写真をもとにみんなで考えます。写真の撮り方を教えたり、評価・批評をする場ではありませんが、写真について話が広がることを楽しみにしています。とはいえ、写真を撮っている人だけではなく、写真が好き、見るのが好きという人もぜひご参加ください。
 
《募集中の写真講義》

・日時:9月29日(火)
・時間:19:00 - 21:00
・定員:10名
・参加費:2,500円(学生1,500円)
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください
お申込みフォーム

《 プロフィール 》

吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(アメリカ)。チビテラ・ラニエリ・センター選考アーティスト・イン・レジデンス。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015。大理国際写真祭、平遥国際写真祭、ラビリンス国際芸術祭など招待。テグ写真ビエンナーレ2016で日本人初の芸術監督。国内外で展覧会、ワークショップ、シンポジウム、講演など多数。
 

on 2020.6.11

EVENT:
"上野王香 オープン・スタジオ"


イベント:
"上野王香 オープン・スタジオ"
 
2020年6月21日(日)と27日(土)の2日間 
会場:ブルームギャラリー(アトリエしゃしんのまど)
 

ブルームギャラリーでは、今春にロンドンから一時帰国している 上野王香によるオープンスタジオを2日間開催します。

お客様1組(最大3名)につき50分のオープンアトリエ で、ゆっくりと作家と話をしたりこれまでの作品や作品制 作風景をご覧いただくことができます。ご予約の時間内で あれば入退場自由です。また、ご希望の方はオープンアト リエ限定のミニワークショップやお客様と対話しながら作 品をつくりあげる受注会も実施いたします。
今回、遠方の方もご参加いただけるようZOOM等を使っ たオンライン受注も可能ですので、お気軽にご参加くださ い。
 
※オープンスタジオのため、基本的に作家のみが在廊しております。スタッフによるギャラリーでの通常業務(展覧会や各種相談、上野作品以外の作品販売や物品販売など)はしておりませんので予めご了承ください。
 
■イベント情報
"上野王香 オープンスタジオ & 受注会"
・開催日:6月21日 (日)、6月27日(土)の2日間
・時間:12時-/13時-/14時-/15時-/ 16時-/17時-/18時-
(50分入れ替え制)
・会場:BLOOM GALLERY(受注会はオンラインでも可)
 〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-1 1-23 ハイム北野B103
 Tel:06-6829-6937
 HP: http:// www.bloomgallery103.com/
・定員:1枠1組(1組につき最大3名まで)
・参加費:無料
・参加方法:事前予約制
・予約方法:専用フォームよりお申込みください。
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◆ご来店のみなさまへ◆
緊急事態宣言は解除されておりますが、引き続き新型コロナウイルス感染のリスクを減らすためのご協力をお願いします。ご来店の際は以下のご案内をご一読の上お越しください。

・入り口でアルコールでの手指の消毒をお願いします。
・店内ではマスクを着用ください(お持ちでなければお渡しします。)
・スタッフと作家もマスク着用とさせていただきます。
・1枠50分の入れ替え制とさせていただきます。
・入れ替えのタイミングで毎回換気させていただきます。
・同時にご入店いただけるのは3名までです。
・体調の優れない方はご来店をお控えください(当日キャンセルも可能です)

お客さまと作家やスタッフ双方の感染リスクを減らすため、ご協力をお願いします。

◆受注会について◆
受注会では、自然界からの素材、種、葉、花、シルクや羊毛、樹液を使って制作をします。ご希望の方は、身近な自然の素材を持ってきていただいてもかまいません(小さい素材が好ましいです)。また、作家所有のアンティークの素材を選んでもらうことも可能です。宗教的なイメージの素材もあるので、お守り、魔除け的な感覚で選んで頂くこともできます。
当日、作家がお客様と対話しながらイメージを伝えていただき、後日仕上げて額装したうえでご郵送させていただきます。
遠方の方も受注会への参加は可能です。当日ZOOMなどを使ってオンラインでお話をしながらイメージを膨らませ(入れたいものがあれば郵送で送ってもらうことも可能です)、額装したうえでご郵送させていただきます。オンラインでの参加をご希望の方は、 お申込み後にお送りするメール宛に「オンライン希望」とご返信ください。

 
▼受注会のイメージ

話し合いながら素材を決めていきます


今回使用する素材は種や葉、羊毛など


イメージを膨らませてから制作します(後日納品)

 

フレームも何種類かご用意しています。


使用する素材例:アンティークのカードなど


入れたい素材をご持参いただいてもOKです!


オープンスタジオ限定受注作品のイメージ(150×150サイズ、額付、10,000円)


 
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《作家プロフィール》
上野王香 Ueno Ouka


1982年大阪生まれ。2000年より2年間、京都造形 芸術大学で学んだ後に渡英。 2010年よりロンドンに在住。現 在は二児の母として子育てをしながら日々さまざまな素材を収集し、コラージュ制作を続けている。

 
 

on 2020.3.14

EXHIBITION:
OPEN STORAGE "安井仲治コロタイプ -後編 -"


4月の展覧会:
OPEN STORAGE #001 "安井仲治コロタイプ"
 
2020年4月1日(水) - 4月25日(土)
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会期を延期いたします
会場:ブルームギャラリー
 
新型コロナウィルスに対する対応について

 

 

 
ブルームギャラリーは、【オープンストレージ#001】の続編として、昨年展示した写真家 安井仲治の貴重なコロタイプ印刷「安井仲治写真 作品集」の内、未展示の作品をご紹介します。【オープンストレージ】とは、定期的にギャラリーが保有する貴重な資料を展示するアーカイブ資料展で、西日本にゆかりのある作家を中心に紹介してまいります。
 
今回紹介するコロタイプ印刷は、安井仲治没後4ヶ月半後の1942年に刊行された写真集で、発行部数50部の非常に貴重な作品集です。全図版50葉の中からセレクトした作品を展示いたしますので、当時の印刷をぜひともお楽しみください。なお、貴重な資料のため会期中に一度展示替えを行います。
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
■展覧会情報
OPEN STORAGE #001 "安井仲治コロタイプ"
2020年4月1日(水) - 4月25日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 13:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
 
■「OPEN STORAGE」とは
オープンストレージとは、ブルームギャラリーが保有するアーカイブ資料や所有者からお預かりした貴重な資料を一般に公開するアーカイブ展です。貴重な資料を展示する他、関連する資料の収集と公開も同時並行で行ってまいります。わたしたちがこれらの展覧会を企画する意図は、貴重な資料の散逸を防ぐ目的とともに、埋もれている大切な情報を収集したいという想いがあります。なぜなら、ここ数年で戦前戦後に活躍した作家の作品や写真集、貴重な資料が日々失われる状況にあり、それらの多くは、価値に気づかず、ご本人やご遺族の手によって廃棄されています。ブルームギャラリーでは、これらの貴重な資料を残し、研究者や評論家といった情報を求める方々につなぐことができればと思っております。情報収集は、展覧会会期に関係なく常時行っておりますので、皆様の周辺で資料の保管や活用にお困りの方がおりましたらぜひともご相談ください。

on 2020.3.15

EXHIBITION / EVENT:
"ポートフォリオ・ショーケース"


5月の展覧会:
"ポートフォリオ・ショーケース"
 
2020年5月13日(水) - 5月24日(日)
会期を延期し、9月23日(水)- 10月4日(日)に変更
営業日:水曜日 16:00-22:00
      木〜土曜日 13:00 - 19:00
定休日:月曜・火曜日
会場:ブルームギャラリー
 

 

 
ブルームギャラリーでは、2014年ぶりの参加型イベントとして「ポートフォリオ・ショーケース」を開催します。ポートフォリオ展は、ギャラリーがオープンした2009年から2014年の5年間のプロジェクトとして計10回開催してきたもので、無審査で先着順、提出形式も自由という形でこれまで多数の作家の作品を紹介してきました。ここ数年、ポートフォリオレビュー等が国内でも多数開催され、「ポートフォリオ」という言葉を聞く機会や専門家に作品を見てもらう機会が増えてきました。一方で作家さんと話をしていると、以前よりも作品を見せ合ったり自由に語り合う場が少し減っている、そんな印象を受けます。今回6年ぶりに交流を目的としたポートフォリオ展を開催することで、作家さん同士やご来場者さまに新たなつながりが生まれたり、再会の場となることを期待しております。
また、会期中、希望者は写真集やZINE等をギャラリーの店舗とオンラインストアで販売可能です。
詳細は募集要項に記載しておりますので、ダウンロードいただき、ぜひ参加をご検討ください。
先着順ですので、ご興味がある方は、お早めにお申込みくださいね。
 

■展覧会情報
ポートフォリオ・ショーケース
2020年5月13日(水) - 5月24日(日)
→ 2020年9月23日(水) - 10月4日(日)に延期
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日 16:00-22:00
      木曜〜日曜日 13:00-19:00
定休日:月曜日・火曜日
※本展は通常の展覧会営業時間帯と異なります。
交流会:2020年9月26日(土) 18:00〜
■募集要項
ポートフォリオ・ショーケース募集要項LinkIcon
■募集フォーム
お申込みはこちら
 

 
 
 
 

on 2020.1.10

WORKSHOP:『北義昭:写真修復ワークショップ』 


 

写真修復ワークショップ




ブルームギャラリー内に春に新設する「アトリエ しゃしんのまど」のプレイベントとして、2月に写真家 北義昭氏を講師に迎えた「写真の修復ワークショップ」を開催します。
1日完結のワークショップで、ノート型PCとソフト(Adobe Photoshop CS)をお持ちの方+見学者を対象とした開催となります。基礎講座では、修復に必要なポイントにしぼり基本的なPhotoshopの機能を学ぶことができますので、これまで独学で修復や補正をされてきた方、初心者の方は、基礎講座から受講されることをおすすめします。ぜひ、ご参加ください。

 

 
・開催日:2020年2月2日(日) 
・スケジュール
 ①フォトショップ基礎講座(初心者向け)  
  13:00-14:00
 ②写真修復ワークショップ
  14:00-17:00 
・定員:10名 (3名以上で開講)、要予約
・会場:BLOOM GALLERY内
・参加費:
 ①+②を受講:6,000円 
 ②のみを受講:5,000円
 ①+②を見学:5,000円
・持ち物:ノート型パソコン、Photoshop CC、筆記用具
※詳細については、参加者に事前にご案内いたします。 
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。
   申込みはこちら
 

《 プロフィール 》
北義昭 (Yoshiaki Kita)
1967年大阪生まれ。写真家、James Dean Archives Seita Ohnishi Collection 技術監修(写真のデジタル修復)。1988年に日本写真映像専門学校卒業、フリーアシスタントになる。1987年より国内を旅し、1991年以降、海外へと放浪の場を移し、ヨーロッパ・アフリカ・アジア・中南米などを撮影。2002年、日経ナショナルジオグラフィックコンテスト(日本語版)でグランプリを受賞。精力的に作家活動を展開し、アートバーゼル(スイス)、アルル国際写真祭(フランス)、ニューヨーク・スコープ、バーモントアートフェスティバル、シカゴアートフェスティバル(アメリカ)、大理国際写真祭(中国)、水原フォトフェスティバル、平昌ビエンナーレ、ソウル・フォト(韓国)、台北フォトフェスティバル(台湾)など世界の写真祭、アートフェアに参加。
Web :http://north-photograph.com/

on 2019.12.30

Season’s greetings and best wishes for the New Year


 
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

今年も早いもので残り僅か。
年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。
ブルームギャラリーは、2019年に開設10周年の節目を迎え、この1年は今後の10年に向けて、写真ギャラリーがどう在るべきか?そんなギャラリーや写真の未来を考え、新たなスタートを迎えた良い1年となりました。2019年の後半にスタートした「しゃしんのまど」という活動もその一環ではありますが、春頃には種まきした活動が少しずつ動き出しそうです。
本年中にお越しいただいた皆様、一緒に活動をしてくれた皆様、いろんな形で応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

2020年も引き続き、西日本にゆかりのある作家の紹介、交流展、アーカイブ資料展、これらの3つの企画展を軸に、様々な形で「写真の未来に寄り添う」活動を目指して参ります。

来年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

2019年12月吉日
ブルームギャラリー


なお、誠に勝手ながら下記期間は ギャラリー、ショールーム、オンラインショップを冬期休業とさせていただきます。

▼ギャラリー・ショールーム
2019年12月30日(月)〜 2020年1月10日(金)

▼オンラインストア
2019年12月30日(月)〜 2020年1月5日(日)

上記期間にいただいたご注文・お問い合わせは、1月6日より順次対応させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただけますようお願い申しあげます。

 

on 2019.10.25

EXHIBITION:
上野王香 「卵中」


11月-12月の展覧会:
上野王香 「卵中」
 
2019年11月23日(祝) - 12月28日(土)
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 

 

 
ブルームギャラリーは、11月23日より、上野王香展「卵中」を開催します。
大阪出身、ロンドン在住の上野王香は、2008年の初個展より、一貫して雑誌や印刷物の切り抜きを素材に用いたストーリー性の高いコラージュ作品を発表してきました。ブルームギャラリーでも、これまで旧作を中心にグループ展やアートフェア等で何度か紹介してきた作家ではありますが、新作での個展は本展が初めてとなります。
 
上野王香の作品の魅力は、作家の身近な経験から着想を得て生まれた物語を軸に、繊細な手仕事と少しユーモアのある主人公たちがつくりあげる世界観があげられます。本展では、「卵中(Her Egg)」をテーマに、雑誌等の切り抜きに加え、ケシの実、桜の樹皮、苔、羊毛、など、自然界に存在する様々な素材を組み合わせることで、より生命力が感じられる新たな表現に挑みます。
 
展覧会初日のオープニングレセプションや翌日のコラージュワークショップなど、帰国中の作家とゆっくり交流できる時間も設けておりますので、皆様お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
上野王香の5年ぶりの新作展に、ぜひご期待ください。 
 
【STORY】
私は、からからに乾いた葉っぱを手のひらにのせてぐっと手を閉じた。
そして粉々になった葉っぱを海にまいた。
それが偶然にも海の中でまた合わさって一枚の葉っぱになった。 …(続く)
 
I picked up the dried leaf as I clasped the leaf in my hand.
It crumbled between finger tips.
I tossed it into the ocean, scattering it onto her surface.
As the tiny pieces danced she drew them in and together they became one again. 
 
■関連イベント
「オープニングレセプション」
日時:2019年11月23日(祝) 18:00-20:00
当日は展覧会のテーマに合わせたケータリングも用意しております。
どなたでも参加いただけれますので、ぜひご参加ください。
 
「コラージュ制作&お茶会」
日時:2019年11月24日(日) 
13:00-15:00(満席)
16:00-18:00(ご予約承り中)
定員:各回 6名、要予約
会場:BLOOM GALLERY
参加費:2,500円(材料費、お茶代込)
持ち物:筆記用具、はさみ、コラージュに使用したい素材(任意)
※詳細については、参加者に事前にご案内いたします。
予約方法:電話( 06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。 
  16:00-18:00 
 
 

 
■プロフィール
上野王香 Ouka Ueno 
HPはこちら
 
1982年大阪生まれ。2000年より2年間、京都造形芸術大学で学んだ後に渡英。2004年にWimbledon School of Art in Londonを卒業。2010年よりロンドンに在住。現在は二児の母として子育てをしながら日々さまざまな素材を収集し、コラージュ制作を続けている。
 
■主な展覧会
2018 Somatid / BLOOM GALLERY / Osaka
2016 Director's Choice #01 / BLOOM GALLERY /Osaka
2014  The Fisherman and The Doctor/ Port Gallery T/ Osaka
2012  Ouka Ueno Collage Exhibition/ Calo Bookshop & Cafe/Osaka
2011  Offering/ Port Gallery T/Osaka
2010  WORKS#04/ Port Gallery T/ Osaka
         Summer Exhibition/ Royal Academy of Arts/ London
2009  Somatid/Port Gallery T/ Osaka
2008  DOOR/ Port Gallery T/ Osaka
2007  KAFKA International 入選者展/AVA Gallery /London

on 2019.10.20

EXHIBITION:
OPEN STORAGE "安井仲治コロタイプ"


10月-11月の展覧会:
OPEN STORAGE #001 "安井仲治コロタイプ"
 
2019年11月6日(水) - 11月16日(土)
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー
 

 

 
ブルームギャラリーは、これまで①西日本にゆかりの作家を紹介する場、②国内外のアーティストが交流する場、③アーカイブ資料を展示する場、これらの3つの軸で運営してまいりました。本展は3番目のアーカイブ資料の展示に準じた展覧会で、【オープンストレージ】と題して、定期的にギャラリーが保有する貴重な資料を展示する企画展を開催します。第一回目は、西日本にゆかりのある作家であり、関西写真界に大きな影響を与えた写真家 安井仲治の貴重なコロタイプ印刷「安井仲治写真 作品集」を展示します。
 
このコロタイプ作品集は、安井仲治没後4ヶ月半後の1942年に刊行された写真集で、発行部数50部の非常に貴重な作品集です。本展では納められていた図版50葉の中からセレクトした作品を展示いたします。貴重な資料のため会期は短めに設定しておりますが、ぜひ当時の印刷をお楽しみください。展示しない作品はまた次回以降のオープンストレージでご紹介いたします。
 
皆様のご来廊を心待ちにしております。
 
■展覧会情報
OPEN STORAGE #001 "安井仲治コロタイプ"
2019年11月6日(水) - 11月16日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
 
■「OPEN STORAGE」とは
オープンストレージとは、ブルームギャラリーが保有するアーカイブ資料や所有者からお預かりした貴重な資料を一般に公開するアーカイブ展です。貴重な資料を展示する他、関連する資料の収集と公開も同時並行で行ってまいります。わたしたちがこれらの展覧会を企画する意図は、貴重な資料の散逸を防ぐ目的とともに、埋もれている大切な情報を収集したいという想いがあります。なぜなら、ここ数年で戦前戦後に活躍した作家の作品や写真集、貴重な資料が日々失われる状況にあり、それらの多くは、価値に気づかず、ご本人やご遺族の手によって廃棄されています。ブルームギャラリーでは、これらの貴重な資料を残し、研究者や評論家といった情報を求める方々につなぐことができればと思っております。情報収集は、展覧会会期に関係なく常時行っておりますので、皆様の周辺で資料の保管や活用にお困りの方がおりましたらぜひともご相談ください。

on 2019.9.10

EXHIBITION:
池本喜巳 "ジェームスの島 ROTA"


9月-10月の展覧会:
池本喜巳 "ジェームスの島 ROTA"
 
2019年9月18日(水) - 10月19日(土)
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー
 

 
ブルームギャラリーは、9月18日より、写真家 池本喜巳の展覧会を開催します。
鳥取出身の池本喜巳(1944 -) は、現在も鳥取をベースに山陰の記録を撮り続ける写真家です。これまで多くの作品を展示発表しており、代表作として昭和の時代を色濃く残す個人商店を約40年間撮影した「近世店屋考」、山陰の風景を撮影した「そでふれあうも」などがありますが、同時並行で多くのシリーズを撮ってきました。池本作品の魅力は、圧倒的な撮影量と既成概念にとらわれない実験的な写真表現にあります。ブルームギャラリーでは、本展を皮切りに、3ヶ月に1度のペースで池本作品のビンテージプリントを紹介する中で、写真家 池本喜巳の幅広い写真表現に焦点を当てていきたいと考えます。
 
第一回目に紹介するのはサイパンとグアムのほぼ中間に位置する小さな島ロタ島で撮影した「ジェームスの島」シリーズ。本シリーズは、1993年にニコンサロン銀座とニコンサロン大阪で展示をしたもので、本展では、80点以上の作品の中からセレクトした作品を展示いたします。
会期中、展示してない作品もすべてご覧いただけますので、ぜひご高覧ください。
皆様のお越しを心待ちにしております。
 
▼参考までに、 ニコンサロン発行のカタログに掲載された「ジェームスの島」紹介文を掲載します。
 
毎年正月にはジェームスの島(ROTA)へ行きます。
もう7年も通っているので、島の男ジェームスと仲よくなり、
いつも遊んでいるのです。
大阪出発なので、鳥取から大阪へ車で行き、
たまたま大阪の古カメラ屋さんで、
ステレオカメラを買って持っていきました。
まったく自由に遊ぶ気持ちでモノクロばかりを7年間撮影しました。
何本撮ったのか、伸ばしてみて、
何となく自由な感じがとても気に入っています。

引用元「Nikon Salon volume63 1993/7・8・9(株式会社ニコン 1993年11月発行 )

 
■展覧会情報
池本喜巳 "ジェームスの島"
会期:2019年9月18日(水) - 10月19日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

協力:池本喜巳小さな写真美術館
 
■プロフィール
池本 喜巳
Ikemoto Yoshimi

1944年鳥取市生まれ。
1967年日本写真専門学校卒業。70年鳥取市にて池本喜巳写真事務所設立。77~96年植田正治氏の助手を務める。主な写真展(個展)に、84年「そでふれあうも」(銀座ニコンサロン)、86年「近世店屋考1985~1986」(ポラロイドギャラリー/東京)、87年同展(ピクチャーフォトスペース/大阪、アムステルダム・ロッテルダム/オランダ、ローマ・ミラノ/イタリア)、93年「ジェームスの島」(銀座ニコンサロン)、2000年「近世店屋考」(JCIIフォトサロン/東京)、01年「写された植田正治〈天にある窓〉」(植田正治写真美術館/鳥取、JCIIフォトサロン/東京)、13年「素顔の植田正治」(ブルームギャラリー/大阪)などがあり、グループ展に00年「21世紀に残したい自然」(東京都写真美術館)、04年企画展「現代の表現 鳥取VOL.2 平久弥・池本喜巳 Painting & Photography -Presence-」(鳥取県立博物館)などがある。
主な写真集に、『そでふれあうも』(93年 G.I.P. Tokyo)、『大雲院 祈りの造形』(96年 大雲院)、『池本喜巳作品集 鳥取百景』(99年 鳥取銀行)、『池本喜巳写真集 三徳山三仏寺』(02年 新日本海新聞社)、『近世店屋考』(06年)、『そでふれあうも 2』(14年 以上合同印刷㈱)、『因伯の肖像』(14年 今井印刷㈱)などがある。

 

on 2019.8.15

EVENT:【しゃしんのまど】プレイベント&おゆずり市


 

【しゃしんのまど】プレイベント&おゆずり市

 

 
2019年9月より、ブルームギャラリー内に新しいプロジェクト『しゃしんのまど / SHASHINNOMAD』を立ち上げます。それに先駆けて8月の金曜日と土曜日は、各種相談の窓口としゃしんのまどで取り扱う商品を並べたプレイベントを開催します。プレイベント期間中、ポートフォリオブックやフレーム、保存箱の特別割引がある他、恒例のおゆずり市も開催いたします。未使用のフレームから中古フレームやマット、端材などありますので、お気軽にお立ち寄りください。

【ブルームギャラリーとしゃしんのまど の違いは何?】
両者ともに写真を軸とする活動ではありますが、お客様に提供するサービスが全く異なる別軸での活動となります。「ブルームギャラリー」は以前と変わらず、西日本にゆかりのある作家の紹介と作品販売をするコマーシャルギャラリーとしての活動をメインに、「しゃしんのまど」は、作品制作者や一般の方に向けた写真の「みせ方」や「残し方」に特化した窓口サービスが主な活動です。これまでギャラリーに来られたことがある方だけでなく、はじめての方や遠方の方までお気軽にご利用いただけるサービスを目指してこれから活動してまいります。しゃしんのまど が提供する「みせ方」や「残し方」に関する情報をお探しの方がお近くにおられましたら、「こんなサービスがあるってよ!」とご紹介いただければ嬉しいです。 

・開催日:8月16日・17日・23日・24日・30日・31日
・時間:金・土曜日の16:00 - 19:00
・会場:ブルームギャラリー内
・イベント&おゆずり市:入場無料、予約不要
・各種個別相談:有料(40分 3,240円)、完全予約制
・個別相談の予約方法: しゃしんのまど オンラインショップにてお申込みの上、当日店舗にお越しください。

【しゃしんのまど の活動について】
「しゃしんのまど」は、写真の『みせ方』や『残し方』の相談に特化した窓口サービスです。また、実際に使ってみて良かった額装用品や保存用品を実店舗とオンラインショップで販売しております。
「しゃしんのまど」は、大阪に写真ギャラリーを構えるブルームギャラリーの活動から派生する形で生まれました。ブルームギャラリーのディレクターが作品販売や作家のマネージメント業務をする中で培った経験やノウハウ、ネットワークを一般の方にお伝えできる場があれば、という想いからスタートしたものです。決して目新しいサービスということではなく、ディレクターの窪山がこれまで個人的に相談にのっていた各種相談や額装相談などをオープンにし、はじめての方でもご利用いただけるサービスにしたものです。「しゃしんのまど」 では、作品発表を目標とする作家さんに向けて、展示方法やポートフォリオブックづくりを一緒に考えていく他、自治体や地域団体、個人の方が保有する写真アルバム、紙焼き写真、フィルムなどの残し方のアドバイスをするなど、さまざまな分野における写真の「モノ」としての価値を広める活動を行ってまいります。

《実店舗名》
アトリエ しゃしんのまど
atelier SHASHINNOMAD
 
※本格始動は9月4日より!
9月からの営業時間:水曜日 - 土曜日 11:00-19:00(個別相談は完全予約制)
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23ハイム北野B103
ブルームギャラリー内
 
▶しゃしんのまど ホームページ
▶しゃしんのまど オンラインショップ

on 2019.6.20

EVENT:MANABI-BAR『店主:速水惟広 


 
《 Manabi-Barのテーマ 》 

作品制作を志す人のための『キャリア構築』戦略講座

 

 
7月15日(月・祝)のManabi-Barの店主は、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダーの速水惟広氏が務めます。以下、店主からのコメントです。
 
 
誰もが写真を撮る時代に、どうやって自分の作品を世に出すか?
国内、海外、異なるマーケットで、これからキャリアを形成したい人に向け、
今の時代に活用できる「様々な機会」をいかに戦略的に活用すべきか、
その具体的な方法についてお話をします。
 
作品制作とセットで考えるべき、
作品の世への出し方、キーパーソンとの出会い方、
またそのタイミングまで。
 
どんなコンペを受ければいいのか?
成功するポートフォリオレビューとは?
そこに必要なスキルとは?
 
様々な選択肢がある中で、打つことで響くための
戦略的な方法についてお話します。
 
                  速水惟広
 
 
これまで国内外で精力的に活動し、たくさんの作家さんと出会ってきた速水さん。現場で見聞きし、経験したことをベースに語られるキャリア論は、作品制作を目指す作家さんにとっても参考になる気づきや学びがたくさんあると思います。しかも、今回はワンコインという太っ腹でお得な講座です。年齢やキャリア関係なく、作品制作を志す多くの皆さまに参加いただければ嬉しいです。
みなさまのご参加をお待ちしております!
 

・開催日:2019年7月15日(月・祝) 
・時間:17:00 - 18:30
・定員:20名 
・参加費:500 円
・持ち物:筆記用具
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。
   申込みはこちら

《 プロフィール 》
速水惟広 (Ihro Hayami)
1982年大阪生まれ。T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダー。海外の写真祭などでも精力的に活動しており、最近の活動に「Photo Vogue Festival」(ミラノ、2019)、「HIPA」(ドバイ、2018)、「LensCulture Black & White Awards」(アムステルダム、2018)での審査員、「New York Times Portfolio Reviews」(ニューヨーク、2018)でのポートフォリオレビューがある。その他、台湾、シンガポール、マレーシア、ブラジル、コロンビアなどの国際写真祭での講演、審査など多数。過去、手掛けた主な企画展にアレハンドロ・チャスキエルベルグ「Otsuchi Future Memories」(岩手県大槌町、2016ほか)、アレックス・プレガー「WEEK-END」(東京、2010)など。写真雑誌「PHaT PHOTO」前編集長。
 

on 2019.6.1

EVENT:MANABI-BAR『写真講義 (店主:吉川直哉氏) 


 
2019年後半のテーマが決まりました!!
 
 
《 各講義のテーマ 》
第6回(6/25)   「なぜ写真を合成するのか。その系譜を辿る
第7回(7/23)   「戦争の記憶と記録
第8回(9/10)   「アメリカの写真の流れ
第9回(10/8)     「ドイツの写真の流れ
第10回(11/12)   「中国の写真の流れ  
 
開催時間:毎回19時〜21時
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 
MANABI-BAR「写真講義」では、引き続き「写真の撮り方」は教えません。写真家、教育者、写真祭の芸術監督など様々な顔を持ち、国内外で活躍する吉川直哉さんがマスターとなり、「写真のおもしろさ」「写真の楽しみ方」をスライドなどを使いながら皆様にお伝えしたいと思います。
 
難しい写真論はさておき、写真を楽しむ入り口として多くの方に参加いただければ嬉しいです。これまで写真ギャラリーに来たことがない方や写真を学びはじめの方もお気軽に参加ください。
 
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
《募集中の写真講義》

・日時:11月12日(火) 
・時間:19:00 - 21:00
・定員:15名 (5名以上で開講)
・参加費:2000 円(お茶付)※学生(30歳以下)は1000円
・持ち物:筆記用具
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。
#10(11/12)

《 プロフィール 》

吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(LIU客員研究員)、チビテララニエリセンター2003選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、テグフォトビエンナーレ2016 芸術監督(韓国)。2017年は、よしとみ写真祭(京都)、大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国)、第18 回芸術祭ラビリンス(ドイツ・ポーランド)などに参加。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 

on 2019.4.20

EXHIBITION:
"主観主義写真における後藤敬一郎"


5月-6月の展覧会:
"主観主義写真における後藤敬一郎"
 
2018年5月11日(土) - 6月8日(土)
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー、ショールーム
 

© 後藤敬一郎 "題不明"制作年不明


 

© 後藤敬一郎 "メモランダム" 1947年


 
ブルームギャラリーは、5月11日より、写真家 後藤敬一郎の展覧会を開催します。
後藤敬一郎(1918 - 2004) は、戦前から戦後にかけて名古屋をベースに活動した写真家です。シュルレアリスムに傾倒し、被写体やスタイルを変化させながらも生涯にわたって前衛写真表現に取り組み、戦後には瀧口修造を中心として結成された日本主観主義写真連盟に加わりました。また、名古屋の盟友である 山本桿右(詩人、写真家)らと共に活動するなど、近年注目をされている写真家です。本展示は、2018年にスタジオ35分(東京)で開催された同タイトル『主観主義写真における後藤敬一郎』展の巡回展で、関西では初披露となります。メインギャラリーでは、主観主義写真として撮影された戦前・戦後のビンテージ写真を、ショールームではフィルムから新たにプリントをした作品群を展示します。
 
初日(5月11日)の16時より、主観主義写真や後藤敬一郎作品に詳しい3名(竹葉丈×中村惠一×酒航太)を登壇者に迎えたトークイベントを開催!! その他、200部限定の作品集「主観主義写真における後藤敬一郎」も販売いたします。
 
1点1点見ごたえのある後藤敬一郎の作品をぜひご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
 
■展覧会情報
"主観主義写真における後藤敬一郎"
会期:2019年5月11日(土) - 6月8日(土)
会場:BLOOM GALLERY、SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

協力:スタジオ35分、 主観主義写真研究会
 
■関連イベント
5月11日(土)の16時より3名のゲスト(竹葉丈×中村惠一×酒航太)を迎えたオープニングトーク(有料)を開催します。イベント終了後にはささやかなパーティーも開催しますので、お気軽にご参加ください!!

・開催日:2019年5月11日(土) 
・時間:16:00 - 17:30
・定員:20名 
・参加費:1000 円
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。
   申込みはこちら

 登壇者プロフィール
 
■竹葉丈(たけば じょう)
名古屋市美術館学芸員。1961年生まれ。
日本近代写真史に関する作品調査を行い、その成果を展覧会として7企画、開催。
主な展覧会企画(単独企画)として、『名古屋のフォト・アヴァンギャルド』(1989年)、『芸術写真の黄金期‐日高長太郎と愛友写真倶楽部』(1990年)、『異郷のモダニズム‐満洲写真全史』(2017年)など。2003年3月にThe Museum of Fine Arts, Houstonとの共同企画として『The History of Japanese Photography』を開催 、その後The Cleveland Museum of Art に巡回。2004年11月には渋谷区立松濤美術館との共同企画として『生誕百年 安井仲治 写真のすべて』を開催する。
著書(単著)としては、『コレクション・日本シュールレアリスム③シュールレアリスムの写真と批評(資料復刻、解題、年譜、参考文献編著 本の友社 200112月』がある。
 
■中村 惠一(なかむら けいいち)
1960年 愛知県岡崎市生まれ。北海道大学生時代に札幌NDA画廊で一原有徳に出会い美術に興味をもつ。元具体の嶋本 昭三の著書によりメールアートというムーブメントを知り、そのネットワークに参加。コラージュ作品、視覚詩作品、海外のアーティストとのコラボレーション作品を主に制作する。一方、新宿・落合地域の主に戦前の文化史に興味をもち研究を続け、それをエッセイ にして発表している。また最近では新興写真や主観主義写真の研究を行っている。
 
 ■酒 航太(さけ こうた)
1973年 東京都武蔵野市生まれ。1998年にSan Francisco Art Institute 卒業。Henrry Weseel Jrから写真を教わる。 近年は写真家として動物を被写体にした写真作品の制作し発表をしながら、2009年より中野区新井薬師前にてギャラリー&バー「スタジオ35分」を運営。さまざまな企画を行う中で、特に主観主義写真を積極的に紹介している。 
 
■主観主義写真研究会
日本写真史のなかで忘れられた存在となってしまった1950年代の写真潮流のひとつである主観主義写真を発掘、評価、アーカイブすることを目的に結成された研究会。スタジオ35分代表で写真家である酒航太と新宿・落合文化史研究家の中村惠一がその中心メンバー。
 

on 2019.4.10

EXHIBITION:
RICE MINHSHAN FAN
"SELF"


4月-5月の展覧会:
RICE MINHSHAN FAN
"SELF"
 
2018年4月17日(水) - 5月4日(土)
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー、ショールーム
 

 
ブルームギャラリーは、4月17日より、RICE MINHSHAN FAN "SELF"を開催します。
アメリカの大学を経て今春に日本の大学院を卒業したRICE MINHSHAN FAN。
本展では、”SELF”をテーマに、卒業制作で発表した最新作を再構成した展示を行います。写真表現だけでなく映像や立体作品を制作するなど、様々な視点・素材から表現を試みるRICE MINHSHAN FANにぜひともご期待ください。
 
また、併設するショールームでは、別シリーズ(CubaシリーズとBroadcast Gymnasticsシリーズ)の中からセレクトした作品も展示販売いたします。
こちらも必見です!!併せてお楽しみください。
皆様のお越しをお待ちしております。
 
■展覧会情報
RICE MINHSHAN FAN
"SELF"
会期:2019年4月17日(水) - 5月4日(土)
会場:BLOOM GALLERY、SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■関連イベント
4月20日(土)の17時よりオープニングパーティーを開催します。
入場無料ですので、お気軽にご参加ください!!

 
■アーティストプロフィール
RICE MINHSHAN FAN
中華人民共和国生まれ。2014年ロチェスター工科大学写真学科卒業。Fine Art Printing Lab Supreme Digital 勤務。展覧会に、The Centre for Fine Art Photography(アメリカ)The community darkroom(アメリカ)Yoshitomi Photo Festival(京都)、葛城発信アートFAIR 特別企画展(ギャラリーら・しい、奈良)、三休橋国際学生フォトファラッグ展(大阪)など。今年大阪芸術大学大学院修士課程写真専攻から卒業。
 
ホームページはこちら
 

on 2019.3.20

EVENT:MANABI-BAR『店主:大西洋編 


 
《 Manabi-Barのテーマ 》 

Case Publishingが挑む『表現としての本』

IN PRINT, OUT OF THE PRINT ~表現としての写真~@入江泰吉奈良写真美術館(2017.2)


One Life & One Life Special Edition : Ahn Jun


 
4月6日(土)のManabi-Barの店主はCase Publishingの大西洋氏が務めます。
アートブックに特化した「 Case Publishing」と オンラインショップ「shashasha」の代表取締役を務める大西氏が、「本」の魅力をどのように広め、実際に活動をしているのか。そして、Case Publishingがマニフェストに掲げる「表現としての本」とはどのようなものか。国内外の動向や事例を踏まえながら、ざっくばらんに語っていただきます。
後半には、本づくりや写真集に関する質問や相談の時間も設けたいと思っています。
大西さんは、これまで国内外のポートフォリオレビューで新人作家を多数発掘し、おそらく最多と言ってもいいくらい実際に出版されています。少人数ということもありますので、写真出版を本気で目指されている方がいたら、ぜひ作品をご持参ください。レビューではありませんが時間が許すかぎり作品を見てもらう時間も設けれたらと思っております。
Manabi-Barで軽く1杯飲みながら、みなさんと一緒に本の未来について考える機会になれば嬉しいです。
ご参加お待ちしております!!
 

・開催日:2019年4月6日(土) 
・時間:19:00 - 21:00
・定員:15名 (5名以上で開講)
・参加費:2000 円(お茶付)※学生(30歳以下)は1000円
・持ち物:写真集にしたいと思っている作品(任意)
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。
   申込みはこちら
なお、大西さんに写真を見て欲しい方は申込時にその旨お伝えください。
参加フォームからお申し込みの方は、お手数ですが申込完了後に別途メール(info@bloomgallery103.com)に写真持参の旨と、持参予定枚数、ご自身の作品が見れるウェブサイトなどの情報をお知らせください。
 

《 プロフィール 》

大西洋 (おおにし ひろし)
1966年8月生まれ。株式会社shashasha 代表取締役、株式会社Case 代表取締役。
青山学院大学経営学部卒業。証券会社、銀行などで就業後、投資/ 会計業務を主とする会社 を設立。2000年よりアート業界に転身、現代美術にフォーカスしたフリーペー パー「アーティクル」創刊、ラジオ NIKKEI「文化支援物語」パーソナリティ。 2012年に「アジア・日本の写真集を世界に届ける」ことを目的にオンラインショップ shashasha.jpを開設。 2014年からは積極的に出版を手がける。 2015年アートブックに特化した出版社、Caseを 設立。2015年には、case publishingを設立。「表現としての本」をマニュフェストとし本の新しいメディアとしての可能性を追求、精力的に活動をしている。Caseでは、2017年9月末に東京とロッテルダムに スペースをオープン。
 

on 2019.3.1

EXHIBITION:
Hiroshi Nomura exhibition
"NOIR" and "Selfie MANBU"


3月-4月の展覧会:
Hiroshi Nomura exhibition
"NOIR" and "Selfie MANBU"
 
2018年3月16日(土) - 4月13日(土)
初日のみ17時より開館!!
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー、ショールーム
 

© Hiroshi Nomura


 
ブルームギャラリーは、3月16日より、野村浩展 "NOIR" and "Selfie MANBU"を開催します。
昨年7月に刊行された野村浩の書籍 “CAMERAer -カメラになった人々” は、3コマ漫画のカジュアルな形態ながら、写真に関する深い考察へと導くテキストとして、発売以来大きな反響を呼んでいます。

本展は、2018年に同タイトルで開催された、POETIC SCAPE(東京)での個展、写真集専門古書店「book obscura(東京)」での展示に続くもので、野村浩にとっては関西では初個展となります。ギャラリー空間を使い、CAMERAer の世界と現実の世界を接続させることで、新たな写真のフレームを獲得しようと試みます。
 
また、ショールームでは、野村浩がこれまで発表したシリーズの中からセレクトした作品を展示販売する他、横浜市民ギャラリーあざみ野で大人気だったCAMERAerグッズやワークショップなどもご用意しております。CAMERAerの、そして野村浩の世界をぜひ覗いてみてください。
みなさまのお越しを心待ちにしております。
 
■展覧会情報
Hiroshi Nomura exhibition
"NOIR" and "Selfie MANBU"
会期:2019年3月16日(土) - 4月13日(土)
※初日のみ17時より開館!!
会場:BLOOM GALLERY、SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

協力:POETIC SCAPE 
 
■関連イベント
ワークショップ
『カメラ−オブスクーラ作りと撮影』
横浜市民ギャラリーあざみ野にて好評だったカメラづくりのワークショップが大阪に!!

野村浩展"NOIR" and "Selfie MANBU"の関連イベントとして、
ワークショップ「カメラーオブスクーラー作りと撮影」を開催します。

キットだけでも欲しいという声も多かった野村浩さんデザインのオリジナルカメラオブスクーラ。
ワークショップでは、カメラづくりから撮影、現像までを行います。
こどもから大人まで楽しめる内容ですので、ぜひ参加ください!!

開催日:2019年3月17日(日)
時 間:13:30-15:30
定 員:15名(こどもも参加可、要予約)
持ち物:書籍「CAMERer」をお持ちの方はぜひご持参ください。
参加費:3,600円(キット代金を含む)
申込方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。

 

 

 
▶ 野村浩ワークショップの予約はこちら 

■関連書籍
『CAMERAer -カメラになった人々』


発行:go passion
著者:野村浩
翻訳:ジョン・サイパル
解説:小林美香
248ページ / 版型:175mm×105mm
定価:¥1,600+税

 
■アーティストプロフィール
野村浩 | Hiroshi Nomura
1969年静岡県生まれ。1995年に東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
3回、第5回写真新世紀 優秀賞。
主な個展に2008年「EYES GOODSLOGOS Gallery(東京)、2012年「EYES-真夏の昼の夢」POETIC SCAPE(東京)、2013年「ヱキスドラ ララララ・・・」 POETIC SCAPE(東京)、2014年「Slash / GhostA-things(東京)、2015-2016年「invisible ink 2017年「Doppelopment 、「もう一人の娘には、 手と足の仕草に特徴がある」いずれもPOETIC SCAPE(東京)。2010年エルメスの季刊誌『LE MONDE D’HERMÈS』に10ページにわたり『EYES』の作品が掲載される。20187月に『CAMERAer』(go passion)出版。2019年横浜市民ギャラリーあざみ野においてあざみ野フォト・アニュアル 平成30年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展『暗くて明るいカメラーの部屋』でゲストキュレーターを務める。
 

on 2019.1.5

EVENT:MANABI-BAR『写真講義 (店主:吉川直哉氏) 


 
2019年より内容をリニューアルしました!!
 
 
《 Manabi-Bar 写真講義 2019年前期のテーマ 》
第1回(1/30)   「時代と対峙する写真表現」
第2回(2/27)   「フォトアヴァンギャルド」
第3回(3/20)   「フォトリテラシー - 写真の読み方 -」
第4回(4/23)     「セルフポートレイトとセルフィー」
第5回(5/21)     「関西の写真家、美術家」 

後期のテーマは決まり次第お知らせいたします。

開催時間:毎回19時〜21時
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 
吉川直哉氏と月1ペースで開催してきたMANABI-BAR「フォトディレッタント」。2019年からは少し内容をリニューアルし、写真の楽しみ方を学ぶ「写真講義」としてあらたにスタートします。
 
新企画の「写真講義」では、引き続き「写真の撮り方」は教えません。写真家、教育者、写真祭の芸術監督など様々な顔を持ち、国内外で活躍する吉川直哉さんがマスターとなり、「写真のおもしろさ」「写真の楽しみ方」をスライドなどを使いながら皆様にお伝えしたいと思います。
この企画は、もともとギャラリーディレクター窪山の「大学や専門学校で行っている講義をManabi-Barでも聞いてみたい」というわがままなお願いから生まれました。吉川さんから複数いただいたテーマの中からディレクターが選んだ内容を前期5回、後期5回にわけてお話いただきます。
 
難しい写真論はさておき、写真を楽しむ入り口として多くの方に参加いただければ嬉しいです。これまで写真ギャラリーに来たことがない方や写真を学びはじめの方もお気軽に参加ください。
 
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
《募集中の写真講義》

・日時:2019年前期は全日程終了しました。 
・時間:19:00 - 21:00
・定員:15名 (5名以上で開講)
・参加費:2000 円(お茶付)※学生(30歳以下)は1000円
・持ち物:筆記用具
・予約方法:電話(06-6829-6937)または下記参加フォームよりお申込みください。

《 プロフィール 》

吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(LIU客員研究員)、チビテララニエリセンター2003選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、テグフォトビエンナーレ2016 芸術監督(韓国)。2017年は、よしとみ写真祭(京都)、大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国)、第18 回芸術祭ラビリンス(ドイツ・ポーランド)などに参加。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 

on 2019.1.6

EXHIBITION:
コレクション展『上野王香 / 大坪晶 』


1月-2月の展覧会:【コレクション展】
●メインギャラリー『上野王香 " Somatid "』
●ショールーム『大坪晶 "Shadow in the House_archive "』
 
2018年1月16日(水) - 3月9日(土)
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00
※臨時休業日:2月17日(日)〜26日(火)

※その他の日月火曜日はアポイント制

会場:ブルームギャラリー、ショールーム

© Ouka Ueno , Somatid


© Akira Otsubo, Shadow in the House Archive


 
ブルームギャラリーは、1月から2月にかけてコレクション展を開催します。
 
まず、メインギャラリーでご紹介するのはコラージュ作家の上野王香。今秋に開催予定の個展に先駆けて、作品コレクションの中から代表作である『Somatid』シリーズを展示販売します。ひとつひとつじっくり楽しんでいただける作品です。ぜひご高覧ください。
 
また、ショールームでは昨年の展示に引き続き、大坪晶の作品を展示いたします。 12月に好評の後に終了した大坪晶の『Shadow in the House』シリーズ。メインギャラリーでの展示に加え、ショールームでは、大坪がリサーチで訪れたアメリカ公文書館が所蔵する記録写真を交えた複合的なインスタレーションを初披露しました。
会期中に多くの方が興味を持たれ、新たな写真表現の可能性を示したこのインスタレーションを引き続き展示いたします。
 
みなさまのお越しを心待ちにしております。
 
■展覧会情報
コレクション展
【メインギャラリー】『上野王香 " Somatid "』
【ショールーム】  『大坪晶 "Shadow in the House_archive "』
会期:2019年1月16日(水) - 3月9日(土)
会場:BLOOM GALLERY、SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00
※臨時休業日:2月17日(日)〜26日(火)

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■アーティストプロフィール
上野王香 | Ouka Ueno
コラージュ作家
1982年大阪生まれ。2004年 Wimbledon School of Art, London 卒業。現在、ロンドン在住。2009年に初個展『somatid』(Port Gallery T / 大阪)を開催。主な個展に、11年『offering』(Port Gallery T / 大阪)、12年『上野王香コラージュ展』(Calo Bookshop & Cafe™ / 大阪)、14年『漁師・医者』(Port Gallery T / 大阪)。主なグループ展に07年『KAFKA International 入選者展』(AVA Gallery / London)、08年『DOOR』(Port Gallery T / 大阪)、10年『WORKS#04』(Port Gallery T / 大阪)、『Summer Exhibitiion』(Royal Academy of Arts / ロンドン)™、14年『身につけるアート・持ち運ぶアート vol.3』(Calo Gallery / 大阪)、『 Director's Choice #01 』(BLOOM GALLERY / 大阪)等。受賞歴として、2007年にKAFKA International (LONDON)入選がある。
▶ HPはこちら
 
■アーティストプロフィール
大坪晶 | Akira Otsubo
写真家/美術作家
2002年に京都文教大学 臨床心理学科を卒業後、2011年に東京藝術大学 先端芸術表現専攻修士課程修了。2013年にチェコ共和国国費留学生として、プラハ工芸美術大学(AAAD)写真専攻修士課程修了。主な受賞歴に、2017年 Japan Photo Award(椿玲子選)、2016年 KYOTOGRAPHIE KG+ public award受賞(KYOTO ART HOSTEL kumagusuku内 ozasahayashi_project) 、2015年 Nikon Salon 三木淳賞奨励賞、2014年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD審査員特別賞(後藤繁雄選)、2010年 MIO PHOTO AWARD 審査員奨励賞(森村泰昌)選。
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on 2018.12.20

NEW GOODS:オリジナルポートフォリオブック、ついに登場!!
モニターの募集のお知らせ。
→ 一般販売を開始しました!


構想から約2年。
ついに納得のいくポートフォリオブックが仕上がりました。
 

店頭にはサンプルブック置いてます。

生地は30種類の中からお選びいただけます。

色選びは楽しいですが、悩みますよね。

ディレクターの一番のこだわり。バインダータイプに黒塗装という特注金具を使用。

金具と作品の間に厚み調整の素材を入れてますのでしっかり固定されます。

 
ブルームギャラリー内のショールームでは、作品や写真集販売だけでなく、額装用品やポートフォリオブックなど、作品を見せるための商品を取り扱っております。今回新発売するオリジナルポートフォリオブックはもともとお客様の声から生まれました。
ギャラリーディレクターが学生さんや作家さんにヒアリングした中で意見として多かった「名入れ」と「ファイリングしやすい金具」にこだわり、試行錯誤しながら職人さんと一緒につくりあげたもので、自信作です。
(ファイルサイズは大四切サイズ:11×14inch、中のリフィルはCOSMOS社製のリフィルに対応)
 
ただ、実際に使っていただく方の意見をもっと聞いてみたい、というのが正直なところ。
そこで、先着20名、店頭にお越しいただける方限定で販売予定価格よりもお得なモニター価格でブックを制作いたします。
モニター募集は1月末までか、販売数を満たした時点で終了となります。
 
とくに、これから卒業展や就職活動などで控えられている方、できるだけ早めにお手元にお届けできるようにと思っておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。
 
なお、モニター価格のブックはギャラリーオンラインストアで商品をご購入いただいたうえでご来店いただく、という流れにさせていただいております。
ぜひこの機会にお買い求めください。 
 
→ 予定枠が埋まりましたのでモニターは終了しました。
  以後は一般販売としてご注文承っております。
  モニター募集に参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 

 
実際のブックづくりは、以下のオーダ−の流れをご覧ください。

 

on 2018.11.1

EXHIBITION:
大坪晶  " Shadow in the House  "


11月-12月の展覧会:
大坪晶「Shadow in the House」
 
2018年11月24日(土) - 12月22日(土)
会場:ブルームギャラリー、ショールーム
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 
▼関連イベントを開催!
◎オープニングパーティー
12月1日(土) 15:00-17:00
 
◎ダンサー:古川友紀・川瀬亜衣によるパフォーマンス 
12月22日(土)13:00- / 16:00-
 

Shadow in the House_Ashiya City Library - Uchide branch, 2017

 

ブルームギャラリーは、11月24日(土)より大坪晶「Shadow in the House」を開催します。昨年に続き2回目の個展となる本展では、これまで発表してきた《Shadow in the House》プロジェクトの写真作品に加え、新作の映像作品やアメリカ公文書館でのリサーチで得た記録写真を含む複合的なインスタレーションを展開します。
 
大坪晶の「《Shadow in theHouse》プロジェクト」は、時代の変遷とともに所有者が入れ替わり、多層的な記憶を持つ家の室内空間を対象としています。室内に残る歴史の記録であると同時に、写真の中にダンサーが動いた身体の軌跡を、長時間露光撮影によって「おぼろげな影」として写し込むことで、何かの気配や人がそこにいた痕跡を想像させます。それは、複数の住人の記憶が多重露光的に重なり合い、もはや明確な像を結ぶことのできない記憶の忘却を指し示すとともに、それでもなお困難な想起へと開かれた通路でもあります。
大坪は近年、日本各地に現存する「接収住宅」(第二次世界大戦後のGHQによる占領期に、高級将校とその家族の住居として使用するため、強制的に接収された個人邸宅)を対象としてリサーチと制作を続けています。本展で初披露する映像作品やアメリカ公文書館が所蔵する記録写真を交えた複合的なインスタレーションを、ぜひご高覧ください。
また、会期中には、大坪と協業しているダンサー2名(川瀬亜衣、古川友紀)によるパフォーマンスイベントを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
 
 
■展覧会情報
大坪晶 " Shadow in the House "
会期:2018年11月24日(土) - 12月22日(土)
会場:BLOOM GALLERY、SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

助成:アーツサポート関西 
 
■イベント情報
◎オープニングパーティー
12月1日(土) 15:00-17:00
 
ダンサー:古川友紀・川瀬亜衣によるパフォーマンス 
日時:12月22日(土) 13:00- / 16:00- 計2回
会場:BLOOM GALLERY  
それぞれのパフォーマンスは15分程度を予定しております。
 
■アーティストプロフィール
大坪晶 | Akira Otsubo
写真家/美術作家
2002年に京都文教大学 臨床心理学科を卒業後、2011年に東京藝術大学 先端芸術表現専攻修士課程修了。2013年にチェコ共和国国費留学生として、プラハ工芸美術大学(AAAD)写真専攻修士課程修了。主な受賞歴に、2017年 Japan Photo Award(椿玲子選)、2016年 KYOTOGRAPHIE KG+ public award受賞(KYOTO ART HOSTEL kumagusuku内 ozasahayashi_project) 、2015年 Nikon Salon 三木淳賞奨励賞、2014年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD審査員特別賞(後藤繁雄選)、2010年 MIO PHOTO AWARD 審査員奨励賞(森村泰昌)選。
 
 
■ダンサープロフィール
古川友紀
1987年、京都府生まれ。ダンサー、パフォーマンスアーティスト。主な出演作に『PACIFIKMELTINGPOT』(レジーヌ・ショピノ振付、2015-2018)。自作のソロでは、声と動きの関係を探る『たいないながれうた』(2015)、『文(かきことば)』(岸井大輔戯曲、2017)などがある。アーティスト・コレクティブでは、他者の語りや土地の記憶を、声や身体でなぞる試み「TELESOPHIA」(2016-)を行っている。
 
川瀬亜衣
1987年 京都市生。ダンサー。振付家。黒沢美香、きたまり、ANTIBODIES Collective 等の作品に出演。美術家との協業や演劇作品にも出演するなど活動は多岐。身体を踊ること、自身の身体を介して作品の部材になることを活動の基軸とする。2018年 菊池航との企画であるSAILING を開始、身体を含めた場所性に言及したクリエイションを行う。近年は、書き文字を辿ることで、一個の身体を超えたものを踊る方法を探求する。
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on 2018.9.25

EXHIBITION:
内倉真一郎 " 十一月の星 "


10月の展覧会:
内倉真一郎「十一月の星」
 
2018年10月20日(土) - 11月17日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 
▼展覧会初日にアーティスト・トークを開催!
日時:10月20日(土)
・14:00〜 内倉真一郎(本展作家)×和田大象氏(世沙弥 店主、コレクター)   
・16:00〜 内倉真一郎(本展作家)   
・18:00〜 内倉真一郎(本展作家)×窪山洋子(ブルームギャラリーディレクター)

※それぞれのトークは30分程度を予定しております。
※入場無料、予約なしで参加いただけます。

 

 

 

ブルームギャラリーは、10月20日(土)より内倉真一郎写真展「十一月の星」を開催します。
 
内倉真一郎は、誕生したばかりの息子を撮影した本シリーズで、第7回 EMON AWARDのグランプリを受賞し、注目を集めました。
 
ブルームギャラリーでは二回目の個展となる本展では、グランプリ受賞展で発表した作品を中心に写真を再構成する中で、生命誕生の尊さとともに、新生児という未知なる被写体への関心や対峙、探究心など、父親であり写真家でもある内倉自身の眼差しをギャラリー空間全体で感じていただければ幸いです。
 
初日の10月20日には、作家本人のトークやゲストを迎えた対談形式のトークなど、1日に3回のイベントを開催します。すべて入場無料ですので、お気軽に参加ください。
 
 
《作家コメント》 
息子がこの世に産まれてくれました。
生まれた直後、ある事に気がつきました。
 
目薬のようなものを一滴だけ目に注がれ、元気よく鳴いていましたが、
涙が出ていないのです。
 
また、新生児でまだ笑うはずのない息子は一瞬、
微笑むような表情を見せてくれました。
そうしたことにまだ医学的根拠はないそうです。
 
人間は産まれた瞬間から、絶対に避けられない死に向かっています。
 
でもそれは決して暗いことではありません。
教えてもいないのに乳を欲しがることも
体を動かす動作や、泣き声すらも
命のもっとも原始的な行為のように思います。
 
その生きようとする力強さ、神秘性を僕はうつくしいと感じて
作品にしようと思いました。
 
内倉真一郎
 
■展覧会情報
内倉真一郎 " 十一月の星 "
会期:2018年10月20日(土) - 11月17日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■イベント情報
アーティスト・トーク
日時:10月20日(土)
・14:00〜 内倉真一郎(本展作家)×和田大象氏(世沙弥店主、コレクター)   
・16:00〜 内倉真一郎(本展作家)   
・18:00〜 内倉真一郎(本展作家)×窪山洋子(ブルームギャラリーディレクター)
参加費:無料、当日はそれぞれの時間に会場にお越しください。
 
■アーティストプロフィール
内倉真一郎 | Shinichiro Uchikura
1981年、宮崎県生まれ。日本写真映像専門学校卒業後、六本木アートプラザスタジオに勤務。その後独立し現在は宮崎県にて制作活動を行う。主な受賞歴として、Canon写真新世紀では佳作を3回、2018年度に優秀賞を受賞。その他にもNikonユーナ21出展、コニカミノルタフォトプレミオ受賞、7th EMON AWARDグランプリを受賞するなど活躍が目立つ。また、近年は東京、大阪、京都で個展以外にも、Paris、中国、台湾台北、台中など海外でも展覧会を開催し、Wonder Fotoのキュレーター賞を受賞するなど、幅広く活動を展開している。清里フォトアートミュージアムには作品19点が収蔵。

on 2018.8.1

EXHIBITION:
藤岡亜弥 " 川はゆく "


9月の展覧会:
藤岡亜弥「川はゆく」
 
2018年9月15日(土) - 10月13日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 
▼展覧会初日にオープニングイベントを開催!
日時:9月15日(土) 16:00〜
 

 

 

ブルームギャラリーは、9月15日(土)より藤岡亜弥「川はゆく」を開催します。
藤岡亜弥は2018年に本展と同タイトルの「川はゆく」で、第43回木村伊兵衛写真賞と第27回林忠彦賞を受賞し、注目を集めました。
広島が被爆して70年以上が経過するなかで、「平和」が記号化し風俗となりゆく街をひたすら歩きながら撮影したシリーズです。そこはまた藤岡の故郷でもあり、この時代を生きる様々な人々の気配に満ちています。藤岡はこのシリーズにおいて、歴史といま、社会と個人の関わりを、写真のなかに、瞬間のなかに発見していくこととなりました。
人の貌のなかに現れる風景。風景のなかに揺らめく生気。「ヒロシマ」から続き、「広島」であるこの街は、どのような時空なのか。ときに逆行し、渦を巻き、決して直線的ではない、不可知の流れ。
 
今回の展示では、継続して撮影中の新作を組み込み、再構成して発表いたします。
また、初日の9月15日には、赤々舎の姫野希美氏をゲストに迎えたオープニングトークとレセプションを開催します。ぜひご参加ください。
 
《作家コメント》 
ニューヨークから戻って、故郷である広島に住むことになった。
川辺の小さな部屋で新しい生活が始まった。
無知な自分と向かい合いながら、私とヒロシマの関係も始まった。無意識を意識化するような作業のなかで、私と写真の関係も変わっていった。広島の日常を撮りながらヒロシマを見つめることは、私自身のすべてを見直すことにも似ていた。
藤岡亜弥
 
■展覧会情報
藤岡亜弥 " 川はゆく "
会期:2018年9月15日(土) - 10月13日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

協力:赤々舎
 
■イベント情報
オープニングイベント
日時:9月15日(土)
   16:00〜 藤岡亜弥×姫野希美(赤々舎)トーク (参加費1000円)
   18:00〜レセプション(無料、持ち寄り歓迎!!)
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
予約方法:電話(06-6829-6937)または予約フォームよりお申込みください。
写真集購入特典:トークイベントの参加費無料+ブックサイン
 
■アーティストプロフィール
藤岡亜弥 | Aya Fujioka
広島生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業。
2007年文化庁派遣海外留学生としてニューヨークに滞在。その後2012年までニューヨークに在住。現在広島にて制作活動を行う。主な作品に「さよならを教えて」「離愁」「私は眠らない」「川はゆく」がある。「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード、「私は眠らない」で日本写真協会新人賞を受賞。「川はゆく」で2017年第41回伊奈信男賞受賞。2018年林忠彦賞、2018年木村伊兵衛写真賞受賞。現在広島在住
 
■ゲストプロフィール
姫野希美(赤々舎代表取締役/ディレクター)
2006 年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に150冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛写真賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の 浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43 回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。2018年より大阪芸術大学教授。

on 2018.8.1

SHOWROOM:ピックアップ・アーティスト
藤岡亜弥 " アヤ子江古田気分 "


9月のピックアップ・アーティスト:
藤岡亜弥「アヤ子江古田気分」
 
2018年9月15日(土) - 10月13日(土)
会場:ブルームギャラリー SHOWROOM
 

 

ブルームギャラリー内のSHOWROOMでは、9月15日より藤岡亜弥「川はゆく」展に併せて、同作家が20年前に撮影した「アヤ子江古田気分」を展示いたします。
小さな部屋の中の光景や遊び、周りの道で目に触れたもの。スナップで掬い上げるそれらは、個の存在と不思議を浮き彫りにし、外への柔らかな触手を感じさせます。「アヤ子」の日々を綴るように、後年まとめられた本シリーズを、関西では初めて披露します。
「川はゆく」と併せてご高覧ください。
 
《作家コメント》 
1993年、私は冴えない日芸生で、江古田というイモ臭い町に住んでいた。下宿していたのは、古い小さな一軒家の2階の八畳一間。下には83歳のおばあさんが住んでおり、そのおばあさんと一つ屋根の下の暮らしは、8年続いた。東京を見つめるとき、いつもせつなく思い出す町。江古田が私の始まりだったと思う。
藤岡亜弥
 
■展覧会情報
藤岡亜弥 " アヤ子江古田気分 "
会期:2018年9月15日(土) - 10月13日(土)
会場:BLOOM GALLERY SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■アーティストプロフィール
 
藤岡亜弥 | Aya Fujioka
 
広島生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業。
2007年文化庁派遣海外留学生としてニューヨークに滞在。その後2012年までニューヨークに在住。現在広島にて制作活動を行う。主な作品に「さよならを教えて」「離愁」「私は眠らない」「川はゆく」がある。「さよならを教えて」でビジュアルアーツフォトアワード、「私は眠らない」で日本写真協会新人賞を受賞。「川はゆく」で2017年第41回伊奈信男賞受賞。2018年林忠彦賞、2018年木村伊兵衛写真賞受賞。現在広島在住
 

on 2018.7.3

NEWS:内倉真一郎 / Shinichiro Uchikura
Soro exhibition "十一月の星 @ EMON PHOTO GALLERY"


第7回エモンアワード・グランプリを受賞した内倉真一郎が、EMON PHOTO GALLERYで 「十一月の星」を発表。
EMONAWARDは、写真・映像の新たな支流を創りだそうとするアーティストにフォーカスする公募展です。グランプリ受賞作品展である本展覧会では、新生児を被写体に命の逞しさを探求した内倉真一郎の作品を展示します。
 
なお、会期初日の13日(金)にはオープニングレセプションが行われます。
 

 
■展覧会情報
個展" 十一月の星 "
会期:2018年7月13日(金)-8月4日(日)
開館時間:金曜日から日曜日、11:00~19:00
会場:EMON PHOTO GALLERY( 東京都港区南麻布5-11-12)
展覧会協力:株式会社カシマ
 
■関連イベント
オープニングレセプション
2018年7月13日(金)18:00~ ※参加無料、予約不要
 
詳しくはこちら

on 2018.7.2

NEWS:大坪晶 / Akira Otsubo
Soro exhibition "Shadow in the House @ Lights Gallery"


大坪晶が名古屋のLights Galleryにて「Shadow in the House」を発表。
本展覧会では、写真作品、アーカイブ資料を用いたインスタレーションと、批評テクストからなる複合的な展示として展開します。
 
なお、会期初日の7月14日(土)に佐藤知久氏( 京都市立芸術大学 芸術資源研究センター 准教授)をゲストに迎えたトークイベント「記憶 ⇄ 記録をつなぐ」Vol.3が行われます。
ぜひご高覧ください。 
 

 
■展覧会情報
個展" Shadow in the House "
会期:2018年7月14日(土),15日(日),20日(金),22日(日),27日(金),28日(土),29日(日)
営業時間:12:00~19:00
会場:Lights Gallery(名古屋市西区那古野一丁目11-4)
 
■関連イベント
トークイベント「記憶⇔記録をつなぐ」vol.3
2018年7月14日(土)16:00~ ※参加無料、予約不要
ゲスト:佐藤知久氏( 京都市立芸術大学 芸術資源研究センター准教授)
    
 
詳しくはこちら

on 2018.7.1

NEWS:池本喜巳 / Yoshimi Ikemoto
Exhibition "裸のトポス @ ギャラリー鳥たちのいえ"


池本喜巳が、ギャラリー鳥たちのいえ(鳥取)にて、30年前に“おうちだにグランドアパート”で撮影した一連の写真を展示します。 
 
なお、会期中には関連イベントとして、池本喜巳ほかゲストを招いたトークイベントや撮影会などが開催されます。 
 
ぜひご高覧ください。
 

 
■展覧会情報
" 裸のトポス -存在の痕跡と根源をさがして-"
会期:2018年7月14日(土)-8月10日(金)
休廊日:7/17(火)・7/23(月)・7/30(月)・8/6(月)
開廊時間:10:00~18:00
会場:ギャラリー鳥たちのいえ(鳥取市本町1丁目201ミュトスビル)
主催:2018池本喜巳写真展実行委員会
 
■関連イベント
7月14日(土)
10:00~ オープニング
11:00~ オープニングトーク(写真家・池本喜巳/演出家・中島諒人)

7月21日(土)
11:00~ アーティスト・トーク(池本喜巳)
14:00~ トーク「鳥取で創ること」(池本喜巳/中島諒人)

7月22日(日)
14:00~ 池本喜巳指導によるモデル撮影会(参加費3,000円、限定20名、申込先/池本喜巳写真事務所 info@ikephoto.co.jp) 

7月28日(土)
11:00~ ギャラリートーク(おうちだにグランドアパート保存会とっとりの風・佐々木孝文)
14:00~ トーク「建物を巡るトークセッション」(鳥取県立公文書館県史編さん室・西村芳将/鳥取市歴史博物館館長・木谷清人/佐々木孝文)

8月4日(土)
11:00~ ギャラリートーク(木谷清人)
14:00~ 鳥取を考える若い人たちによるトーク
 
詳しくはこちら

on 2018.5.28

プロジェクト展示:
K&Hプリントデザイン研究室のはじまり


6月の展覧会:
K&Hプリントデザイン研究室のはじまり
 
2018年6月1日(金) - 6月23日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 

 
ブルームギャラリーは、プロジェクト展示「K&Hプリントデザイン研究室のはじまり」を開催します。

本展は、ブルームギャラリーディレクターの窪山と写真家の北義昭氏、林直氏の3名で立ち上げた新しいプロジェクトの紹介を兼ねた展示です。

K&Hプリントデザイン研究室のメインテーマは、「目的に合わせた最適なプリントの飾り方、残し方を考えていくこと。」 会場では、わたしたちが現在進めている3つのプロジェクトの一部をご覧いただけます。
主な3名の役割分担は、北義昭氏と林直氏がデジタルプリントや銀塩プリントなどの技術面を担当、ギャラリーディレクターの窪山はプリントした後の額装や保存関連、活動の窓口を担当します。 また、今後は外部の専門家などの意見も交えながら、情報発信や意見交換会を開催してまいります。

「写真を、作品を、どう残していくのか。」
 
K&Hプリントデザイン研究室が提示する、デジタルプリントとアナログプリントを行き来する試みをご覧いただく中で、デジタルとアナログのそれぞれの特徴と可能性を知ってもらう場、また、本展がみなさまの経験談やお困りごとの声を集める場になれば幸いです。
会期中は、メンバーの窪山が常駐しております。 みなさまの写真や作品の保管環境やお困りごとなどについて、意見交換できれば嬉しいです。
 
 
■展覧会情報
K&Hプリントデザイン研究室のはじまり
会期:2018年6月1日(金) - 6月23日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■プロジェクトメンバー
北 義昭 | Yoshiaki Kita | 写真家
▶ホームページはこちら
大阪府出身。1988年、日本写真映像専門学校卒業、フリーアシスタントになる。1987年より国内を旅し、1991年以降、海外へと放浪の場を移し、ヨーロッパ・アフリカ・アジア・中南米などを撮影。2002年、日経ナショナルジオグラフィックコンテスト(日本語版)でグランプリを受賞。宝塚大学造形芸術学部非常勤講師。主な個展 として「Primal Mement」P.G.I(東京) 「Animals」Gallery ississ(京都)、「Ninos」Gallery 308(大阪)、「Ninos」ニコンサロン(東京)、「Ninos」Gallery 千(大阪)、「Eyes」Gallery Illum(韓国ソウル)などがある。
 
林 直 | Tadashi Hayashi | 写真家
▶ホームページはこちら
1967年京都府にて写真館を営む両親のもとに生まれる。
大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後「東川町国際写真フェスティバル」の企画会社に入社。退社ののち帰郷し家業を継ぐ。京都造形芸術大学講師、京都国立近代美術館客員研究員を経験し、現在は家業のほか、大阪芸術大学、同志社女子大学、ニコンカレッジで講師を兼務。主な個展として「 いつみきとてか 」(東京・札幌・大阪)、「 みつめる写真舘 」(東京・大阪)などがある。
 
窪山 洋子 | Hiroko Kuboyama | ブルームギャラリー代表、ディレクター
1981年福岡生まれ。大学時代に建築・デザインを専攻。フィールドワークで訪れた沖縄市(コザ)のアートプロジェクトに触れ、街と人と文化との関係性に興味を持ちはじめる。祖父のカメラを譲り受けたことをきっかけに写真を興味を持ちはじめ、金融会社勤務を経て2009年に「ブルームギャラリー」を設立。ギャラリー活動の延長線上として、行政との協働事業やアートイベントのマネージャー、キュレーターなどを経験。現在は写真を軸に他分野との領域横断的なプロジェクトを開始している。
 

on 2018.4.1

EXHIBITION:
西垣佳奈子 " layer "


4月の展覧会:
西垣佳奈子「layer」
 
2018年4月18日(水) - 5月12日(土)
→ 会期を5月26日まで延長しました。
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 

 

ブルームギャラリーは、4月18日(水)より西垣佳奈子「layer」を開催します。
これまでグループ展やフェア等で何度か紹介してきた西垣佳奈子のlayerシリーズ。本展では、大きく引き伸ばした作品を展示する他、未公開作品も含めた全作品のスライドを会場でご覧いただけます。
 
街を切り取ることと衣服を切り取ることは同じと捉え、被写体に声をかけることなく忍び寄りシャッターを切る西垣。服を撮ることは街を撮ること。その時、その場所に、その服を着た人を撮ることで、現実を切りとっていく。西垣は「layer」シリーズを「ストリートスナップ」と位置づけ、衣服の部分、ではなく、街を、都市を、現実を撮っている。
西垣が捉えた街の表情をぜひお楽しみください。
 
 
《作家コメント》 
layer」とは重なり、層という意味だ。
 
点が集まると線になり、線が重なると面になる。面が集まると空間になる。空間を形成しているものは点であり、点は空間でもある。意図を編むと布になり布の組み合わせで服になり服を着た人間がビルを作り道路を作り文化を作る。都市を作る。
 
人間を糸に例えると、悲しいことも楽しいこともどんな時もあるいろんな場面をむかえながら必死に人が生きているならばその糸はどんな色だろうか。それぞれ色や太さや素材の違う一本一本の糸が織り重なり合い何億色にも輝く地球全体を包む布になる。一着の服を他人と同時に着ることはできない。自分と他人の糸はどれだけ愛する人でも一本の糸になることはない。自分と他人は同じひとつの物語を生きることはできないのだ。だが布を編みあげるように人は人と現実で触れ合うことができる。人は人と生きていくことができる。ちっぽけな「部分」という人間は巨大な都市を作り続ける。
 
西垣佳奈子
 
■展覧会情報
西垣佳奈子 " layer "
会期:2018年4月18日(水) - 5月12日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■アーティストプロフィール
 
西垣佳奈子 | Kanako Nishigaki
 
1979 奈良県生まれ
2004 東京綜合写真専門学校卒業
現在アメリカに在住
 
個展
2005 layer    ギャラリー山口
2008 layer-S   ギャラリーユイット
2009 layer-S  prinz
2014 layer   bloom gallery 
 
グループ展
2003年 parking gallery LE DE CO 
2009年 奈良アートプロム 作品と批評 海岸通ギャラリーCASO
         窓の表面 京都市国際交流会館
         ASIA and RICE Sori arts arts center (韓国 全州)
2010年 神戸アートコレクション2010 神戸ファッション美術館
           窓の表面 PHOS GALLERY (韓国) 
           5photographers exhibition ブルームギャラリー
2011年 FANZINE Plus Tokyo パレットギャラリー 
         BAITEN Collection ブルームギャラリー 
2012年 桜の園 世田谷美術館区民ギャラリー

on 2018.3.1

EXHIBITION:
辺口芳典 「山田家」展覧会
"Another family landscape YMDK"


3月の展覧会:
辺口芳典「山田家」展覧会
 
2018年3月21日(水) - 3月31日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 
▼展覧会初日にオープニングイベントを開催!
日時:3月21日(水) 17:00〜
 

 

ブルームギャラリーは、3月21日(水)より辺口芳典「山田家」展覧会を開催します。
ギャラリーでの3回目の個展となる本展では、「私たちのもうひとつの家族」をテーマに、実在する家族「山田家」が保有する写真の中から辺口が魅力を感じた写真をセレクトし展示いたします。また、会場では本展のために撮影した山田さんのポートレイトをスライドでご覧いただけます。
 
スマートフォンなどの普及で誰もが簡単に写真を撮り、発信できる時代になりました。だからこそ、家庭に眠っている個人的だけど魅力的な写真を第三者の視点から掘り起こしてみる。そして、あえて少し手間な方法を経て飾ってみたりする。本展で見せる辺口芳典の眼差しを通じて、写真を飾ること、手元に残すことの意味や意義について、来場者の皆様にも考えるきっかけになれば嬉しいです。
ぜひご高覧ください。
 
 
《作家コメント》 
今、あなたの家に「いい顔した写真」があるなら、それは、りっぱな「作品」です。 今、あなたが思い浮かべることのできる「いい顔の誰か」がいるなら、それは「あなたの家族」です。 そんな可能性を楽しみながら、「ご近所の山田さん」に焦点を絞って、「いい顔した写真」を選び、「いい顔の山田さん」を撮りました。「家族」や「作品」という言葉に新しい意味を与えるような わたしたちの「山田家」展覧会 “Another family landscape YMDK” をお楽しみください。
 
辺口芳典
 
■展覧会情報
辺口芳典「山田家」展覧会 " Another family landscape YMDK "
会期:2018年3月21日(水) - 3月31日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■イベント情報
 
オープニングイベント
 
日時:3月21日(水) 17:00〜
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
参加費:無料。
食べ物・飲み物・ご自身の家族アルバムなどの持ち寄り大歓迎!!
 
■アーティストプロフィール
 
辺口芳典 | Yoshinori Henguchi
 
詩人、写真家。
2006年に写真新世紀優秀賞を受賞。2011年にデュッセルドルフのゲスト・アーティストに選出され「ANTI FOTO」展覧会に参加。2014 年 日英バイリンガルでの詩集「LIZARD TELEPATHY FOX TELEPATHY 」を出版。2017年 新築のホテル「The Blend Inn 」のディレクション。edition.nord より写真集「mean」が出版される。
 

on 2018.2.14

ART FAIR:ART in PARK HOTEL TOKYO 2018
参加アーティスト:池本喜巳・上野王香・大坪晶


ブルームギャラリーは、東京 汐留にあるパークホテル東京にて開催される現代美術のアートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2018」(略称:AiPHT / アイファット)に参加いたします。 
 

 
当フェアの特徴のひとつは、東京以外を拠点とするギャラリーが数多く出展する点です。ブルームギャラリーからは関西にゆかりのある池本喜巳・上野王香・大坪晶の3名の作品をご紹介します。
27階ROOM#2702で皆様のお越しを心待ちにしております。
 
また、AiPHT2018開催に先立ち、フェア出展アーティストの作品をパークホテル25階ロビーフロアと31階アーティストフロアにて展示紹介します。会期中、31階のアーティストフロアでは上野王香の作品をご覧いただけます。こちらは入場無料です。フェアとともにお楽しみください。
 
■フェア概要
会期:3月8日〜11日
   3月08日(木) 16:00-22:00(ご招待客、プレスのみ入場可)
   3月09日(金) 11:00-20:00    
   3月10日(土) 11:00-20:00    
   3月11日(日) 11:00-17:00
会場:パークホテル東京 26階、27階
    ブルームギャラリーは27階2702号室です。
入場料:1500円
アートフェアの詳細はこちら
 
■関連イベント情報
『特別展示:PREVIEW AiPHT(プレビュー・アイファット)』
会期: 2月19日(月)- 3月11日(日) 11:00−20:00(会期中無休)
会場: パークホテル東京 ロビー(25F)& アーティストフロア(31F)
    上野王香作品は31階のアーティストフロアになります。
入場料:無料
PREVIEW AiPHTの詳細はこちら

on 2018.1.5

NEWS:大坪晶 / Akira Otsubo
Soro exhibition "Shadow in the House @ アートラボあいち"


大坪晶がアートラボあいちにて新作「Shadow in the House」を発表。
アーティスト・イン・レジデンスにて滞在した愛知県内に現存する「接収住宅」計3件と公共建築1件を撮影。ダンサーの古川友紀が写真内の「影」になるなど、新たな試みも見られる新作の発表です。ぜひご高覧ください。
 
なお、会期中の1月27日(土)には関連イベントとして、シンポジウム「記憶 ⇄ 記録をつなぐ」Vol.1が行われます。
 

 
■展覧会情報
個展" shadow in the house "
会期:2018年1月6日(土)-2月18日(日)
開館時間:金曜日から日曜日、11:00~19:00
会場:アートラボあいち(名古屋市中区丸の内三丁目4-13 愛知県庁大津橋分室2階)
主催:愛知県公立大学法人 愛知県立芸術大学
企画:愛知県立芸術大学 芸術創造センター
協力:あいちトリエンナーレ実行委員会
 
■関連イベント
シンポジウム 「記憶⇔記録をつなぐ」vol.1
2018年1月27日(土)16:00~18:00 ※参加無料、予約不要
登壇者:駒井章治(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科准教授)
    堀田典裕(名古屋大学大学院工学研究科助教)
    大坪晶
 
詳しくはこちら
 《 フォトアーカイバ #01 》「 ゲスト:戸田郁子さん」
・テーマ:「写真アーカイブを考える-『モダン仁川』から見る都市の記録」
・会期: 2月7日(水)    イベントは終了いたしました。
・時間:19:00 - 20:30
・定員:20名
・参加費:1500 円(お茶付)※パートナー会員は1000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
第一回目のフォトアーカイバのゲストは、韓国在住の作家で翻訳家の戸田郁子さん。
 

 ▼戸田さんからのコメント
韓国の首都ソウルから電車で1時間ほどの仁川(インチョン)は、国際空港のある韓国の玄関口です。ここは、鎖国政策をとっていた朝鮮王朝が開いた、三つの港のうちの一つでもあります。 1883年に開港した仁川には、海外から人や物が一気に流入して、近代都市が形成されました。今も開港場の付近には、当時の面影を残す石造りの洋館や木造住宅などが数多く残っています。 1930年代の半ば、朝鮮新聞社は京城(今のソウル)と仁川の限定版の地図を作りました。建物の形まで克明に描かれた精密な地図ですが、作図した人はそこを訪れたことはなかったと言います。そして地図作りには、都市を撮影した写真が活用されました。仁川部分の地図と写真とを合わせて編みなおしたのが『モダン仁川』です。この本からは、 80年余り前にあった仁川の暮らしが浮かび上がってきます。記録写真は時の流れを経て、史料となりました。都市を記録した写真や絵葉書などを見ながら、アーカイブとしての写真の果たす役割を考えてみたいと思います。
 
国外の写真アーカイブの現場の話が聞ける貴重な機会で、当日は戸田さんの著書『モダン仁川』を会場限定の特別価格にて販売いたします。
この機会にぜひ書籍もお買い求めください。


▼ゲストプロフィール
田郁子 | Ikuko Toda
韓国在住の作家・翻訳家。愛知県豊橋市生まれ。1983年よりソウルに留学し、朝鮮近代史を学ぶ。韓国には20年以上、中国には8年暮らした。現在は、仁川の旧日本租界地に90年前に建てられた日本式の木造長屋を再生し、「仁川官洞ギャラリー」を開いている。また、韓国で「図書出版土香(トヒャン)」を営み、口承されてきた韓国の民謡を、伽倻琴演奏用の楽譜として整理した『ソリの道をさがして』シリーズ、写真集『延辺文化大革命』など、文化や歴史に関わる本作りを行っている。朝日新聞「GLOBE」で「世界の書店から」ソウル編を担当し、ベストセラーから垣間見た韓国社会に関するコラムを執筆中。著書に『中国朝鮮族を生きる 旧満洲の記憶』(岩波書店)、ht『悩ましくて愛しいハングル』(講談社+α文庫)、『ふだん着のソウル案内』(晶文社)、翻訳書に『世界最強の囲碁棋士、曺薫鉉の考え方』(アルク)など多数。 
▶戸田さんが運営する仁川官洞ギャラリー
▶戸田さんの記事
 
  ▶写真の未来につなぐ写真会議"フォトアーカイバ"とは
 
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on 2018.1.1

PROJECT:
未来につなぐ写真会議『フォトアーカイバ』


 
2018年よりスタートする写真を未来につなぐ場「フォトアーカイバ」
 
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

「フォトアーカイバ」は、不定期で開催する写真を未来に残すためのプロジェクトです。様々な分野で活躍するゲストを毎回お招きし、多角的な視点から、「写真の未来について」「写真の持つ可能性について」、みんなで考える場をつくろうと、2018年より始動しました。
また、そこに集う人々が情報交換や課題を共有する中で、ひとりでは出来ないプロジェクトを行う拠点として、会議の場所を提供します。写真家やアーティストだけでなく写真を後世に残したいと考えている個人や団体、地域の人々、写真の研究をされている教育機関や学生さん、研究者など、写真をきっかけに色んな興味事が集まる場を目指してまいります。

 
なお、ゲストや毎回のテーマは随時ホームページやSNS等に掲載していきます。
どなたでもご参加いただけますので、まずはご興味のある回よりご参加ください。
皆様のお越しを心待ちにしております。 

on 2017.12.31

EVENT:MANABI-BAR 2018(店主:吉川直哉氏) 
『写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"』


 
2018年も月1ペースで開催!!
 
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 

MANABI-BARで開催する月1イベント「フォトディレッタント」は、「写真の撮り方」は教えません(でもすこし教えるかも)。写真家、教育者、写真祭の芸術監督など様々な顔を持ち、国内外で活躍する吉川直哉さんがマスターとなり、「写真のおもしろさ」「写真の楽しみ方」を皆様と一緒に話したいと思います。これまで吉川さんが見て感じたこと、経験したこと、教科書などでは学べない写真話や経験談などが盛りだくさんあるでしょう。難しい写真論はさておき、写真に興味をもつ方にオススメです。少人数制のアットホームな場です。これまで写真ギャラリーに来たことがない方もお気軽にご参加ください。
 
毎回ざっくりとしたテーマを設けておりますので、ご興味のある回にぜひご参加ください。
もちろん全日程参加の方やテーマを持ち込んでいただく方なども大歓迎です!!
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
《 photo dilletante 2018 テーマ 》
第08回(1/31)  ダイアローグ_ゲスト:范銘珊さん
第09回(2/21)  ダイアローグ_ゲスト:上田順平さん
第10回(3/28)  ダイアローグ_ゲスト:増田貴大さん
第11回(4/25)  写真と旅
第12回(5/23)  ダイアローグ_ゲスト:松長昌男さん
第13回(7/25)  ダイアローグ_ゲスト:升田学さん
第14回(10/3)  ぼくとわたしのダイアローグ
第15回(11/14)  ぼくの作品について 
第16回(12/12)  1年間の総まとめ & 相談会
 
以降のテーマは決まり次第お知らせいたします。
 
《 プロフィール 》

吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(LIU客員研究員)、チビテララニエリセンター2003選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、テグフォトビエンナーレ2016 芸術監督(韓国)。2017年は、よしとみ写真祭(京都)、大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国)、第18 回芸術祭ラビリンス(ドイツ・ポーランド)などに参加。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 《 photo dilletante #16 》
 

 
・会期:12月12日(水) 
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8名 
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
 
Manabi-Bar「フォトディレッタント」は写真家 吉川直哉氏が店主となり気軽に写真の話をする小さな会。おかげさまで16回目になりました。
今年最後ですので、よりフランクになりたいと思いますが、12月8日から渡航して中国吉林省で開く個展(国際写真文化週間の一環)と講演についての速報レポート。そして、今年の総決算として、写真についての話題や悩み、新しい作品への試みなどを気軽にお持ちいただけたら、みなさんと一緒にお話しができればと思います。
ぜひ皆さんの日頃の悩みや作品などを持ち込んでほしいと思います。
お待ちしております!!
 
▼プロフィール
吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(LIU客員研究員)、チビテララニエリセンター2003選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、テグフォトビエンナーレ2016 芸術監督(韓国)。2017年は、よしとみ写真祭(京都)、大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国)、第18 回芸術祭ラビリンス(ドイツ・ポーランド)などに参加。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 《 photo dilletante #15 》
 

 
・会期:11月14日(水) 
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8名 
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
Manabi-Bar「フォトディレッタント」は写真家 吉川直哉氏が店主となり気軽に写真の話をする小さな会。おかげさまで今回で15回目。11月14日(水)は『ぼくの作品について』と題して、吉川直哉氏ご自身の作品に焦点を当てていきたいと思います。コンセプチュアルな写真作品を制作する一方で、スナップショットを撮る意味とは?などについて語っていただきます。ぜひご参加ください。
 
 
▼プロフィール
吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(LIU客員研究員)、チビテララニエリセンター2003選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、テグフォトビエンナーレ2016 芸術監督(韓国)。2017年は、よしとみ写真祭(京都)、大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国)、第18 回芸術祭ラビリンス(ドイツ・ポーランド)などに参加。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 《 photo dilletante #14 》
 

 
・会期: 7月25日(水)     10月3日(水)開催に延期となりました。ご予約は受付中!!
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8名 
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
Manabi-B ar「フォトディレッタント」は気軽に写真の話をする小さな会。14回目となる10月3日は、ぼくとわたしのダイアローグ」と題して、吉川直哉自身の幼少期の写真との出会いから、なぜ写真を続けているのかを語ります。また写真家と写真教育者との狭間にあるギャップについて。撮ること・創ることと、教えることの決定的な違い。さらに、その問題点についてもお話しします。なんでも質問にお答えしますので、ぜひご参加ください。

 
▼プロフィール
吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修(LIU客員研究員)、チビテララニエリセンター2003選考アーティスト・イン・レジデンス(イタリア)。秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス2015(山口)、テグフォトビエンナーレ2016 芸術監督(韓国)。2017年は、よしとみ写真祭(京都)、大理国際写真祭(中国雲南省)、平遥国際写真祭(中国)、第18 回芸術祭ラビリンス(ドイツ・ポーランド)などに参加。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 《 photo dilletante #13 》
 

 
・会期: 6月20日(水)     7月25日開催に延期となりました。ご予約は受付中!!
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8名 
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
Manabi-Bar「フォトディレッタント」は気軽に写真の話をする小さな会。13回目となる7月25日は、ゲストにダンサー の升田学さんをお招きしてのダイアローグ。升田さんはパフォーマーとしてご存知の方が多いですが、実は写真とも縁があり、国際写真プロジェクトに写真作品を出品されたこともあるくらいです。同じ表現者として、ジャンルを横断して「表現すること」をテーマにエキサイティングな対話ができたらと思います。ぜひご参加ください。

 
▼ゲストプロフィール
升田学 | Masuda Manabu
美術家・ダンサー・グラフィックデザイナー。1997年〜 2008年劇団維新派に在籍。 2006年よりハリガネ造形展を各所で開催。「空地」( 2013/伊丹郷町館酒蔵)、「生きるモノの態度」(2015/ Galleryt|東京)、「絵空事」(2016/ 伊丹市立工芸センター)、「写仏」(2017/瑞泉寺|京都)。 また、ステージワークとして2014年より「夜のことば」、 2018年より「ウタタラ」と二つの企画を展開。その他、 やなぎみわ、セレノグラフィカなどの舞台作品に多数出演。
 
▶ゲストのホームページはこちら
 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 《 photo dilletante #12 》
・会期: 5月23日(水)   イベントは終了しました
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8名 
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
Manabi-Bar「フォトディレッタント」は気軽に写真の話をする小さな会。そして、ディレッタントは芸術や学問を趣味として愛好する人という意味があります。12回目となる5月23日は、ゲストに 松長昌男さんをお招きします。松長さんは尼崎市のアートセンター「 A-lab 」のお仕事をされていますが、お休みの時間をフルに使って国内外の展覧会を年間 300 以上は見ているまさにディレッタント。見る人と創る人のダイアローグは必聴です!!お気軽にご参加ください。
 
▼ゲストプロフィール
1967年尼崎市生まれ。尼崎市役所で、文化事業や広報等を長年担当。在職時に宝塚造形芸術大学大学院修了。同市のシティプロモーション推進指針、文化ビジョンの策定に関わる。2016年公民館を改装したアートスペース「あまらぶアートラボ(A−Lab)」を立ち上げ、展覧会やワークショップなどを実施。現在、同市シティプロモーション事業担当課長。これまで50以上の国や地域のミュージアムを訪ね、年間国内外の500以上の展覧会を鑑賞している美術愛好者でもある。

 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 《 photo dilletante #11 》
・会期: 4月25日(水)   イベントは終了しました。
・時間:19:00 - 20:30
・定員:15 名 
・参加費:1500 円(お茶付)※パートナー会員は1000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
4月25日の"Manabi-Bar"のテーマは"写真と旅"。旅と写真の関係、19世紀から現代まで。いろいろな写真家の作品をスライドでお見せしながら参加者の皆さんと、"写真と旅"のお話ができればと思います。
 


 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 
 《 photo dilletante #10 》「 ダイアローグ_ゲスト:増田貴大さん」
・会期: 3月28日(水)   イベントは終了しました。
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8 名
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
3月28日の"Manabi-Bar ダイアローグ"は、写真家の増田貴大さんをゲストに迎えます。 毎日何往復も新幹線を使っているうちに、車窓の向こうの人と目があったことから、「NOZOMI」シリーズは始まったといいます。増田さんの真摯な撮影姿勢から見えた世界は、その作品を通して、私たちに人間の生活の豊かさを改めて感じさせてくれます。彼の作品と体験から、写真の面白さ、生活の中にひそむ制作のヒントを一緒に考えたいと思います。
 
▼ゲストプロフィール
増田 貴大 TAKAHIRO MASUDA
1980年大阪府生まれ。20歳より写真を始める。 2003年宝塚造形芸術大学洋画コース卒業。 2005年MIO写真奨励賞2005審査員特別賞 (選考:平木収)2014年MIO PHOTO OSAKA 2014ポートフォリオレビューにて選出 (選考:菅谷富夫)。 2015年ミオフォトアワード・プライムにて個展開催。 2015年第11回名取洋之助写真賞奨励賞受賞。2016年コニカミノルタフォト・プレミオ2016入賞。 2016年ビジュアルアーツ・フォトアワード2016大賞受賞。2017年写真集「NOZOMI」(赤々舎)。

 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 
 《 photo dilletante #09 》「 ダイアローグ_ゲスト:上田順平さん」
・会期: 2月21日(水)   イベントは終了いたしました。
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8 名
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
2月21日の"Manabi-Bar ダイアローグ"は、写真家の上田順平さんをゲストに迎えます。ご自身の写真作品を展覧会から写真集へと形を変えながら発表し続け、完成した写真集を携えて海外へ。上田順平さんが積み重ねてきた活動と経験から、写真を作品にすることについて、対話を通して考えたいと思います。

▼ゲストプロフィール
上田 順平 JUNPEI UEDA
1977年大阪生まれ。1998年に両親を相次いで自死で亡くしたことをきっかけに、自らの生を物語化した写真作品を作り始める。2003年ビジュアルアーツ専門学校大阪写真学科夜間部卒業。2013年ニコンサロンで開催した個展「手紙」により第15回三木淳賞を受賞。2015年ROCK YOUR DUMMY!入選。2017年7月に写真集「Picture of My Life」をceiba editionsから出版。同年、LUMIX MEETS BEYOND2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS#5 世界3都市巡回展に出展。
 
▶ホームページはこちら
 

 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 
 《 photo dilletante #08 》「 ダイアローグ_ゲスト:范銘珊さん」
・会期: 1月31日(水)    イベントは終了いたしました。
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8 名
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
1月31日の"Manabi-Bar ダイアローグ"は、中国生まれでアメリカで写真を学び日本で活動をする   銘珊さんをゲストに招いて、 ご自身の作品について、またアメリカと日本と中国の文化や考え方の違いについて対話をしたいと思います。

▼ゲストプロフィール
  銘珊  FAN, Mingshan
中国生まれ。17歳で渡米。2014年ロチェスター工科大学写真学科卒業。ニューヨークのFine Art Printing Lab Supreme Digitalで働く。2015年来日。現在、大阪芸術大学大学院修士課程写真専攻在籍。自己意識と自己認識を主なテーマとして作品制作に取り組んでいる。展覧会に、The Centre for Fine Art Photography(アメリカ)、The community darkroom(アメリカ)、ギャラリーら・しい(奈良)など。
 
 
▶写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"とは
 

on 2017.12.14

INFORMATION:年末年始の休業日について

▼ギャラリー休業期間
2017年12月24日~31日、2018年1月1日~9日

上記期間はギャラリー、ショールームともに休業日となります。
 

▼オンラインストア休業期間
2017年12月30日(土)~2018年1月4日(木)

オンラインストアの休業期間中もインターネットからのご注文は通常通りご利用頂けます。
ご配送のスケジュールは下記の通り変更となります。
お問い合わせへのご返信スケジュールも変更となりますので、予めご了承くださいませ。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いだだけますようお願い申し上げます。
 
■2017年12月29日(金)正午12:00までのご注文・お問い合わせ
 → 2017年12月29日(金)にご返信いたします。
   (即日発送できる商品は29日に発送します。)
■2017年12月30日(土)正午12:00~2018年1月4日(木)のご注文・お問合せ
 → 2017年1月5日(金)以降順次発送・ご返信いたします。
※商品の発送はご入金確認後とさせていただいております。
 
 

on 2017.11.1

EXHIBITION:
大坪晶  " Remembrance of Names  "


11月-12月の展覧会:
大坪晶「Remembrance of Names」
 
2017年11月29日(水) - 12月23日(土)
会場:ブルームギャラリー、ショールーム
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 
▼関連イベントとしてトークイベントを開催!
大坪晶×立花常雄(写真家・写真研究家)トークイベント
12月9日(土)16:00-17:30
テーマは「言葉と写真」
 

 

ブルームギャラリーは、11月29日(水)より大坪晶「Remembrance of Names」を開催します。
 
これまで2人展やグループ展、アートフェア等で作品を紹介してきた大坪晶。ブルームギャラリーでは初個展となる本展では、コラージュ作品や写真作品にくわえ、作家がこれまで国内外で収集してきた写真やオブジェを再構成したインスタレーションを展示します。
また、ギャラリー内のショールームでは、本年のEmon Award グランプリ展にて発表した大型の人物/写真コラージュ3点を関西ではじめてお披露目いたします。
 
何かを思い出して、記憶しなおす過程では、脳の中に常に記憶のデータが存在するわけではなく、そのたびに、新たなつながりが形成され記憶の再固定が発生すると言われます。
本展のタイトルである「Remembrance of Names (日本語で「名前のなごり」)が意味するように、今回作家が取り組む「図鑑・固有名詞」というキーワードを基軸に、記録/写真を解体し空間に再構成する試みを行う中で、歴史と個人の記憶が交差する場(作品)を手探りで捉えようとする大坪晶の挑戦を感じていただけることでしょう。
また、会期中には写真家・写真研究家である立花常雄氏をゲストに招き、「言葉と写真」をテーマにトークイベントを開催いたします。こちらも必見です。皆様のお越しをお待ちしております。 
 
Remembrance of Names”
Akira Otsubo, has been presenting works by two or group show, now opens a solo show here at Bloom Gallery. This time, along with the successive collage and photo works, she displays installation works composed with photo and object materials collected in and oversea countries. At showroom, 3 large-sized portrait photo collage works, once displayed at this year’s Emon Award Grand Prize Exhibition in Tokyo, make the debut in Kansai area.
It is said that in case one recalls a past experience, its memory data is not always stored in brain, but that every time one recalls, a connection of neuron is newly formed and the memory is re-fixed.
As indicated in the show title “Remembrance of Names”, this time, Akira Otsubo tackles to dissolve record / photograph and reorganize them in space on a key word ‘Pictorial Dictionary Proper Noun’. Appreciators will surely sense her aggressive attitude to capture and depict a place where history and personal memory
intersect.
During the period, Tsuneo Tachibana, photographer and photo researcher, will be invited and hold a talk show with a theme of “Word and Photography”.
 
 
《作家コメント》
 
図鑑の目的は、種の同定にあり、分類学(taxonomy)から派生した類型学(typology)を基礎としています。類型学は物質をその特質・特性によって分類し類型を用いて、個体を全体的に把握しようとする方法論であり、まず発達したのが植物学です。ヨーロッパにおいて、大航海時代にプラントハンターがアメリカ大陸やアジア各地(植民地)に派遣され、珍しい植物の種子を採取し自国に持ちかえりました。それらの種に体系的に名を付け、分類体系を築こうとしたのがリンネ(Linne, Carl von, 1707-78)です。現在の生物の学名は、リンネの考え方に従う形で、国際的な命名規約に基づいて決定されています。
今回、生物の固有名詞(体系化/歴史)を解体し、意訳し再解釈してゆく過程で生まれた彫刻やインスタレーション作品を制作しました。コロニアル的なタイポロジー(類型)を解体し再構築することで、切断されてゆく世界から、新たな集合的記憶の場を作りあげたいと考えています。
 
大坪晶
 
■展覧会情報
大坪晶 " Remembrance of Names "
会期:2017年11月29日(水) - 12月23日(土)
会場:BLOOM GALLERY、SHOWROOM
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■イベント情報
 
トークイベント 大坪晶(本展作家)×立花常雄(写真家)
 
日時:12月9日(土) 16:00-17:30
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
参加費:1000円(予約優先、drink付)
予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。
 
 
■アーティストプロフィール
 
大坪晶 | Akira Otsubo
 
2002年に京都文教大学 臨床心理学科を卒業後、2011年に東京藝術大学 先端芸術表現科専攻修士課程を修了。2013年にチェコ共和国国費留学生として、プラハ工芸美術大学(AAAD)写真学科専攻修士課程を修了。
受賞歴として2017年 6th EMON AWARD グランプリ、2016年 KYOTOGRAPIE KG+ public award受賞(KYOTO ART HOSTEL kumagusuku内 ozasahayashi_project) 、2015年 Nikon Salon 三木淳賞奨励賞 、2014年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 審査員特別賞(後藤繁雄選)、2010年 天王寺Mio 写真奨励賞 審査員 特別賞(森村泰昌選)。 2017年9月から2018年1月まで愛知県立芸術大学 アーティストインレジデンスに招聘され滞在制作を行っている。
 
 
■トークイベント ゲストプロフィール
 
立花常雄 | Tsuneo Tachibana
 
1967年奈良県生まれ
1997年三重大学院人文社会科学研究科修士課程修了(人文学修士)
専門は地域文化論、写真論、写真史 写真制作をおこなうとともに大学、専門学校等で写真論、写真史などを教えている。大阪芸術大学客員准教授。
現在、写真とアーカイブの観点からなる大阪南河内地域の地誌編纂の可能性の研究を進めている。
 

on 2017.10.7

NEWS:上野王香 Ouka Ueno " Tomboloプロジェクト " @ 阪急うめだ本店10Souq

  上野王香が英国フェア期間中にTomboloプロジェクトに参加します。
 

 
■イベント情報
”Tombolo プロジェクト”
会期:2017年10月11日(水) - 17日(火) 最終日は17時終わり
会場: 阪急うめだ本店10階『うめだスーク』中央街区No6 .No7
   ( 大阪府大阪市北区角田町8番7号)
※入場無料
 
■参加アーティスト
Abigail Brown、Brandy Nicole、木工房 千舟、蓮沼千紘、窪山洋子、Lush Designs、MATATABI、Mind the Cork、Naomi Ryder、Natsumi Zama、nekonopesca、Ouka UENO、ポッテンバーントーキー、 Satoshi Dáte、 Terri Leahy
 
■イベント概要
阪急うめだ本店で開催される英国フェア期間中、10FSouqにて英国人・日本人クリエイター14人がコラボし、展示販売する企画。
アート、写真、絵本、服、アクセサリー、ニット作品、キッチン家具、ぬいぐるみ、オブジェ、雑貨など展示します

 
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二つの国を繋げる道が海にひらかれる
私たちはそれぞれの環境を起点に
隔たりを越えた場所で結ばれる

伝統や文化を尊重し合い、それを分かち合うグローバリズムを━

イギリスと日本のクリエイターを結び、アートの世界で言語を超えた繋がりを追求するプロジェクト。今回は文化の違うクリエイターがタッグを組み、パートナーに自分のインスピレーションの源を紹介し、それを元に作品制作を試る。

トンボロとは・・・普段は海によって隔てられている陸地と島が、干潮時に干上がった海底で繋がる現象


■インスタグラム
Instagram.com/__tombolo__

 

on 2017.10.1

EXHIBITION:
内倉真一郎  " PORTRAIT  "


10月-11月の展覧会:
内倉真一郎「PORTRAIT」
 
2017年10月21日(土) - 11月18日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイント制

 
▼3つの関連イベントを開催!
・内倉真一郎×小林美香(写真研究者)トークイベント:10月21日(土)16:00〜
・レセプション:10月21日(土) 18:00〜
・濱口栄(SHASEN校長)×窪山洋子(ギャラリスト)×学生トークイベント:10月22日(日)13:00〜
 
 

 

ブルームギャラリーは、10 月21日(土)より内倉真一郎写真展「PORTRAIT」を開催します。
 
1981年生まれの内倉真一郎は、宮崎県延岡市で写真館を営む両親の元で育ちました。高校
卒業後、大阪の専門学校で写真を学び、上京。コマーシャルスタジオでの勤務を経て、2008年に地元宮崎に活動拠点を移しました。現在は、写真館の二代目として家業を継ぎながら、作家としても精力的に作品を発表し続け、国内外での賞を多数受賞するなど、今注目されている新進気鋭の若手作家です。
 
本展では、2008 年以降に内倉の地元である宮崎で撮影された5 つのシリーズに注目し、「PORTRAIT」という切り口から各シリーズを紹介する中で、内倉真一郎の魅力に迫っていきたいと思います。
 
また、会期初日の10 月21 日には写真研究者の小林美香氏をゲストに招いたトークイベントも開催!!皆様のお越しをお待ちしております。
 
 
《作家コメント》
 
僕は小さな町の写真館で育った。
幼少期の遊び道具は、スタジオの機材だったりする。
高校を卒業後は、何れ実家の写真館を継ぐだろうと、
あまり深く考えないままに大阪の写真専門学校で嫌々ながら写真を学んでいた。
写真なんて興味がないと思っていたが、気づけば心斎橋や天王寺のホームレスに眼を向け
ている自分がいた。
都市のストリートスナップを撮影しては現像とプリントを繰り返す日々。
写真の楽しさに気づいたのがこの時期である。
卒業後は、六本木のコマーシャルスタジオで勤務しながら相変わらず僕はストリートを撮
り続けていた。今度は新宿に眼が行き、都市の殺伐しさや孤独感、閉鎖感をカメラを叩き
つけるような気分で撮り続けた。
ある日、母からの電話で決断する。
僕は宮崎に戻り、家業の写真館二代目になると。
それと同時に最後の新宿ストリートスナップしようと決意した。
 
2008 年、地元宮崎に戻ってからも僕は相変わらず暇を見つけては作品のことを考えていた。
距離的にも、もう簡単に新宿に行けるわけではない。
僕の人生にはもう写真がなくなるのだろうか?と、少し考える日々が続いた。
ある日、真っ白な壁に立ちすくんでいる少年を見かけた。
その少年には光が突き刺さるように当たっており、
それを見た瞬間に、僕は何の迷いもなくポートレートを撮り始めた。
背景に大都市がないだけで、僕の気持ちは何ら変わりはなかった。
そう、パリ、NY、無人島、どこにいようが作品は撮れると再確認したのだ。
そこからはもう迷いはなく、溜まっていた感情を作品に一気に叩きつける日々が続いた。
地方にいる僕は誰にも負けないコンディションでただ一人写真に向き合っている。
今回の個展「PORTRAIT」は、僕が宮崎に戻った2008 年からの作品の集大成であり、始
まりでもある。
メインギャラリーでは「人間図鑑」と「肖像」の最新作、併設するショールームでは「佳
子」「犬の戦士団」「BABY」の3 シリーズが並ぶ。
宮崎に戻ってから撮影したこれらのシリーズは、どれも僕の分身のような作品達である。
                           内倉真一郎
 
■展覧会情報
内倉真一郎 " PORTRAIT "
会期:2017年10月21日(土) - 11月18日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■イベント情報
 
トークイベント 内倉真一郎(本展作家)×小林美香(写真研究者)
 
日時:10月21日(土) 16:00〜17:30
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
参加費:1000円(予約優先、drink付)
予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。
 
レセプション
日時:10月21日(土) 18:00〜
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
予約:予約不要、参加費無料

 

トークイベント 濱口栄(SHASEN校長)×窪山洋子(ギャラリスト)×学生
日時:10月22日(日) 13:00〜15:00
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
参加費:800円(予約優先、drink付)、学生証提示で無料。
予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。

 

 

 

■アーティストプロフィール
 
内倉真一郎 | Shinichiro Uchikura
 
1981年宮崎県延岡市生まれ。
日本写真映像専門学校研究課卒業後、 六本木ART PLAZAコマーシャルスタジオにて3年間勤務。その後、東京にて3年間独立。2008年より宮崎県延岡市にて写真作家活動を行う。
 
[個展]
2017年  "the 2nd Ningbo International Photography Week "「BABY」展(中国)
2017年 KG+Award「BABY」展
2016年 新宿コニカミノルタGalleyプラザA「犬の戦士団」展
2016年 KG+「犬の戦士団」展
2016年 綠光+marüte「分離と融合」展(台湾台中市)
2015年 Gallery Main 「佳子」展
2008年 Nikon Juna21「Para Site」展  新宿Nikonサロン、大阪Nikonサロン

[主なグループ展]
2017年   BLOOM GALLERYコレクション"花咲"(わらう)展
2017年   清里フォトアートミュージアム「YP」展
2017年 「wonderfotoday」(台湾台北)
2015年 「fotofever artfair」 Carrousel du Louvre Paris 出展
2014年 清里フォトアートミュージアム開館20周年記念 " 原点を、永遠に。展" / 東京都写真美術館
2014年 写真評論家:清水穣企画展「showcase #3 日本の肖像Japanese Portraits」eN artsギャラリー

[美術館コレクション]
2016年、2012年、2008年、2003年、2002年 
清里フォトアートミュージアムヤングポートフォリオ作品パーマネントコレクション
合計19点作品所蔵
 
[主な受賞歴]
2016年 コニカミノルタフォトプレミオ入賞
2013年 Canon写真新世紀[第36回公募]佳作
2011年 Canon写真新世紀[第36回公募]佳作
2010年 Canon写真新世紀[第36回公募]佳作
2008年 Nikon Juna21受賞
その他、多数の賞を受賞。

作家ホームページはこちら

 

on 2017.9.5

NEWS:内倉真一郎 / Shinichiro Uchikura 
"the 2nd Ningbo International Photography Week"


内倉真一郎が中国で開催される「第2回寧波市国際写真週間」に参加します。
 

 
■展覧会情報
" the 2nd Ningbo International Photography Week "
会期:2017年9月9日(土)-17日(日)
会場:宁波市东钱湖旅游度假区环湖南路555号(随风社区旁)555 huanhu south road,
キュレーター:Joanna Fu 傅尔得氏
展示作家:台湾写真家 Ho Pei-Ling/ニュージランド写真家Niki Boon/日本写真家Shinichiro Uchikura の3名による展示。 
 
詳しくはこちら

on 2017.9.2

WORKSHOP:写真家:林 直 氏に学ぶ 
『美しくモノクロプリントを仕上げるワークショップ(銀塩写真編)』


 
会場:BLOOM GALLERY内 暗室
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約制

 

© Tadashi Hayashi "みつめる写真舘より"

 
ブルームギャラリーでは写真家:林 直氏による少人数制ファインプリントワークショップ「美しくモノクロプリントを仕上げるワークショップ(銀塩写真編)」を開催します。
 
講師の林 直さんは、作家活動をする一方で、京都造型芸術大学講師、京都国立近代美術館客員研究員を経験し、現在は家業である写真館を営むほか、大阪芸術大学、同志社女子大学、ニコンカレッジ等で講師を兼務。大学ではモノクロプリントの講師などもされています。
 
9月にブルームギャラリーで開催する林直写真展「きおくの記録」の関連イベントである本ワークショップでは、参加者により実践的なことを学んでいただくために、定員4 名の少人数で暗室ワークを実施します。1人1人の好みのプリント仕上がりを聞き、個々のレベルに合わせた適切なアドバイスをいたします。また、他の参加者のプリントワークを見る中で、ファインプリントを焼くコツやテクニックなどをまとめて学べることも、このグループワークの魅力です。
 
作家としてご自身のプリントのクオリティをあげたい方、理想のプリントを目指すうえでアドバイスが欲しい方などに特にオススメのワークショップです。
皆様のご参加をお待ちしております。
 
 
<講師 プロフィール>
林 直
Hayashi Tadashi
 
1967年京都府にて写真館を営む両親のもとに生まれる。大阪芸術大学芸術
学部写真学科を卒業後「東川町国際写真フェスティバル」の企画会社に入社。
退社ののち帰郷し家業を継ぐ。京都造形芸術大学講師、京都国立近代美術
館客員研究員を経験し、現在は家業のほか、大阪芸術大学、同志社女子大学、
ニコンカレッジで講師を兼務。
 

《 林直氏に学ぶ『美しくモノクロプリントを仕上げるワークショップ(銀塩写真編)』》
 
◎日時:2017.9.17(日)12:00-16:00(途中休憩あり)
→台風で中止となったため、開催日が10.8(日)に変更となりました。
 
◎講師:林直(写真家)
 
◎対象:
既に暗室経験がある方(1 人でプリント作業ができる方)、
当日プリントしたいネガと印画紙をご用意いただける方、
作家としてご自身のプリントのクオリティをあげたい方、
理想のプリントを目指すうえで具体的なアドバイスが欲しい方 など
 
◎定員:4 名(先着順)→残り1名
 
◎料金:12,000 円
料金に暗室利用費、薬品代を含みます。
※現像剤:マイペーパーディベロッパー、定着剤:マイフィクサーを使用)
※印画紙は各自でご持参ください。
 
◎持ちもの:
・現像済のモノクロネガ
・大四切以下の印画紙(バライタ、RC 問わず、好みの印画紙をご用意ください)
・ご自身が目指すテイストに近いお手本となる写真や写真集、資料など(任意)
・これまでプリントした作品(任意)
 
◎予約方法:電話(06-6829-6937)または 参加フォームよりお申込みください。
 
◎当日の流れ:(参考スケジュール)
 
12:00-15:00(途中休憩あり)
    ↓
 
参加者が持参した作品やお手本となる資料を見ながら、それぞれのプリントの方向性を決めていきます。また、林さんのプリントワークを見ながらファインプリントを焼く基本的な知識とコツを学びます。その後はプリントの実践!!林さんと参加者が一緒に暗室に入り、直接アドバイスを受けることで、それぞれの理想とするプリントに近づけるようにプリントを仕上げていきます。(参加者全員で暗室に入りますので他の人のプリントアドバイスもご覧いただけます。) 
 
    ↓
15:00-16:00
水洗時間。
    ↓

水洗している時間は質疑応答の時間を設けます。プリントテクニックや林さんの作品づくりの話など自由に質問してください。
 
※タイムスケジュールは目安となります。実際は参加されるメンバーのご希望に合わせたカリキュラムとなります。

 

on 2017.9.1

EXHIBITION:
林 直 写真展  " きおくの記録  "


9月-10月の展覧会:
林 直 写真展「きおくの記録」
 
2017年9月13日(水) - 10月7日(土)
会場:ブルームギャラリー
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
▼3つの関連イベントを開催!
・レセプション:9月16日(土) 18:00〜
・モノクロファインプリントワークショップ:9月17日(日)12:00〜
・林直×大坪晶トークイベント 参加費:9月29日(金)19:00〜
 

 

 ブルームギャラリーは、2017 年9 月13 日(水)より、林 直 写真展『きおくの記録』を開催します。
 
林 直は2015年にブルームギャラリーで個展「みつめる写真舘」を開催、その後2016年にはアートフェア「ART OSAKA 2016」で新シリーズを披露するなど、精力的に作品制作に取り組んできました。一方で、地元の京都府木津川市との関わりも深く、隔年で開催されている「木津川アート」に2010年から出展するなど、家業の写真館を営むだけでなく、長きに渡り地元の木津川周辺の風景と向き合い、写真を撮り続けています。
本展では、林直が現在取り組む新シリーズをお披露するだけでなく、これまで発表してきた「いつみきとてか」シリーズや「みつめる写真舘」シリーズなど、本展のタイトルでもある『きおくの記録』という視点から、過去・現在・未来といった時間軸を巡ってくなかで、作家が重きを置く『記憶』と『記録』の関係性について、あらためて探っていきたいと思います。
皆様のご来廊をお待ちしております。
 
《作家コメント》
写真はそれを眺めるときの状況や心の居場所により、伝える内容を変えることがある。
私が撮影したときに感じたことはシンプルに磨かれ、新たな解釈が加わり、その姿を変えていく。
どれもが正しくも見え、どこにも正解はないようにも見える。
ときに暗室の引伸機から投影されるネガ像と向き合い、あるときは何度となくプリントされた写真と向き合い、さらには壁にかけられた作品として向き合い、またその繰り返しを続ける。
正体の定まらないいくつもの記憶が、私にまた問いかけてくる。     林 直
 
■展覧会情報
林 直 写真展 " きおくの記録 "
会期:2017年9月13日(水) - 10月7日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
営業日:水曜日から土曜日 11:00 - 19:00

※その他の日月火曜日はアポイントメント制

 
■イベント情報
レセプション
日時:9月16日(土) 18:00〜20:00
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
予約:事前予約不要、参加費無料

 

モノクロファインプリントワークショップ
日時:9月17日(日) 12:00〜16:00
会場:BLOOM GALLERY (DARKROOM)
参加費:12,000円
定員:4名
▶林直暗室ワークショップはこちら

 

トークイベント 林直(本展作家)×大坪晶(美術家)
日時:9月29日(金) 19:00〜20:30
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM内)
参加費:800円(予約優先、1drink付)
予約:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。

 

■アーティストプロフィール
林 直 | Tadashi Hayashi
 
1967年京都府にて写真館を営む両親のもとに生まれる。大阪芸術大学芸術
学部写真学科を卒業後「東川町国際写真フェスティバル」の企画会社に入社。
退社ののち帰郷し家業を継ぐ。京都造形芸術大学講師、京都国立近代美術
館客員研究員を経験し、現在は家業のほか、大阪芸術大学、同志社女子大学、
ニコンカレッジで講師を兼務。
 
[主な展覧会]
1998 個展「 いつみきとてか 」(コニカプラザ・東京)
1998 個展「 いつみきとてか 」(コニカプラザ・札幌)
1999 個展「 いつみきとてか 」(コニカプラザ・大阪)
2000 企画展「 新鋭展 それぞれのMAHOROBA 」(奈良市写真美術館・奈良)
2006 個展「 いつみきとてか… その後 」(prinz・京都)
2007 個展「 いつみきとてか… その後 」(ぎゃらりーきょうばて・奈良)
2008 個展「 みつめる写真舘」(Port Gallery T・大阪)
2015 個展「みつめる写真舘」(ブルームギャラリー・大阪)
2015 個展「みつめる写真舘」(ギャラリー猫亀屋)
2015 個展「みつめる写真舘」(247フォトグラフィ・ルーニィ)
 
[主な出版物]
写真集「みつめる写真舘」(冬青社刊、2015 )
 
林 直 ホームページはこちら

on 2017.8.15

NEWS:「みせる・かざる・のこす」キャンペーンを実施します!!


作品を「みせる・かざる・のこす」ための専門商品がお得に買えます。
 
 

ピナザンガロ社(サンフランシスコ)のポートフォリオブック紹介ビデオ
画像をクリックすると映像がスタートします。

 
ブルームギャラリーは写真専門ギャラリーとして培った知識やノウハウを活かし、2017年よりギャラリーに併設するショールーム&ストアにて、作品のプレゼンテーションや展示、保存のための専門商品を取扱っております。、また専門スタッフによる額装の提案や作品保存の個別相談なども承っております。
 
今回、ブリューワーカンテルモ社(ニューヨーク)、ピナ ザンガロ社(サンフランシスコ)、COSMOS社(東京)のポートフォリオブック取扱開始を記念して、作品を「みせる」「かざる」「のこす」ための商品を対象としたお得なキャンペーンを実施します。 
 

キャンペーン期間:2017年8月16日(水)〜9月30日(土)

 

対象商品:
 
・プレゼンテーション用ポートフォリオブックのリフィル ▶10〜15%OFF
 (ブリューワーカンテルモ社、ピナザンガロ社、COSMOS社)
 
・額装用品
 マット加工 ▶ 10%OFF(特殊マットは対象外) 
 レンタルフレーム+マット加工 ▶ 通常料金の15%OFF
 (フレームの貸出期間が2017年9月〜2018年2月までの方が対象)
 
・保存用品
 作品保存箱 10%OFF(既成サイズのみ、オーダーサイズは対象外)
 作品保存シート 10%OFF
 

 
また、関連イベントとして、基本的な知識が学べるワンコインレクチャーを実施。
レクチャー後に個別相談の時間も設けておりますので、興味のある回にぜひご参加ください。
 

 
2種類のワンポイントレクチャーを開催!!
 
▼こんな人にオススメ:
基本的な知識を学びたい方
将来的に展示を考えている方
作品の保存や保管にお困りの方
商品ごとの違いを知りたい方
作品のプレゼンテーションを行う写真家やデザイナー、スタイリスト、建築家など
 
《ポートフォリオブック、作品保存編》
開催日:2017年8月19日(土)、9月2日(土)、9月30日(土)
時間:11:00-12:00
定員:各回5名(予約優先)
参加費:500円
内容:ポートフォリオブックの選び方、リフィルの違い、見やすいブックづくり
   作品の保存と保管について、保存用品の紹介 など

ポートフォリオブック(カンテルモ社製品)


作品保存ボックス(大キャビネ1150円〜)


 
額装、作品加工編》
開催日:2017年8月19日(土)、9月2日(土)、9月30日(土)
時間:12:30-13:30
定員:各回5名(予約優先)
参加費:500円
内容:額装とは、額装の事例やサンプル紹介。額装を考えるうえでのポイント など 

木製フレームサンプル


作品加工サンプル


 
予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。
 

 
ワンコインレクチャー以外の日でも各種相談承ります。
予約なしでお越しいただいた場合、来客状況によって個別相談の時間を設けれない場合もございます。また、専門スタッフが不在の日もございますので、お手数ですが問い合わせフォームよりご予約のうえ、お越しください。
ぜひこの機会に様々な商品を知っていただく機会になれば幸いです。
皆様のお越しを心待ちにしております。

on 2017.8.1

EXHIBITION:
AOKI takamasa  " PHOTOGRAPHY / Bloom Gallery Collection展 "


8月-9月の展覧会:
AOKI takamasa「PHOTOGRAPHY / Bloom Gallery Collection展」
 
2017年8月16日(水) - 9月9日(土)
会場:ブルームギャラリー
水 - 土 11:00-19:00 
日月火 アポイントメント(予約制)
 
▼関連イベントとして、AOKI takamasaトーク&スライドイベントを開催!
開催日:9月1日(金) 19:00〜
参加費:1000円(予約優先、1drink付)
 

PHOTOGRAPHY(2012)より 

PHOTOGRAPHY(2014)より 

 ART OSAKA 2016より

 
ブルームギャラリーは、2017 年8 月16 日(水)より、AOKI takamasa『PHOTOGRAPHY / Bloom Gallery Collection展』を開催します。
 
AOKI takamasaは2012年と2014年にブルームギャラリーで個展「PHOTOGRAPHY」を開催、2016年にはアートフェア「ART OSAKA 2016」のPlus会場にて新作を披露しました。
本展では、各展覧会で発表した作品の中からセレクトした作品をまとめて紹介いたします。
会場で流れるBGMはART OSAKA 2016で発表したオリジナル音源となりますので、音楽とともにAOKI takamasaが表現する世界を空間全体で楽しんでいただければ幸いです。
会期中だけでなく、会期後も展示作品以外の取扱作品全てをご覧いただけます。お気軽にスタッフまでお声がけください。 
皆様のご来廊をお待ちしております。
 
 
■展覧会情報
AOKI takamasa" PHOTOGRAPHY / Bloom Gallery Collection展 "
会期:2017年8月16日(水) - 9月9日(土)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
水 - 土 13:00 - 19:00
日月火 アポイントメント(予約制)
 
■イベント情報
【AOKI takamasa トーク&スライドイベント】
 
日時:9月1日 19:00〜
会場:BLOOM GALLERY (SHOWROOM & STORE内)
参加費:1000円(予約優先、1drink付)
予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。

 
 
■アーティストプロフィール

AOKI takamasa
1976 年大阪府出身。大阪在住。
地球上で起こる物理的なものや人間そのものを含めた自然現象を、音や写真という媒体を通じて透徹した視点で写し出すアーティスト。
現在は大阪に拠点を置きながらも、楽曲制作やライブ活動など、国内外での活動が高く評価されている日本を代表する電子音楽家であり、写真家としても活動している。
 
AOKI takamasa ホームページはこちら

on 2017.7.25

INFOMATION:写真表現ラボ「Nagy」で『写真の魅せ方』講座を開催!!


神戸三ノ宮を拠点に活動する写真表現ラボ「Nagy」にて、ブルームギャラリーディレクターの窪山が『写真の魅せ方』講座を担当します。
 

前半は座学を行ないます。


後半はマット切りの実践。当日お持ち帰りいただけます。


 
Nagy主宰のキリコさんと相談しながら決めたオリジナルカリキュラムでは、 写真を飾る・展示するうえで必要な基本的な知識が学べる他、参加者の皆さんにマット制作の体験をしていただけます。初心者から展示経験者まで幅広く学んでいただけます。
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
開講日:全2日間
8/26(土) 12:30-16:30 @ポルトギャラリー(神戸)
9/24(日) 12:30-16:30 @ブルームギャラリー(大阪)
 
詳細はこちら( Nagy ホームページ )

on 2017.7.12

News:ポートフォリオブックの取扱を開始!!


ブリューワー カンテルモ社(ニューヨーク)、ピナ ザンガロ社(サンフランシスコ)、COSMOS社(東京)のポートフォリオブックをお買い求めいただけます。
 

ブリューワー カンテルモ社(ニューヨーク)の工房の様子

 
ブルームギャラリーでは、写真家やデザイナー、スタイリスト、建築家など、幅広いジャンルで使われているプレゼンテーション用ポートフォリオブックの取扱いを開始します。1928年から一貫してオーダーメイドの製品を世に送り出す「ブリューワー カンテルモ社(ニューヨーク)」、1989年設立以降スタイリッシュな製品を次々と開発し続ける「ピナ ザンガロ社(サンフランシスコ)」、そして、これら海外メーカーの日本代理店であり、自社でもポートフォリオだけでなくリフィルや保存袋の開発など日本製のオリジナル商品を開発し続けるCOSMOS社(東京)。この3社の商品を西日本エリア初の取扱店として販売をスタートさせます。
 
これまでオーダーメイドのポートフォリオブック制作は東京のCOSMOS社ででしかできませんでした。今後はブルームギャラリーのショールーム内でオーダーいただけます。素材やカラーサンプルをご覧いただきながら、商品のご説明と目的や予算に合わせたご提案をさせていただきます。
 
なお、取扱い開始記念として、9月までキャンペーンも実施いたします。
詳細は後日お知らせしますが、ぜひこの機会にお買い求めください。
 
 
《ブリューワー カンテルモ社(ニューヨーク)》

 

カラーサンプル多数ご用意してます。

 
 
《ピナ ザンガロ社(サンフランシスコ)》

 

ピナ ザンガロ社の素材サンプルご用意してます。

on 2017.7.11

New Item:オリジナルフレーム" B-FRAME "


ブルームギャラリーが企画したオリジナルフレームのご紹介
 
《B-FRAME アクリル製置型タイプ》

タテ型タイプ

 ヨコ型タイプ

 
《B-FRAME アルミフレーム壁掛けタイプ》

写真はゴールドのアルミフレーム


 

オプションでスタンドタイプに変更可能。 

 
ブルームギャラリーは「簡単にきれいに飾る」をコンセプトに2種類の2Lサイズのフレームを制作しました。
写真・版画・ポストカードなどを気軽に飾れるアクリル製置き型フレームは、大阪の職人さんとのコラボ商品、そして、ホワイト、ゴールド、ブロンズの3種類のアルミフレームは、写真フレームで人気のニールセン社(アメリカ)の金具を使用した日本製のアルミフレームを使用。アルミフレームは店舗限定で無料でマットをプレゼント。ご希望の方に穴あけサービスもしております(1カットは無料)。フレームに入れたい写真やハガキなどをご持参ください。
 
■B-FRAME アクリル製置型タイプ
 内寸:2Lサイズ 127×178mm
 種類:タテ型、ヨコ型の2種類 
 販売価格:¥5,500円(税抜) 
 
■B-FRAME アルミフレーム壁掛けタイプ:
 内寸:2Lサイズ 127×178mm
 カラー:ホワイト、ブロンズ、ゴールドの3種類
 販売価格:¥2,000円(税抜) 
 ※スタンドタイプは+400円(税抜)
 

on 2017.7.1

EXHIBITION:Chung-Soo KIM " a strange city "


7-8月の展覧会:
Chung-Soo KIM「a strange city」
 
2017年7月19日(水) - 8月4日(金)
会場:ブルームギャラリー
水 - 土 11:00-19:00 
日月火 アポイントメント(予約制)
※7月19日は来日しているKIM氏を迎えたレクチャー&ささやかなパーティーを開催!
 

 
ブルームギャラリーは、2017 年7 月19 日(水)より、韓国人アーティスト:金正洙(Chung-Soo KIM)による個展『a strange city』を開催します。
 
本展は、ゲストに共同企画者を迎え、国内外の作家を紹していくシリーズの第一回目となります。初回の共同企画者は展示作家の金正洙氏と交流が深く、2016 年にテグ・フォト・ビエンナーレの芸術監督を務めた写真家の吉川直哉氏。本展を通して金氏の作品や活動を紹介するだけでなく、海外での写真やアートシーン、教育など、様々な視点から来場者との交流が深まることを期待しております。皆様のご来場をお待ちしております。
 
 
■展覧会情報
Chung-Soo KIM " a strange city "
会期:2017年7月19日(水) - 8月4日(金)
会場:BLOOM GALLERY
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
水 - 土 13:00 - 19:00
日月火 アポイントメント(予約制)
 
■イベント情報
【レクチャー&レセプションパーティー】
展覧会初日に金正洙氏によるレクチャーとレセプションパーティーを行ないます。ご予約不要で参加費は無料ですので、お気軽にご参加ください。
※パーティーでの飲み物や食べ物の持ち寄りは大歓迎です!!
 
日時:2017年7月19日(水)19時〜21時
会場:BLOOM GALLERY
予約不要、参加費無料
当日は11:00 よりオープン、レクチャーとレセプションは19 時より予定しております。
 
■アーティストプロフィール
 

金正洙 Chung Soo, KIM
1958年生まれ。写真家。大邱芸術大学教授、学科長。大阪芸術大学写真学科、芸術専攻科卒業。慶星大学マルチメディア大学院(修士)、大邱大学造形大学院博士課程修了(博士)。日本と韓国ほかで展覧会多数。
▶金勝坤氏(写真評論)による金正洙作品の紹介文
 
■共同企画者プロフィール
 

吉川直哉 NaoyaYoshikawa
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、同大学院芸術文化研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修( サウスハンプトン大学客員研究員)。チビテララニエリセンター( イタリア) や秋吉台国際芸術村でアーティスト・イン・レジデンス。大理国際写真祭( 中国)、カサブランカ・ビエンナーレ( モロッコ) など招待。1998 年~ 15年間ミオ写真奨励賞・ MIO PHOTOOSAKA ディレクター。テグフォトビエンナーレ 2016 で日本人初の芸術監督。国内外で展覧会、ワークショップなど多数。
 

on 2017.6.21

EVENT:ギャラリーお披露目会&"花咲(わら)う"展レセプション


7月に新設するギャラリーのお披露目を兼ねたパーティーを開催します。
当日は現在開催中のコレクション展 "花咲(わら)う"に参加している内倉真一郎さん、大坪晶さん、林直さんなども参加される予定です。
 
■イベント情報
2017年7月9日(日) 16:00〜18:00
※当日は11:00-18:00まで特別営業いたします。
会場:ブルームギャラリー + ショールーム
予約不要、参加費無料
 
■現在開催中のコレクション展"花咲(わら)う"の詳細は こちら
 

photo by Yukari Sasaki


photo by Kirico


photo by Yukari Sasaki


 
▲写真は2017年6月19日に開催した壁づくりワークショップの様子。
 現在も完成に向けて準備中です。乞うご期待。

on 2017.6.1

EXHIBITION:コレクション展 "花咲(わら)う"


6-7月のショールームでの展示:
「花咲(わら)う」
 
2017年6月1日(木) - 7月15日(土)
会場:ブルームギャラリー + ショールーム
水 - 土 11:00-19:00 
日月火 アポイントメント(予約制)
※7月9日はお披露目会を兼ねたささやかなパーティーを開催!
 11:00-18:00まで特別営業しております。パーティーは16:00〜
 
 

© Otsubo Akira


© Uchikura Shinichiro


2017年6月1日(木)より、ブルームギャラリー内のショールームにてコレクション展「花咲(わら)う」を開催します。
 
5月末に9年目を迎え、7月にリニューアルするブルームギャラリー。
「花咲う」と題した本展では、ギャラリーディレクターと同世代の西日本ゆかりの作家のコレクション展を開催します。
 
これまで何度か紹介してきたAOKI takamasaや上野王香、大坪晶、林直、辺口芳典、西垣佳奈子、福山えみに加え、本展で初めて紹介する内倉真一郎が新作「baby」シリーズを披露するなど、それぞれ写真に対するアプローチは異なりますが、共通点をあげるとすれば、ものごとの本質を捉える思考の深さと冷静さを持ちながら、日常の何気ない光景の中に面白さと新しい見方を私たちにそっと教えてくれる、そんなさりげなさを持っているということでしょう。
 
今回タイトルに選んだ「花咲う」の「咲」は、本来は「わらう」という意味があります。本展でセレクトした作品を通して、来場者の顔が自然とほころぶ、そして新たな思考の芽が育まれる。そんな可能性が生まれる場になることを期待しております。新たな展開を迎えるブルームギャラリーのはじまりに相応しいメンバーが揃いました。皆様のご来場をお待ちしております。
 
なお、6月後半のギャラリー改装期間中はショールームも臨時休業となります。
7月よりギャラリー部分とショールームの両方での展示を予定しておりますのでご期待ください。詳細はホームページやSNSなどで随時お知らせさせていただきます。
 
 
■展覧会情報
"花咲(わら)う"
会期:2017年6月1日(木) - 7月15日(土)
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
水 - 土 13:00 - 19:00
日月火 アポイントメント(予約制)
 
■イベント情報 ※追加情報
ギャラリーリニューアルのお披露目も兼ねて"花咲(わら)う"に参加している作家を交えたささやかなパーティーを開催します。
参加費は無料ですのでお気軽にご参加ください。
日時:2017年7月9日(日)16時〜18時
会場:BLOOM GALLERY
予約不要、参加費無料

on 2017.4.28

EVENT:MANABI-BAR(店主:尾崎ゆり氏) 
『尾﨑さんに聞く"写真集ができるまで、そしてこれからについて"』


 
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 
写真家 尾崎ゆりさん初の写真集「88」がついに発売されました。出来立てホヤホヤの写真集のお披露目を兼ねて、MANABIBARでは、尾崎さん自らが店主となり、写真集について語ります。写真を始めて6年で出版することができたポイントの他、写真集「88」をテーマに、座談会スタイルでトークをしたいと思います。もちろん写真集もご用意しております。購入いただいた方はトークイベントの参加費が無料となりますので、少しお得なこの機会にぜひお買い求めください。そして、当日は特別ゲストも来られる予定ですのでこちらもお楽しみに。皆様のご参加を心待ちにしております。
 
- 写真集「88」について -
日本の中心から離れた場所、四国。1200年続く1400kmの巡礼、四国霊場88ヶ所、通称「お遍路」。88は人が修行によって消せることができる煩悩の数。弘法大師の足跡を追って、煩悩と同じ数の霊場を一つ一つ巡り、罪や心の痛みを一つ一つ取り除いていく。私の心の中に占めていた痛みも少しずつ消えていく。それを確かめるように、忘れないように写真に残す。巡礼の道は人生そのものかもしれない。今を生きているという実感をしながら、私はこの道の途中にいる。文:尾﨑ゆり
 
※写真集は ▶「shashasha」Online Store でも購入できます。
 
 《プロフィール》
尾崎 ゆり(おざき ゆり)
高知県出身、大阪在住の写真家。2010年より独学で写真を始める。主な個展に、12年『moments』(沢田マンションギャラリーroom38 / 高知)、13年『漂歩』(沢田マンションギャラリーroom38 / 高知)、15年『 瞬間(トキ)の呼吸』(gallery Main / 京都)。その他グループ展や海外出展など、現在も精力的に活動を行っている。
2017年4月に初の写真集となる「88」を出版。
▶作家ホームページはこちら
 

《 写真集完成お披露目『尾崎ゆりさんに聞く " 写真集ができるまで、そして これらからについて" 』
・開催日:5 月13日 (土) イベントは終了しました
・時間:18:00 - 19:30
・参加費:800 円(お茶とお菓子付)※パートナー会員は500円
     3888円(サイン付写真集とお茶・お菓子付)
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。

on 2017.4.21

EVENT:MANABI-BAR(店主:林直氏)
『珈琲愛好家 林直の"本日のこだわりコーヒーと新プロジェクトのお話"』


 
2017年5月より月1ペースで開催!!
 
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 

 
MANABI-BARで開催する月1イベント「 珈琲愛好家 林直の " 本日のこだわりコーヒーと新プロジェクトのお話 " 」は、珈琲を楽しむ会です。でも、それだけではありません。今回マスターを務められる写真家 林直さんは、2015年に人々の大切なものを撮影してまとめたシリーズ「みつめる写真舘」で作品集を制作されました。その後、2016年より続編のシリーズがスタートしております。現在制作中の作品は、長年使われた物や道具に残る使い手の痕跡に注目した、より被写体をクローズアップしたシリーズです。そして今回も「みつめる写真舘」と同様に制作にご協力いただける方(被写体)を探しています。当日は珈琲をこよ
なく愛する林さんが持参するオススメ豆をご用意。暗室でのプリント作業と同じように、林さんが丁寧にネルドリップで入れる珈琲をぜひお楽しみください。もちろん、珈琲を楽しみながら作品にまつわるお話をさせていただきます。
 
なお、このイベントは林さんが募集を終了するまで月1ペースで開催する予定です。
5月20日(土)より第一回目がスタート。
コーヒーを楽しみたい方、林直さんの話を聞きたい方、プロジェクトが気になる方、ぜひお越しください。
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
《プロフィール》
林 直(はやし ただし)
写真家。1967年京都府にて写真館を営む両親のもとに生まれる。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後「東川町国際写真フェ
スティバル」の企画会社に入社。退社ののち帰郷し家業を継ぐ。京都造形芸術大学講師、京都国立近代美術館客員研究員を経験
し、現在は家業のほか、大阪芸術大学、同志社女子大学、ニコンカレッジで講師を兼務。
▶作家ホームページはこちら
 

《 珈琲愛好家 林直の " 本日のこだわりコーヒーと新プロジェクトのお話 " 》
・開催日:
 5 月20日 (土)、6月25日(日)、7月22日(土)、8月以降の開催は後日掲載します。
・時間:14:00 - 15:30
・定員:8名
・参加費:800 円(本日のオススメコーヒー付)※パートナー会員は500円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。

on 2017.4.21

EVENT:MANABI-BAR(店主:吉川直哉氏) 
『写真の楽しみ方を知る会"フォトディレッタント"』


 
2017年5月より月1ペースで開催!!
 
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 


MANABI-BARで開催する月1イベント「フォトディレッタント」は、「写真の撮り方」は教えません(でもすこし教えるかも)。写真家、教育者、写真祭の芸術監督など様々な顔を持ち、国内外で活躍する吉川直哉さんがマスターとなり、「写真のおもしろさ」「写真の楽しみ方」を皆様と一緒に話したいと思います。これまで吉川さんが見て感じたこと、経験したこと、教科書などでは学べない写真話や経験談などが盛りだくさんあるでしょう。難しい写真論はさておき、写真に興味をもつ方にオススメです。少人数制のアットホームな場です。これまで写真ギャラリーに来たことがない方もお気軽にご参加ください。
5月17日(水)19時00分~より第1回目がスタート。
毎回ざっくりとしたテーマを設けておりますので、ご興味のある回にぜひご参加ください。
もちろん全日程参加の方やテーマを持ち込んでいただく方なども大歓迎です!!
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
《 photo dilletante テーマ 》
第1回(5/17)  写真は楽しい。写真は誰でも始められる。
第2回(6/14)  いい写真とは何か
第3回(7/12)  写真の学び方
第4回(8/30)  写真とお祭り(フェスティバル)
第5回(9/27)  撮る・みる・考える
第6回(10/25)  海外総決算。ダリ〜ピンヤオ〜ベネチア〜ベルリン
第7回(11/29)  テーマとコンセプト:何をどう表現するか。
 
以降のテーマは決まり次第お知らせいたします。
 
《 プロフィール 》

吉川 直哉(よしかわ なおや)
写真家。大阪芸術大学写真学科卒業、同大学院芸術文化研究科修了。文化庁派遣芸術家在外研修(サウスハンプトン大学客員研究員)。チビテララニエリセンター(イタリア)や秋吉台国際芸術村でアーティスト・イン・レジデンス。大理国際写真祭(中国)、カサブランカ・ビエンナーレ(モロッコ)など招待。1998年~15年間ミオ写真奨励賞・ MIO PHOTOOSAKA ディレクター。テグフォトビエンナーレ 2016 で日本人初の芸術監督。国内外で展覧会、ワークショップなど多数

 

《 photo dilletante #07 》「 テーマとコンセプト:何をどう表現するか。」
・会期:11月29日(水)   満席になりました。ご予約ありがとうございました!
・時間:19:00 - 20:30
・定員:8 名
・参加費:2500 円(お茶付)※パートナー会員は2000円
・持ち物:特になし
・予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。
 

on 2017.4.20

EVENT:WORK SHOP
『柿島貴志さんに学ぶ"写真額装ワークショップ"』


 
会場:BLOOM GALLERY内 ショールーム
〒532-0025 大阪府大阪市淀川区新北野1-11-23 ハイム北野B103
Tel:06-6829-6937
有料イベント、予約優先
 

 
ブルームギャラリーでは、5月14日(日)12時30分より写真額装ワークショップを開催します。
講師を務めていただくのは、東京 中目黒にある POETIC SCAPE代表の柿島貴志さん。
ギャラリストとして活躍される一方で、作家の展示コーディネートや写真の額装といった、作品を「飾る」「楽しむ」ことを広める活動を精力的に行い、多くの作家さんやコレクターさんからも頼られている存在です。その柿島さんが大阪に来られる、ということで企画した写真額装ワークショプでは、柿島さんがこれまで手がけてきた色々な額装の実例やサンプルを見ながら額装の知識や楽しみ方を学んだうえで、実際に参加者の皆さんが持参し写真を使って額装コーディネートの体験をしていただきます。
大阪で柿島さんから直接話を聞ける貴重な機会ですので、ご興味がある方はぜひご参加ください!!
皆様のご参加を心待ちにしております。
 
《プロフィール》
柿島 貴志(かきしま たかし)
英国Kent Institute of Art and Design(現UCA)ビジュアルコミュニケーション学科写真コース卒。帰国後はIT企業、フォトエージェンシー、インテリアアート企業を経て2007年に独立。以降写真展の企画、作品販売を始める。現在は2011年に東京中目黒に開廊したギャラリー POETIC SCAPEのディレクターを務める傍ら、写真作品の額装なども行っている。
 

《 写真額装ワークショップ 》
・会期:5 月14日 (日)  イベントは終了しました
・時間:12:30 - 14:30
・定員:10 名
・参加費:3000 円(お茶付)
・持ち物:コーディネート体験用写真(A4サイズ以下)
・予約方法:電話(06-6829-6937)または参加フォームよりお申込みください。